ベニコウジカビ
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ベニコウジカビ(紅麹黴、学名:Monascus purpureus)は糸状菌の一種である。この菌は古来から中国や台湾および沖縄において、紅酒や豆腐ようなどの発酵食品に利用されている。
また、近年では、この菌が生産する「モナコリンK(Monacolin K)」などが血清コレステロール降下や血圧降下といった作用を持つことが分かり、健康食品としても注目を集めている。さらに、この菌が生産する赤色色素(紅麹色素またはモナスカス色素と呼ばれる)も天然着色料として注目を集めており(主要成分はアンカフラビンおよびモナスコルブリン)、主にかまぼこなどの練り製品などに用いられている。
しかし、この菌と共に用いられる近縁種のM. ankaはシトリニン(Citrinin)という動物に対し毒性を有する物質を生産しており、シトリニンが製品に極微量ではあるが混入していることを懸念する声もある。このため、シトリニンを生産しないこれらの菌の選抜が行われている。
ちなみに、医薬品のロバスタチンは近縁種のM. rubberから発見されている。