ジョン・ホール (物理学者)

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John L. Hall.jpg
ノーベル賞受賞者 ノーベル賞
受賞年:2005年
受賞部門:ノーベル物理学賞
受賞理由:レーザーを基にした光周波数コム技術など精密な分光法の開発への貢献

ジョン・ルイス・ホールJohn Lewis Hall1934年8月21日 - )は、アメリカ物理学者コロラド大学ボールダー校講師、アメリカ国立標準技術研究所 (NIST) 上級研究員。 「光周波数コム(櫛)技術などのレーザーを用いた精密な分光法の発展への貢献」により、2005年のノーベル物理学賞テオドール・ヘンシュとともに受賞した。

コロラド州デンバー出身。ホールは1956年カーネギー工科大学で学士の、1958年に修士の、1961年に博士の学位を取得した。その後ポストドクターとしての研究を商務省国立標準局(NBS、現在のNIST)で行い、1962年から1971年まではそこに勤務した。また、1967年以後はコロラド大学ボールダー校で教鞭を執った。現在はコロラド大学ボールダー校物理学部講師、同校宇宙物理学複合研究所(JILA: Joint Institute for Laboratory Astrophysics)研究員、アメリカ国立標準技術研究所上級研究員を務めている。

ホールは、「静的レーザー分野における先駆的な、基礎物理学への適用を含む、フェムト秒レーザーの安定化による光周波数計測学の劇的な進歩への貢献」に対してアメリカ光学会マックス・ボルン賞を受賞したことをはじめ、その業績に対していくつかの賞を受けている。またホールは、2001年エリック・コーネルカール・ワイマンが「希薄なアルカリ原子ガスでのボース=アインシュタイン凝縮の実現および凝縮体の性質に関する基礎的研究」によって受賞したのに次ぐ、JILAからの3人目のノーベル物理学賞受賞者となった。

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