ターキン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ターキン
ターキン
ターキン Budorcas taxicolor
保全状況評価
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 VU.svgワシントン条約附属書II類
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ウシ目 Artiodactyla
亜目 : 反芻亜目 Ruminantia
: ウシ科 Bovidae
亜科 : ヤギ亜科 Caprinae
: ジャコウウシ族 Ovibovini
: ターキン属 Budorcas
Hodgson, 1850
: ターキン B. taxicolor
学名
Budorcas taxicolor
Hodgson, 1850
和名
ターキン
英名
Takin

ターキンBudorcas taxicolor)は、動物界脊索動物門哺乳綱ウシ目(偶蹄目)ウシ科ターキン属に分類される偶蹄類。本種のみでターキン属を形成する。

分布[編集]

インド北東部、中華人民共和国四川省チベット自治区)、ブータンミャンマー北部

形態[編集]

体長100-237cm。尾長7-12cm。肩高68-140cm。体重はオス150-400kg、メス250kg。メスよりもオスの方が大型になる。分泌腺は退化しているが、全身から臭いを発する。全身は長い体毛で覆われるが、色彩は地域や個体による変異が大きい。喉の下は体毛が伸張する。

雌雄共に湾曲した太い角を持つ。角の長さは最大63.5cm。鼻面は長く、隆起する。鼻鏡は小型で、鼻孔は体毛で覆われる。四肢は太くて短い。

出産直後の幼獣は体重5-7kg。幼獣やメスの成獣は鼻の周囲のみ暗色だが、オスの成獣は顔全体が暗色。乳頭の数は4。

生態[編集]

標高1,000-4,000mにある森林などに生息し、タケやシャクナゲが密生した環境を好む。夏季には約300頭の大規模な群れを形成することもあるが、冬季には3-35頭の群れを形成し分散する。また冬季になると標高の低い森林へ移動する。

食性は植物食で、主に木の葉を食べる。

繁殖形態は胎生。妊娠期間は200-220日。2-4月に1回に1頭の幼獣を産む。生後30か月で性成熟する。

人間との関係[編集]

生息地では食用とされることもある。

開発による生息地の破壊、食用の乱獲などにより生息数は減少している。

参考文献[編集]


関連項目[編集]

外部リンク[編集]