アドラステア (衛星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
アドラステア
Adrastea
Adrastea.jpg
撮影:ガリレオ探査機
発見
発見日 1979年7月8日
発見者 デビッド・C・ジューイット
G・エドワード・ダニエルソン
軌道要素と性質
平均公転半径 129,000 km[1][2]
離心率 (e) 0.0015[1][2]
軌道周期 0.29826 d
(7 h 9.5 min)[1][2]
平均軌道速度 31.378 km/s[3]
軌道傾斜角 (i) 0.03°
(木星赤道面に対して)[1][2]
木星の衛星
物理的性質
三軸径 20×16×14 km[4]
半径 8.2 ± 2.0 km[4]
体積 ~2,345 km³[3]
質量 ~2 × 1015 kg[3]
平均密度 0.86 g/cm³(仮定上)
表面重力 ~0.002 m/s²
(0.0004 g)[3]
脱出速度 ~0.008 km/s[3]
自転周期 7時間9.5分
アルベド(反射能) 0.1 ± 0.045[4]
赤道傾斜角 0[4]
表面温度 ~122 K
■Project ■Template

アドラステア英語:Adrastea、確定番号:Jupiter XV)は、木星アマルテア群衛星の中で内側から2番目の軌道にある衛星。

1979年ボイジャー2号が撮影した写真の中に発見され、S/1979 J 1と仮符号がつけられた。1983年に、ギリシア神話の神、ゼウスアナンケーの間に産まれた娘、アドラステイアにちなんで名づけられた。

アドラステアは木星の輪(環)の中にあり、またほぼ同じ物質でできていると推測されているため、輪の素になっているかもしれないと推測されている。木星の自転周期の中にあり、潮汐力の影響を受けるため、その軌道は徐々に縮小している。木星のロシュ限界の中にあるが、十分に小さいため潮汐力の影響で破壊されることはない。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d Evans, M.W.; Porco, C.C.; Hamilton, D.P. (2002). “The Orbits of Metis and Adrastea: The Origin and Significance of their Inclinations”. Bulletin of the American Astronomical Society 34: 883. http://adsabs.harvard.edu/abs/2002DPS....34.2403E. 
  2. ^ a b c d Burns, J.A.; Simonelli, D. P.;Showalter, M.R. et al. (2004). “Jupiter’s Ring-Moon System”. In Bagenal, F.; Dowling, T.E.; McKinnon, W.B. (pdf). Jupiter: The Planet, Satellites and Magnetosphere. Cambridge University Press. http://www.astro.umd.edu/~hamilton/research/preprints/BurSimSho03.pdf. 
  3. ^ a b c d e Calculated on the basis of other parameters.
  4. ^ a b c d Thomas, P.C.; Burns, J.A.; Rossier, L.; et al. (1998). “The Small Inner Satellites of Jupiter”. Icarus 135: 360–371. doi:10.1006/icar.1998.5976. http://adsabs.harvard.edu/abs/2000Icar..147..353S. 

関連項目[編集]