辺川駅
表示
辺川駅 | |
---|---|
ホーム全景(2008年5月) | |
へがわ Hegawa | |
◄M22 山河内 (5.9 km) (3.4 km) 牟岐 M24► | |
所在地 | 徳島県海部郡牟岐町大字橘 |
駅番号 | ○M23 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■牟岐線 |
キロ程 | 64.3 km(徳島起点) |
電報略号 | ヘカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
12[1]人/日 -2021年- |
開業年月日 | 1942年(昭和17年)7月1日[2] |
備考 | 無人駅 |
辺川駅(へがわえき)は、徳島県海部郡牟岐町大字橘にある、四国旅客鉄道(JR四国)牟岐線の駅である。
歴史
[編集]- 1942年(昭和17年)7月1日:開業[2]。当初は計画になかったが、地元の猛烈な陳情により設置が決まった。橘の集落に駅はできたが、すでに牟岐線内に阿波橘駅があり、仕方なく隣の集落名を使用した[3]。
- 1959年(昭和34年)3月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1970年(昭和45年)4月1日:荷物扱い廃止[4]。無人駅となる[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR四国の駅となる[2]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅。駅舎はなく、ブロック積みの待合所がホーム上にある。ホームはかなりきついカーブを描いている。
開業当初は有人駅だったが周辺の過疎化から利用客が減り、1970年(昭和45年)に無人化された[5]。国鉄時代は廃屋のような駅舎が残っていたが、取り壊された。
2010年3月13日のダイヤ改正までにホームかさ上げ施工がなされ、同時期にバリアフリー工事として、車椅子や身障者用の手すり付きスロープも設置された。汲み取り式の男女共用トイレとテレホンカード対応の公衆電話がホーム出入口前にあったが、トイレは2019年に廃止された[6]。
駅周辺
[編集]海岸から少し離れた内陸部で、周囲は田圃が多い。しかし、駅前やその周辺に2・3軒ずつ民家が点在するので、いわゆる「秘境駅」という印象は薄い。未舗装ながら駅前広場を持つ。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ “国土数値情報 駅別乗降客データ”. 国土交通省. 2024年3月14日閲覧。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、662頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 徳島新聞1996年4月8日付 21面「駅を訪ねて」。なお、その阿波橘駅も阿南市津乃峰地区に駅があり、隣接地区の名を使用しているものである
- ^ 「日本国有鉄道公示第138号」『官報』1970年3月28日。
- ^ a b 「通報 ●牟岐線辺川駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年3月28日、10面。
- ^ “無人駅トイレ姿消す JR四国、経費削減で券売機も廃止”. 徳島新聞: p. 27. (2019年6月22日)