ヤギ亜科
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アイベックス Capra ibex
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| 属 | ||||||||||||||||||||||||
ヤギ亜科(ヤギあか、Caprinae)は、動物界脊索動物門哺乳綱ウシ目(偶蹄目)ウシ科に属する亜科。
目次 |
[編集] 分布
アフリカ大陸北部、北アメリカ大陸、ユーラシア大陸、インドネシア(スマトラ島)、日本[1][2][3][4]
[編集] 形態
体型は頑丈[2]。頸部は短い[2]。尾は短く、先端の体毛も房状に伸長しない[2]。全身は長い体毛で被われるが、一部が伸長し髭状や鬣状になる種が多い[2]。
多くの種で雌雄共に角があり、角の形状による性的二型が小さい[2]。四肢は頑丈[2]。蹄は短く、左右の蹄が皮膚膜で繋がる[2]。乳頭の数は2個か4個[2]。
[編集] 分類
亜科内ではカモシカ属、ゴーラル属、シャモア属、シロイワヤギ属が原始的だと考えられている[1][2]。
バーバリーシープ属 Ammotragus
- Ammotragus lervia バーバリーシープ Barbary sheep
ターキン属 Budorcas
- Capra aegagrus パサン Wild goat
- Capra caucasica カフカスアイベックス West Caucasian tur
- Capra cylindricornis カフカスツール East Caucasian tur
- Capra falconeri マーコール Markhor
- Capra ibex アイベックス Ibex(亜種を独立種とする説もあり)
- Capricornis crispus ニホンカモシカ Japanese serow
- Capricornis sumatraensis スマトラカモシカ Mainland serow
- Capricornis swinhoei タイワンカモシカ Taiwan serow(ニホンカモシカの亜種とする説もあり[2][4])
- Hemitragus hylocrius ニルギリタール Nilgiri tahr
- Hemitragus jayakari アラビアタール Arabian tahr
- Hemitragus jemlahicus ヒマラヤタール Himalayan tahr
- Nemorhaedus baileyi アカゴーラル Red goral(ゴーラルの亜種とする説もあり[2][4])
- Nemorhaedus caudatus オナガゴーラル Chinese goral
- Nemorhaedus goral ゴーラル Gray goral
シロイワヤギ属 Oreamnos
- Oreamnos americanus シロイワヤギ Mountain goat
ジャコウウシ属 Ovibos
- Ovis ammon アルガリ Argali
- Ovis canadensis ビッグホーン Bighorn sheep
- Ovis dalli ドールビッグホーン Dall's bighorn(ビッグホーンに含む説もあり[2])
- Ovis musimon ムフロン Mouflon(アジアムフロンの亜種とする説もあり[2][3])
- Ovis nivicola シベリアビッグホーン Siberian bighorn(ビッグホーンに含む説もあり[2])
- Ovis orientalis アジアムフロン Red sheep
- Ovis vignei ウリアル Urial(アジアムフロンの亜種とする説もあり[2][3])
チルー属 Pantholops
- Pseudois nayaur バーラル Blue sheep
- Pseudois schaeferi コビトバーラル Dwarf blue sheep
シャモア属 Rupicapra
サイガ属 Saiga
- Saiga tatarica サイガ Saiga antelope
[編集] 生態
食性は植物食で、草や木の葉、芽、樹皮、果実などを食べる[2][3][4]。
繁殖形態は胎生。1回に1-2頭の幼獣を産む。
[編集] 人間との関係
アジアムフロンやムフロンが家畜化されヒツジ、パサンが家畜化されヤギになったと考えられている[1][2][3]。
開発による生息地の破壊、毛皮や食用、角目的の乱獲、家畜との競合や交雑により生息数は減少している種もいる[3][4]。
[編集] 画像
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- ^ a b c 今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編 『動物大百科4 大型草食獣』、平凡社、1986年、147、149頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 今泉吉典監修 『世界の動物 分類と飼育7 (偶蹄目III)』、東京動物園協会、1988年、86-122頁。
- ^ a b c d e f 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』、講談社、2000年、36-41、155-161頁。
- ^ a b c d e 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』、講談社、2000年、51-53、157-159頁。