エリック・コーネル

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エリック・コーネル(右)とカール・ワイマン(左)
ノーベル賞受賞者 ノーベル賞
受賞年:2001年
受賞部門:ノーベル物理学賞
受賞理由:希薄なアルカリ原子ガスでのボース=アインシュタイン凝縮の実現、および凝縮体の性質に関する基礎的研究

エリック・コーネル(Eric Allin Cornell, 1961年12月19日 - )はアメリカ合衆国物理学者カール・ワイマンとともに1995年に初めてボース=アインシュタイン凝縮を確認した。この実験に対して、コーネル、ワイマンとヴォルフガング・ケターレに2001年度のノーベル物理学賞が贈られた[1]

経歴[編集]

コーネルはカリフォルニア州パロアルトに生まれ、ケンブリッジ・リンジ・アンド・ラテン高校(1976年-1979年)、サンフランシスコ・ローウェル高校(1979年-1980年)で学んだ。1985年にスタンフォード大学で学士号を取得し、1990年にマサチューセッツ工科大学で物理学の博士号を取得した。1995年1月に結婚し、1996年には長女が、1998年には次女が誕生した[2]

現在はコロラド大学の教授およびアメリカ合衆国商務省配下のアメリカ国立標準技術研究所の研究員を務めている。彼の研究室はコロラド大学ボルダー校にある天文物理学ジョイント研究所(JILA)の中にある[3]。1998年にアメリカ科学振興協会フェローになった。

2004年10月、彼は壊疽性筋膜炎を食い止めるために左腕と左肩を切断した。感染症からも回復して12月中旬に退院し、2005年4月から仕事に復帰している[4]。2005年、アメリカ芸術科学アカデミーのフェローに選ばれた[5]

主な受賞歴[編集]

出典[編集]

  1. ^ “特別記事 2001年のノーベル賞自然科学3部門の受賞者が決まる”. 科学技術動向 (文部科学省 科学技術政策研究所 科学技術動向研究センター) No. 7 (2001年 10月号). http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/stfc/stt007j/special.html#special 2012年1月21日閲覧。. 
  2. ^ 't Hooft, G. (2001年). “Eric A. Cornell - Autobiography”. Nobel web. 2012年1月21日閲覧。
  3. ^ ボース・アインシュタイン凝縮の実現”. 日経サイエンス (1998年5月25日). 2012年1月21日閲覧。
  4. ^ Eric Cornell Remains In Critical Condition”. KMGH-TV英語版. 2012年1月21日閲覧。
  5. ^ Book of Members, 1780-2010: Chapter C”. American Academy of Arts and Sciences. p. 124. 2012年1月21日閲覧。