スピカ

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スピカ
Spica
仮符号・別名 おとめ座α星[1]
星座 おとめ座
視等級 (V) 1.04[1]
変光星型 ケフェウス座β型変光星[1]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α) 13h 25m 11.57937s[1]
赤緯 (Dec, δ) -11° 09′ 40.7501″[1]
赤方偏移 0.000003[1]
視線速度 (Rv) 1.0km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: -42.35 ミリ秒/年[1]
赤緯: -30.67 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 13.06± 0.70ミリ秒[1]
距離 249.62 ± 14.14光年[注 1]
(76.57 ± 4.34パーセク)[注 1]
絶対等級 (MV) -3.380[注 2]
物理的性質
半径 7.8/4.0 R
質量 11/7 M
スペクトル分類 B1III-IV+[1]/B2V
光度 13,400/1,700 L
表面温度 22,400/18,500 K
色指数 (B-V) -0.23[2]
色指数 (U-B) -0.93[2]
別名称
別名称
真珠星
Azimech, 角宿一
Alaraph, Dana
おとめ座67番星[1]
BD -10 3672[1], FK5 498[1]
HD 116658[1], HIP 65474[1]
HR 5056[1], SAO 157923[1]
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スピカ(Spica)は、おとめ座α星おとめ座で最も明るい恒星で全天21の1等星の1つ。春の夜に青白く輝く。

概要[編集]

スピカを見つける簡単な方法は、北斗七星の取っ手の部分からうしかい座アークトゥルスまでの長さを同じ分だけ伸ばした所にある。なお、この線を春の大曲線という。

特徴[編集]

連星二重星を伴う四重分光連星の主星と伴星からなる五重連星[3])である。

また、変光星ケフェウス座β型変光星)でもある。

観測など[編集]

スピカは秋分点の近くにある1等星であるため、しばしば歳差運動の観測に利用されてきた。古代ギリシャの天文学者ヒッパルコスはスピカの位置を観測することで初めて分点の歳差運動を発見した。テーベの神殿は紀元前3200年前に建てられた時、スピカの方向を向いていた。時代を経るにつれてその歳差運動により、神殿の建設された頃の方位からスピカの方向が異なっていたのである。のちの時代の天文学者コペルニクスも、歳差運動の研究のために、手製の望遠鏡でスピカを何度も観測している。

名称[編集]

学名はα Virginis(略称はα Vir)。おとめ座の女神が持つ稲穂の先の位置にあり、スピカの名称もラテン語の穂先に由来する。原義は「(穂先のように)尖ったもの」の意で、英語のスパイクSpike)と同根。その美しさから、日本では「真珠星[4]」の和名を持つ。中国では「角」と呼ばれている。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算(誤差も同様)、光年はパーセク×3.26より計算。各有効桁小数第2位
  2. ^ 視等級 + 5 + 5×log(年周視差(秒))より計算。有効桁小数第3位

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s SIMBAD Astronomical Database”. Results for V* alf Vir. 2013年1月18日閲覧。
  2. ^ a b イェール輝星目録第5版
  3. ^ [1]
  4. ^ 春から夏にかけて、火星観望のチャンス!

関連項目[編集]