カールグスタフm/45

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Kulsprutepistol m/45
Carl Gustav M45-b.jpg
カールグスタフ m/45
概要
種類 短機関銃
製造国 スウェーデンの旗 スウェーデン
設計・製造 カールグスタフ・ファクトリー
性能
口径 9mm
銃身長 212mm
ライフリング 6条 / 右回り
使用弾薬 9mmパラベラム弾
装弾数 36/50発
作動方式 シンプル・ブローバック方式
オープン・ボルト撃発
全長 550mm(ストック展開時808mm)
重量 3.35kg(マガジンなし)
発射速度 600発/分
銃口初速 420m/s
有効射程 200m

カールグスタフm/45(スウェーデン語:Kulsprutepistol m/45。短縮形Kpist m/45)は、9mmパラベラム弾を使用するスウェーデン製の短機関銃で、1945年にボフォース社傘下のカールグスタフ・ファクトリーにて開発された。

構造[編集]

m/45はオープンボルト、シンプルブローバックの作動方式を採用している。

部品は大半が肉厚の鋼板をプレス加工して製造したもので、耐久性は高い。銃身は穴あきの放熱カバーで覆われている。コの字型の金属製銃床が付き、銃把の上下を支点に右方向に折り畳むことが可能である。

フルオート連射のみ可能だが、連射速度は比較的遅いため制御しやすい。

運用[編集]

第二次世界大戦後のスウェーデン軍に制式採用された。エジプトでは、ポート・サイドの名でライセンス生産され、エジプト軍に供給された。

コンゴ動乱において、コンゴ国連軍に参加したスウェーデン軍部隊が使用したほか、エジプト第二次以降の中東戦争で使用し続けた。

アメリカ合衆国も、ベトナム戦争サプレッサーを装着可能とした派生型を特殊部隊が使用した。特に米軍特殊部隊ではK-rifle 若しくはSwedish-K と呼ばれていた。しかし、ベトナム戦争に対するアメリカ政府の姿勢を批判したスウェーデン政府がm/45を輸出禁止にしたため、急遽スミス&ウェッソンS&W M76の名でコピー生産した。M76はアメリカ海軍のみならず、州警察でも広範囲で用いられ、現在もライセンスを得た別の会社が生産し続けている。

派生型[編集]

カールグスタフm/45を射撃する米軍兵士 1982年6月13日
  • m/45
m/37-39(スオミM1931)用に設計された50連発箱型マガジンを使用したが、重すぎるため後期型はm/45専用に設計された36連発マガジンを使用。
  • m/45B
1954年に再設計された最終形。尾筒部分の固定方法を改良した。
  • m/45C
m/45Bに着剣装置を取り付けたタイプ。
  • m/45BE
スウェーデン警察用にセミ・フルオート切り替え機能を付与したタイプ。
  • m/45BET
スウェーデン警察用催涙ガス弾発射専用型。

採用国[編集]

参考文献[編集]

関連項目[編集]