「うらみちお兄さん」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
編集の要約なし タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
||
38行目: | 38行目: | ||
|ウィキポータル=[[Portal:漫画|漫画]]・[[Portal:アニメ|アニメ]] |
|ウィキポータル=[[Portal:漫画|漫画]]・[[Portal:アニメ|アニメ]] |
||
}} |
}} |
||
『'''うらみちお兄さん'''』(うらみちおにいさん)は、[[久世岳]]による[[日本]]の[[Web漫画]]作品。[[Pixivコミック]]内のWEBコミック配信サイト『[[comic POOL]]』にて[[2017年]]より連載中。架空の[[子供向け番組|子供向け]][[教育番組]]「ママンとトゥギャザー」に出演する、31歳の[[体操のお兄さん]]・ |
『'''うらみちお兄さん'''』(うらみちおにいさん)は、[[久世岳]]による[[日本]]の[[Web漫画]]作品。[[Pixivコミック]]内のWEBコミック配信サイト『[[comic POOL]]』にて[[2017年]]より連載中。架空の[[子供向け番組|子供向け]][[教育番組]]「ママンとトゥギャザー」に出演する、31歳の[[体操のお兄さん]]・面田裏道および番組に関わる人物の日常を描く[[コメディ]]・[[ギャグ漫画]]<ref name="oricon">{{Cite news|title=『うらみちお兄さん』アニメ化決定 神谷浩史らキャストも解禁|url=https://www.oricon.co.jp/news/2147293/full/|newspaper=ORICON NEWS|publisher=[[オリコン]]|date=2019-10-25|accessdate=2019-12-13}}</ref>。 |
||
[[2017年]][[2月9日]]に作者の久世のTwitterにて『うらみちお兄さん』の漫画が投稿された。同時期にcomic POOLの担当と新連載についての話が進んでおり、その中で本作の連載が決定。同年5月より連載が開始された<ref>{{Cite interview |author=[[平松梨沙]] |title=「うらみちお兄さん」特集、久世岳インタビュー(1/3) |url=https://natalie.mu/comic/pp/uramichi |program=[[ナタリー (ニュースサイト)|コミックナタリー]] |publisher=株式会社ナターシャ |accessdate=2019-12-14 }}</ref>。 |
[[2017年]][[2月9日]]に作者の久世のTwitterにて『うらみちお兄さん』の漫画が投稿された。同時期にcomic POOLの担当と新連載についての話が進んでおり、その中で本作の連載が決定。同年5月より連載が開始された<ref>{{Cite interview |author=[[平松梨沙]] |title=「うらみちお兄さん」特集、久世岳インタビュー(1/3) |url=https://natalie.mu/comic/pp/uramichi |program=[[ナタリー (ニュースサイト)|コミックナタリー]] |publisher=株式会社ナターシャ |accessdate=2019-12-14 }}</ref>。 |
2020年2月20日 (木) 06:15時点における版
うらみちお兄さん | |
---|---|
ジャンル | ギャグ ブラック・コメディ |
漫画 | |
作者 | 久世岳 |
出版社 | 一迅社 |
掲載サイト | comic POOL |
発表期間 | 2017年5月12日 - |
巻数 | 既刊4巻(2019年10月29日現在) |
アニメ | |
原作 | 久世岳 |
監督 | 長山延好 |
シリーズ構成 | 待田堂子 |
キャラクターデザイン | 髙橋瑞紀 |
音楽 | 羽岡佳 |
アニメーション制作 | スタジオブラン |
放送局 | |
放送期間 | 2020年 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
『うらみちお兄さん』(うらみちおにいさん)は、久世岳による日本のWeb漫画作品。Pixivコミック内のWEBコミック配信サイト『comic POOL』にて2017年より連載中。架空の子供向け教育番組「ママンとトゥギャザー」に出演する、31歳の体操のお兄さん・面田裏道および番組に関わる人物の日常を描くコメディ・ギャグ漫画[1]。
2017年2月9日に作者の久世のTwitterにて『うらみちお兄さん』の漫画が投稿された。同時期にcomic POOLの担当と新連載についての話が進んでおり、その中で本作の連載が決定。同年5月より連載が開始された[2]。
第3回「次にくるマンガ大賞」の『Webマンガ部門』第1位、2017年度の「WEBマンガ総選挙」の『インディーズ部門』第1位受賞[3]。
コミックスの累計発行部数は、2019年10月25日時点で100万部を突破している[4]。
登場人物
声は単行本発売記念PV・テレビアニメの声優[1]。
- 表田裏道(おもた うらみち)
- 声 - 神谷浩史
- 「ママンとトゥギャザー」に出演する「体操のお兄さん」、通称・うらみちお兄さん。31歳、身長175cm、AB型、独身。元体操選手、喫煙者で酒好き、寒さにも強い。好きな食べ物はへしこ、趣味は筋トレ。外見は爽やかな筋肉質のイケメンで、出演の子供たちにも親切に接するが、社会にメンタルをやられた様子で裏表が激しく精神不安定の面があり、暴言を吐いたりネガティブな発言をしたり子供の前で大人の世界の闇を暴いたりする根暗い性格の持ち主である。描いた絵は子供に気持ち悪いと言われることが多い。体大時代は全国大会の個人種目1位を得たエースだったが、選手になった後に怪我により引退を余儀なくされた。
- 幼少期は練習をサボるたびに厳格な父親にマットに投げられて育っており、裏道の妹は16歳の時に父親から逃げるように出て行った[5]。
- 蛇賀池照(だが いけてる)
- 声 - 宮野真守
- 「ママンとトゥギャザー」に出演する「歌のお兄さん」、通称・いけてるお兄さん。27歳、身長184cm、O型。タバコを吸えない体質で、酒にも弱い。音大卒で元ミュージカル俳優。ルックスの良い長身イケメンで美声の持ち主だが、天然で周囲の空気を読めない性格である。役者モードに入ると真面目になるが、普段はなぜかいつもおにぎりのことを考えており、ハサミもうまく使えず、アナログ時計すら読めない。レベルの低い下ネタが好きで、「チンダル現象」「チンアナゴ」「チンニング」「トンチンカン」など「チン」がついた言葉を聞くと制御不能に笑ってしまう。絵を描くことは上手だが、裏道の描いた絵の方が好きという。他の出演者の控え室に入る時はいつもノックをしない。家では「小百合」という大型犬を飼っているが、こちらも池照と同様におにぎりのことをよく考えており、「チン」のついた言葉を聞くたびに笑うように鳴き声を発する。
- 多田野詩乃(ただの うたの)
- 声 - 水樹奈々
- 「ママンとトゥギャザー」に出演する「歌のお姉さん」、通称・うたのお姉さん。32歳、身長162cm、A型。いま禁煙中で、酒が好き。有名音大の卒業生だが、前は売れないアイドル歌手、ものまね演歌歌手、ナイトクラブのジャズ歌手などと職を転々した。演歌歌手時代の芸名は追出やす子(おいで やすこ)。売れない漫才コンビ「門真アミーゴ」でボケ担当のお笑い芸人の彼氏・須胡井宙太(すごい ちゅうた)と同棲6年目で、結婚願望が強い。裏道と池照の本性をよく知っている。
- 兎原跳吉(うさはら とびきち)
- 声 - 杉田智和
- 「ウサオ君」の着ぐるみを着る人物。また、小鳥さんのパペットを操り、同番組内の「人生相談」コーナーに裏道の友達として出演することもある。京都府出身の28歳、身長182cm、O型、独身。タバコが嫌いで、酒が好きだが下戸。裏道の体大の後輩で、裏道によく八つ当たりされる。大学時代は陸上部所属で走高跳をやった。外向的でいい人だが、女子局員の間では評判が芳しくない。パチンコや麻雀が好きで、お金に余裕がない様子である。
- 単行本第1巻収録の書き下ろしエピソードまで顔が伏せられていた[注釈 1]。
- 熊谷みつ夫(くまたに みつお)
- 声 - 中村悠一
- 「クマオ君」の着ぐるみを着る人物。福井県出身の28歳、身長176cm、A型。いま禁煙中で、酒に強い。趣味は釣り。裏道の体大の後輩で、大学時代は兎原の寮の同居人でもあり、弓道部所属。人との付き合いが苦手で普段は無表情だが、猫が好きなようで猫の前では笑顔を見せる。18歳の時に出会った池照のことに詳しく、彼と親しい様子である。裏道のことは最初苦手だったが、現在は映画のDVDを貸す程の仲である。過去の職場でパワハラした上司を殴って解職された経験がある。
- 兎原同様、単行本第1巻収録の書き下ろしエピソードまで顔が伏せられていた[注釈 1]。
- 出木田適人(でれきだ てきと)
- 「ママンとトゥギャザー」のディレクター。45歳。過酷な環境でも出演者に室外ロケをやらせる一面もあるが、普段は適当な人間である。
- カッペリーニ降漬(カッペリーニ ふりつけ)
- 「ママンとトゥギャザー」の振付師。年齢不詳。化粧ばっちりのオネエで、兎原に興味がある。
- 風呂出油佐男(ふろで ゆさお)
- 「ママンとトゥギャザー」のプロデューサー。48歳。池照に積極的にアプローチをする。
- 枝泥エディ(えでい エディ)
- 「ママンとトゥギャザー」のアシスタントディレクター。26歳。
- 縁ノ下カヨ(えんのした カヨ)
- 「ママンとトゥギャザー」のアシスタントディレクター。20歳。
- 辺雨育子(へあめ いくこ)
- 「ママンとトゥギャザー」のヘアメイク。32歳。
- アモン
- 「ママンとトゥギャザー」の演出家。42歳。
- 木角半兵衛(きかく はんべえ)
- 同放送局の販売企画部の社員。24歳。髪の毛が長く、ピアスを多く開けている。精神は裏道以上に不安定で、癇癪を起こすと怒鳴ったり衝動的になったりするので、裏道は彼のことを怖いと思う同時に、分かり合える人かもしれないと心の扉を開こうとする[注釈 2]。
- 上武裁人(うえぶ さいと)
- 同放送局のデジタル企画部の社員。24歳。メガネをかけている地味な男性。オタクで2次元にしか興味が無い。木角とは同期。
- 蛇賀眩衣(だが まぶい)
- 池照と同居している姉。美人の音楽家でバイオリン講師。32歳。池照と同様におにぎりのことをよく考えている。姉弟揃って絶対音感を持っているようで、その事で池照と喧嘩になる事もしばしば。
- 猫田又彦(ねこた またひこ)
- バー「CAT KICK」の店長。28歳。裏道の体大の後輩。大学時代は兎原と熊谷の寮の同居人であったが、彼女と同棲するために寮を出た。ちなみにその後、裏道が入れ替わる形で同じ寮に入った。バツ2であり、2人分の養育費を支払っている。
- 熊谷はち太(くまたに はちた)
- みつ夫の弟。23歳。福井県から上京したばかり。初対面にもかかわらず、裏道の心がやられたことを見抜いた。
登場キャラクター
- ウサオ君(ウサオくん)
- 「ママンとトゥギャザー」に出演するウサギの男の子。好きなものは良い子とニンジン。話す時に語尾に「ピョン」と付く。
- クマオ君(クマオくん)
- 「ママンとトゥギャザー」に出演するクマの男の子。好きなものは良い子とはちみつ。話す時に語尾に「クマ」と付く。
- 小鳥さん(ことりさん)
- 裏道の夢の中に出てくる謎の生物、鳥の嘴以外に人間の口もある。初出は本作と同じく久世の作品である『トリマニア』で、本作で立体化された[6]。
- ジョキンダー
- 池照が番組内で扮するキャラクターの1つ。子供たちに手洗いの大切さを教える正義の戦士[6]。武器は除菌シャボン。
- バイキンダー
- 裏道が番組内で扮するキャラクターの1つ。ジョキンダーの敵。
- かみてるくん
- 池照が番組内で扮するキャラクターの1つ。カミキリムシに由来するキャラクターで、図工のコーナーでハサミを担当する。
- うらみのくん
- 裏道が番組内で扮するキャラクターの1つ。ミノムシに由来するキャラクターで、図工のコーナーで短冊を担当する。
- もみじ
- 詩乃が番組内のコーナー「しのびのやくみ」で扮するキャラクターの1つ。名前はもみじおろしに由来する。くノ一。
- 葱之助(ねぎのすけ)
- 池照が番組内のコーナー「しのびのやくみ」で扮するキャラクターの1つ。名前はネギに由来する。忍者。
- ショガ蔵(ショガぞう)
- クマオ君が番組内のコーナー「しのびのやくみ」で扮するキャラクターの1つ。名前はショウガに由来する。
- ミョガ丸(ミョガまる)
- ウサオ君が番組内のコーナー「しのびのやくみ」で扮するキャラクターの1つ。名前はミョウガに由来する。
- シソの神(シソのかみ)
- 裏道が番組内のコーナー「しのびのやくみ」で扮するキャラクターの1つ。台風でダメになったシソの怨念から生まれた神である。
- 右左マン(みぎひだりマン)
- 裏道が番組内のコーナー「交通☆安全 右左マン」で扮するキャラクターの1つ。交通標識や交通信号機などが入る派手な衣装を着る。
- ミス・ニーハオ
- 詩乃が番組内のコーナー「全力あいさつ こんにちは隊」で扮するキャラクターの1つ。チャイナドレスを着る女の子。
- ミスター・オーラ
- 池照が番組内のコーナー「全力あいさつ こんにちは隊」で扮するキャラクターの1つ。闘牛士。
- ナマステ・ベアー
- クマオ君が番組内のコーナー「全力あいさつ こんにちは隊」で扮するキャラクターの1つ。頭にターバンを巻く。
- ハロー・ラビット
- ウサオ君が番組内のコーナー「全力あいさつ こんにちは隊」で扮するキャラクターの1つ。アメリカ風の紳士。
- ボンジュールマン
- 裏道が番組内のコーナー「全力あいさつ こんにちは隊」で扮するキャラクターの1つ。保存袋を付け忘れられたフランスパンの怨念から生まれた神であり、たくさんのマカロンに飾られる。
書誌情報
- 久世岳 『うらみちお兄さん』 一迅社、既刊4巻(2019年10月29日現在)
- 2017年9月27日発売、ISBN 978-4-7580-1575-2
- 2018年4月27日発売、ISBN 978-4-7580-1597-4
- 2019年1月29日発売、ISBN 978-4-7580-1628-5
- 2019年10月29日発売、ISBN 978-4-7580-1666-7
テレビアニメ
2019年10月25日に発表され[1]、2020年放送開始予定で、これに合わせて2019年12月28日に東京国際展示場で開催予定の同人誌即売会『コミックマーケット 97』の一迅社ブースにてウサオ君とクマオ君の着ぐるみが登場することが発表された[7]。
スタッフ
脚注
注釈
出典
- ^ a b c “『うらみちお兄さん』アニメ化決定 神谷浩史らキャストも解禁”. ORICON NEWS (オリコン). (2019年10月25日) 2019年12月13日閲覧。
- ^ 平松梨沙. "「うらみちお兄さん」特集、久世岳インタビュー(1/3)" (Interview). 株式会社ナターシャ. 2019年12月14日閲覧。
{{cite interview}}
: 不明な引数|program=
は無視されます。 (説明) - ^ “一迅社WEB | うらみちお兄さん”. www.ichijinsha.co.jp. 2019年12月13日閲覧。
- ^ “『うらみちお兄さん』アニメ化決定! 神谷浩史さんをはじめとする豪華主要キャスト情報が公開!”. ファミ通.com (KADOKAWA). (2019年10月25日) 2019年12月14日閲覧。
- ^ 第31話「パパンとトゥギャザー」(コミックス第4巻に収録)より
- ^ a b 平松梨沙. "「うらみちお兄さん」特集、久世岳インタビュー(3/3)" (Interview). 株式会社ナターシャ. 2019年12月14日閲覧。
{{cite interview}}
: 不明な引数|program=
は無視されます。 (説明) - ^ “うらみちお兄さん:テレビアニメが2020年放送 ウサオくんとクマオくんがコミケに登場”. MANTANWEB (株式会社MANTAN). (2019年12月13日) 2019年12月13日閲覧。
外部リンク
- 一迅社WEB | うらみちお兄さん
- うらみちお兄さん - pixivコミック
- アニメ「うらみちお兄さん」公式サイト
- アニメ「うらみちお兄さん」公式 (@uramichi_anime) - X(旧Twitter)