ジャコウウシ

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?ジャコウウシ
ジャコウウシ
ジャコウウシ Ovibos moschatus
保全状態評価
LOWER RISK - Least Concern
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
ファイル:Status iucn2.3 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
亜綱 : 獣亜綱 Theria
: ウシ目 Artiodactyla
亜目 : ウシ亜目 Ruminantia
: ウシ科 Bovidae
亜科 : ヤギ亜科 Caprinae
: ジャコウウシ属 Ovibos
Blainville, 1816
: ジャコウウシ O. moschatus
学名
Ovibos moschatus
(Zimmermann, 1780)
和名
ジャコウウシ
英名
Muskox

ジャコウウシ(麝香牛、Ovibos moschatus)は、動物界脊索動物門哺乳綱ウシ目(偶蹄目)ウシ科ジャコウウシ属に分類されるヤギ。本種のみでジャコウウシ属を形成する。

目次

[編集] 分布

カナダ北部、デンマークグリーンランド)に自然分布。アメリカ合衆国アラスカ州)、スウェーデンノルウェーロシア北部等に移入。

[編集] 形態

体長170-230cm。肩高110-150cm。体重200-400kg。メスよりもオスの方が大型になる。全身は黒や灰色、褐色の長い毛で覆われ、厳しい寒さにも耐えられる。

オス、メス共に頭頂部を覆う湾曲した角を持つ。眼下部に臭腺(眼下腺)を持つ。属名はヒツジ属Ovisとウシ属Bosの複合語。

[編集] 亜種

  • Ovibos moschatus moschatus (Zimmermann, 1780)
  • Ovibos moschatus wardi Lydekker, 1900

[編集] 生態

ツンドラ地帯に生息する。夏季は単独もしくは小規模な群れを形成し水辺で生活するが、冬季になると100頭以上もの群れを形成する。オス同士では突進して角を突き合わせて激しく争う。外敵に襲われると幼体の周りを囲むようにして円陣を組み、外敵から幼体を守る。また、ブリザード発生時には見晴らしの良い高台に移動する事で、外敵の接近を事前に察知できるよう備える。

食性は植物食で、、ヤナギ等の木の果実地衣類等を食べる。

繁殖形態は胎生で、4-6月に1回に1頭の幼獣を産む。繁殖期にあたる7-9月になると眼下腺から匂いのある分泌液を出す。この行動が名前の由来で、種小名moschatusは「麝香の香りのする」の意。これは他のウシ科の構成種にも持つ種(ニホンカモシカ等)がいるため本種固有の特徴ではない。平均寿命は15年程だとされる。

[編集] 人間との関係

食用とされることもあり、皮は防寒具に利用されていた。また近年では、主に産毛がビクーニャに並ぶ超高級繊維として取引される。

食用や皮目的の乱獲により一時は生息数が激減した。現在は生息地で保護されている。

世界最長寿記録は日本にある日本カモシカセンターで飼育されていた個体で、23歳7ヶ月。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 参考文献

  • 『原色ワイド図鑑3 動物』、学習研究社、1984年、111頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 動物』、小学館、2002年、103頁。

[編集] 外部リンク