いしかりライナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

いしかりライナーとは、JR北海道函館本線を経由して運行する快速列車である。正確には「区間快速(英文種別はSemi Rapid)」である。

目次

[編集] 運行概要

快速「エアポート」とともに、札幌圏の快速運転を構成する。小樽 - 札幌間では、日中は快速「エアポート」と区間快速「いしかりライナー」がそれぞれ1時間に2本運転されている。

[編集] 運転区間

快速運転区間は「手稲駅 - 札幌駅」もしくは「札幌駅 - 江別駅」の2パターンが存在する。快速運転しない区間は各駅に停車する。

  1. 手稲駅~札幌駅間を快速運転する列車
    • 快速運転区間の停車駅:手稲駅 - 琴似駅 - 札幌駅
    • 運行区間は小樽駅~江別駅・岩見沢駅(2007年10月1日現在)
    • 列車番号:3400番台に電車をあらわすMを末尾に付す。上り:3420M~3460M 下り:3421M~3459M。
  2. 札幌駅~江別駅間を快速運転する列車
    • 快速運転区間の停車駅:札幌駅 - 白石駅 - 大麻駅 - 野幌駅 - 江別駅
    • 運行区間は小樽駅・ほしみ駅・手稲駅・札幌駅~江別駅・岩見沢駅・滝川駅
      なお、滝川駅へ直通する列車は、ほしみ20:09発の3263M列車1本のみで滝川発の上りに同列車はない。
      (2007年10月1日現在)
    • 列車番号:3100・3200番台に電車をあらわすMを末尾に付す。上り:120M 下り:121Mから始まる函館本線の普通列車の通し番号に3000を加えた列車番号である。但し、キハ201系を充当する列車を除く。

かつては手稲 - 札幌 - 江別間を通しで快速運転を行う列車が主であったが、2007年10月1日のダイヤ改正より廃止された。2007年10月1日のダイヤ改正まで、上記2パターンの列車は一部の列車に存在した。

2000年3月から短期間だが、新千歳空港~札幌間を快速「エアポート」として、札幌駅からは快速「いしかりライナー」として手稲駅まで快速運転し、手稲駅 - 小樽駅間は各駅に停車する列車が存在した。

2007年10月1日改正前までは、小樽 - 千歳間の運転で手稲 - 札幌のみを快速運転し、札幌駅で列車番号を変更するが千歳線と直通する列車も存在した。

[編集] 使用車両

「いしかりライナー」に運用中の721系電車
731系電車

721系電車731系電車を主に使用し、3両または6両編成で運用する。

一部には他の車両での運用があり、詳細は下記のとおりである(時刻・列車番号は2007年10月1日改正時点)。

  • 711系電車
    • 3256M列車(岩見沢19:36発→小樽21:13着、江別~札幌を快速運転)のみに使用され、6両編成で運用される。
  • キハ201系気動車
    • 3953D列車(札幌12:15発→江別12:36着)3954D列車(江別12:43発→札幌13:04着)の2本に使用され、3両編成で運用される。
    • かつては731系+キハ201系の6両協調運転で運転される列車も存在した。

[編集] 歴史

  • 1988年11月3日 快速「いしかりライナー」設置。
    • この時は快速区間は札幌駅 - 江別駅であったが、江別駅発着の列車は2000年3月11日の改正までなく、岩見沢駅・滝川駅・旭川駅のいずれかまで運転されていた。
    • 手稲駅・小樽駅方面へ直通する列車については、札幌駅以西では各駅停車となっていた。
  • 1998年12月8日 この日限りで「いしかりライナー」ヘッドマークの掲出を終了。
  • 2000年3月11日 「いしかりライナー」の快速区間を手稲駅~江別駅に拡大し、「マリンライナー」の一部を組み入れる。
  • 2001年7月1日 種別名称を快速から区間快速へ変更。(運転体系の変更はなし)
  • 2007年10月1日 この日のダイヤ改正により手稲駅 - 江別駅間を快速運転する列車が廃止され、快速運転区間は「手稲駅-札幌駅」か「札幌駅-江別駅」のいずれかに集約された。札幌駅 - 江別駅間を快速運転する列車について、白石駅が停車駅に追加された。[1]