いがらしゆみこ

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2011年のジャパン・エキスポにて(フランス)

いがらし ゆみこ1950年8月26日 - )は、日本漫画家北海道旭川市出身、現在は北海道札幌市在住。本名:五十嵐 優美子。

1968年北海道札幌旭丘高等学校3年のときに『りぼん』増刊号(集英社)に掲載された『白い鮫のいる島』でデビュー。その後、『なかよし』(講談社)専属作家として活動。幼年誌で執筆の後、レディースコミック誌や女性誌などで活動する。小説やドラマのコミカライズ、漫画原作も行う。五十岸ひとみ五十嵐優美子(本名)、山川虹子(漫画原作者として)などの筆名でも執筆する。元ジャニーズJr.で、現在は“男の娘(おとこのこ)”として漫画や執筆活動をしているいがらし奈波こと五十嵐慶一は、声優・井上和彦との間にもうけた実子(長男)。

2012年現在、『プリンセスGOLD』(秋田書店)にて『薔薇のジョゼフィーヌ』(原作、落合薫)を連載中。


略歴[編集]

  • 1968年 - 『白い鮫のいる島』でデビュー
  • 1975年 - 『キャンディ・キャンディ』の連載を開始
  • 1976年 - 『キャンディ・キャンディ』がアニメ
  • 1977年 - 『キャンディ・キャンディ』で第1回講談社漫画賞を受賞
  • 1983年 - 『ジョージィ!』が『レディジョージィ』としてアニメ化
  • 1993年 - 『ムカムカパラダイス』がアニメ化される
  • 1999年 - 山梨県南都留郡山中湖村に、いがらしゆみこ美術館・山中湖が開館(2005年3月閉館)
  • 2000年 - 岡山県倉敷市美観地区に、いがらしゆみこ新美術館・倉敷が開館
  • 2003年 - 『およめサンバ』小学館『女性セブン』連載

作品[編集]

CM[編集]

  • 花王アタックNeo 抗菌EXパワー」(2012年・CM中のイラストを担当)

キャンディ・キャンディ著作権裁判[編集]

概要[編集]

講談社発行の少女漫画雑誌なかよしに1975年から1979年連載されていた作品「キャンディ・キャンディ」での、原作者・水木杏子との間で生じた本作の著作権帰属を巡る争い。
当初、いがらし側の契約違反によるキャラクターの無断使用について争う裁判であったが、いがらし側が水木の著作権そのものを不在と主張したため、本裁判は水木の著作権の確認が争点となった。本作品についての確定した最高裁判決では、水木の原作が一次著作物であり、扉絵等を含めた漫画については、二次的著作物という位置づけになるということが認められた。つまり、いがらし作画による漫画の二次使用である東映版アニメの頒布・放映や、各種キャラクターグッズの制作・販売については、原著作者と作画者両名の許諾が必要であり、一次著作物である水木の原作原稿をもとにした小説の出版や、いがらしのキャラクターデザインを使用しない再漫画化・新作アニメ化などは、原著作者である水木杏子のみの許諾によって可能であるという結論である。これは漫画連載当時の1975年から1995年の契約解除までの間、講談社が行ってきた版権処理とも合致する[1]。ちなみに、1978年キャンディ・キャンディ ニセTシャツ事件を受けて「二度目の著作権侵害事件」とされている[2]

脚注[編集]

  1. ^ 『キャンディ・キャンディ』の著作権に関する講談社の見解
  2. ^ 『マーチャンダイジングライツレポート』1999年4月号

関連項目[編集]

外部リンク[編集]