ドクツルタケ

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ドクツルタケ

Amanita virosa

Amanita virosa 02.jpg
分類
: 菌界 Fungus
: 担子菌門 Basidiomycota
: 菌じん綱 Hymenomycetes
: ハラタケ目 Agaricales
: テングタケ科 Amanitaceae
: テングタケ属 Amanita
: ドクツルタケ virosa
学名
Amanita virosa
和名
ドクツルタケ
英名
Destroying Angel

ドクツルタケ(毒鶴茸、Amanita virosa)はハラタケ目テングタケ科テングタケ属キノコ日本で見られる中では最も危険な部類の毒キノコであり注意を要する。シロコドク、テッポウタケの地方名がある。

目次

[編集] 特徴

北半球一帯に分布。初夏から広葉樹林及び針葉樹林の地上に生える。中から大型で、色はにはつばつぼ、そしてささくれがある。水酸化カリウム3パーセント液を傘につけると黄変する。胞子はほぼ球形。同じく猛毒のシロタマゴテングタケ (Amanita verna) とは、水酸化カリウム溶液につけても変色しないこと、柄にささくれが無いこと、小型であることなどから区別できる。

[編集] 有毒種

欧米では「死の天使」(Destroying Angel) という異名をもち、日本においてもこの死亡率の高さから、地方名でヤタラタケ、テッポウタケなどとも呼ばれる。また、同じく猛毒のシロタマゴテングタケタマゴテングタケとともに猛毒キノコ御三家と称される[1]ハラタケ科などの白い食用キノコと間違える可能性があるので注意が必要である。例えば、シロオオハラタケとドクツルタケは見かけはほぼ同じであるが、ツボの有無、ひだの色などから見分けることができる。

毒性が極めて強いため、素人は白いキノコは食すのを避けるべきとする人やキノコの会もある。

[編集] 毒性分

成分は環状ペプチドで、アマトキシン類α-アマニチンなど)、ファロトキシン類ファロイジンなど)、ビロトキシン類、ジヒドロキシグルタミン酸などからなる。

[編集] 中毒症状

その毒性は1本(約8グラム)で1人の人間の命を奪うほど強い。摂食後6 - 24時間で腹痛嘔吐コレラのような激しい下痢が起こり、1日ほどで治まり24 - 72時間後に肝臓や腎臓機能障害の症状として黄疸肝臓肥大や消化器官からの出血などが現れる。胃洗浄血液透析などの適切な処置がされない場合はに至る。死亡率も高い。

[編集] 参考画像

[編集] 出典

[編集] 脚注

  1. ^ 大海淳 著 『いますぐ使えるきのこ採りナビ図鑑』 大泉書店、2006年10月1日発行、ISBN 978-4-278-04717-2、60頁。

[編集] 外部リンク

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