ハンス・デーメルト

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ノーベル賞受賞者 ノーベル賞
受賞年:1989年
受賞部門:ノーベル物理学賞
受賞理由:イオントラップ法の開発

ハンス・デーメルト(Hans Georg Dehmelt, 1922年9月9日 – )はドイツゲルリッツ生まれのアメリカ人物理学者イオントラップ法英語版の開発者の一人で、ペニング・トラップ英語版[1]を開発した。ヴォルフガング・パウルとともに1989年度のノーベル物理学賞を受賞した。

彼は10歳の時に、奨学金をもらいながらベルリンGymnasium zum Grauen Klosterというラテンスクールに入学した。1940年に卒業してからはドイツ国防軍陸軍に奉仕した。1943年、軍からブレスラウ大学で物理学を学ぶことを命じられ。ここで1年間勉強した後、バルジの戦いに従軍した。

1946年、彼はアメリカ軍の捕虜収容所から解放され、ゲッティンゲン大学で研究に戻った。彼はここで、物々交換して修理した戦前の古いラジオを聴いていた。1948年に修士課程を修了し、1950年にゲッティンゲン大学より博士号を授与された。その後1952年にポスドク研究員としてデューク大学に招かれた。

1955年、彼はワシントン州シアトルワシントン大学で助手になり、1958年に助教授に、1961年に教授に昇進した。2002年10月に退官した。

彼はイルムガルト・ラッソウ(Irmgard Lassow)と一回目の結婚をし、長男ゲルト(Gerd)をもうけたが離婚した。後に実験物理学者であるDiana Dundoreと再婚した。

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脚注[編集]

  1. ^ en:Frans Michel Penningにちなんで命名された。