森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス
森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス(英語: MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless)は、チームラボと森ビルが共同設立した森ビル・チームラボ有限責任事業組合が運営し、エプソン販売がプロジェクションパートナーとして協賛する、デジタルテクノロジーを活用したアートを常設展示する世界初のミュージアムである[1][2][3]。チームラボにとって東京初の常設展示の場で、同社のフラッグシップ施設という位置付けになっている[1]。2018年6月21日から2022年8月31日まで東京都江東区青海のパレットタウン内で開催した後、2024年2月9日に東京都港区麻布台にある麻布台ヒルズ内にて移転開業した[4][5]。
概要
[編集]2017年7月17日までパレットタウン内に存在していた東京レジャーランドパレットタウン店[6]の跡地を改修し、2018年6月21日にオープンした[1]。
名称の”Borderless”には、「作品と作品」「作品と鑑賞者」「自己と他者」の境界をなくし、鑑賞者も作品の一部となって溶け込んでいくという想いが込められており[7]、本施設は「境界のない1つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する」をコンセプトとしている[3]。
初年度の年間来館者数は約230万人。これまでに160以上の国と地域の人が訪れ、ジャスティン・ビーバー、ケンドリック・ラマー、メラニア・トランプ前大統領夫人らといった著名人も多く来館している[3]。
2019年に計219万8284人の来場者数を記録し、「単一アート・グループとして世界で最も来館者が多い美術館」としてギネス世界記録に認定された[8]。
パレットタウンの全館閉館に伴い2022年8月31日を持ってパレットタウン内での営業を終了。2024年2月9日からは麻布台ヒルズガーデンプラザBの地下1階に移設して開業された。移設先ではパレットタウンで展示されていた作品に加え、新作や日本未公開作品も多数用意されている[3][5]。
交通アクセス
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “森ビルとチームラボが共同で1万m2の「類のないミュージアム」オープン”. 日経XTECH (2018年6月27日). 2023年9月7日閲覧。
- ^ “エプソンが、デジタルアートミュージアム「EPSON teamLab Borderless」にプロジェクションパートナーとして協賛”. エプソン販売 (2018年4月25日). 2023年9月7日閲覧。
- ^ a b c d “2024年、新たなチームラボボーダレスが「麻布台ヒルズ」に移転オープン”. タイムアウト東京 (2023年8月8日). 2023年9月7日閲覧。
- ^ チームラボの境界のない一つの世界「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」、新作を含む展示作品を発表。東京・麻布台ヒルズに、2024年2月上旬オープン,2023年11月20日,チームラボ
- ^ a b 「森ビル デジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」オープン日は2024年2月9日(金)に決定!チケットは1月16日(火)より発売。,2023年12月21日,森ビル
- ^ 閉店のお知らせ
- ^ “チームラボ×森ビル! 2018年夏、お台場にデジタルアートミュージアムが誕生”. じゃらんニュース (2018年2月27日). 2023年9月7日閲覧。
- ^ “チームラボボーダレスがギネス世界記録に認定。単一アート・グループの美術館として世界最高の来館者数”. 美術手帖 (2021年7月14日). 2023年9月7日閲覧。
関連項目
[編集]- チームラボ
- 森ビル
- エプソン販売
- パレットタウン
- 東京レジャーランドパレットタウン店 - パレットタウンでの開業前、同地に以前存在していた施設
- デジタルアート
- チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com - 豊洲にあるチームラボのデジタルアートミュージアム