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{{Infobox 作家
'''渡邊 浩弐'''(わたなべ こうじ、1962年10月4日)は、[[福岡県]][[福岡市]]出身の[[作家]]。ゲーム・映像ソフト制作会社「GTV」[[代表取締役]]、[[早稲田大学]][[大学院]]非常勤講師も勤めている。
| name = 渡邊浩弐<br />(わたなべ こうじ)
| birth_date = {{生年月日と年齢|1962|10|4}}
| birth_place = 福岡県
| occupation = [[小説家]]<br />[[ゲームクリエイター]]<br />[[漫画原作者]]
| language = {{JPN}}
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| genre = [[サイエンス・フィクション]]
| notable_works = [[ゲーム・キッズ]]シリーズ<br />[[プラトニックチェーン]]シリーズ
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'''渡邊 浩弐'''(わたなべ こうじ、1962年10月4日 - )は、[[福岡県]][[福岡市]]出身の[[作家]]。ゲーム・映像ソフト制作会社「GTV」[[代表取締役]]、[[早稲田大学]][[大学院]]非常勤講師も勤めている。


== 概要 ==
== 概要 ==
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駆け出しライターとして、映画会社の[[東宝]]で企画書を執筆していたが、1986年に[[ファミコン名人]]を主役にした映画『[[GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦]]』の構成を担当したことから、コンピュータゲーム業界に入る<ref>『[[ゲームラボ]]』2008年12月号、[[三才ブックス]]。</ref>。
駆け出しライターとして、映画会社の[[東宝]]で企画書を執筆していたが、1986年に[[ファミコン名人]]を主役にした映画『[[GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦]]』の構成を担当したことから、コンピュータゲーム業界に入る<ref>『[[ゲームラボ]]』2008年12月号、[[三才ブックス]]。</ref>。


[[家庭用ゲーム機]]草創期である[[1988年]]、[[ビデオ]]を使った月刊のゲーム情報マガジン[[GTV (ビデオマガジン)|GTV]](ゲーム・テック・ビデオ)をCBSソニー出版(現[[ソニー・マガジンズ]])より創刊。当時はビデオマガジンが注目されており、車情報やアイドル情報を扱った[[ビデオマガジン]]が書店やコンビニエンスストアで発売されていた時代である。
[[家庭用ゲーム機]]草創期である[[1988年]]、[[ビデオ]]を使った月刊のゲーム情報マガジン[[GTV (ビデオマガジン)|GTV]](ゲーム・テック・ビデオ)をCBSソニー出版(現[[ソニー・マガジンズ]])より創刊。当時はビデオマガジンが注目されており、車情報やアイドル情報を扱った[[ビデオマガジン]]が書店やコンビニエンスストアで発売されていた時代である。


[[ゲーム雑誌]]のビデオマガジンとしては、[[ファミリーコンピュータMagazine]]誌からファミマガVideoも発刊されていたが、GTVは翌1989年まで15号を数え、もっとも成功した部類となった。CBSソニーでの発刊が終了して以降も[[1992年]]までに、版元を[[アスキー (企業)|アスキー]]、[[タカラ (玩具メーカー)|タカラ]]、[[パイオニア]]と替えてGTVブランドのビデオマガジンを単発で刊行した。
[[ゲーム雑誌]]のビデオマガジンとしては、[[ファミリーコンピュータMagazine]]誌からファミマガVideoも発刊されていたが、GTVは翌1989年まで15号を数え、もっとも成功した部類となった。CBSソニーでの発刊が終了して以降も[[1992年]]までに、版元を[[アスキー (企業)|アスキー]]、[[タカラ (玩具メーカー)|タカラ]]、[[パイオニア]]と替えてGTVブランドのビデオマガジンを単発で刊行した。


渡邊が知名度を上げたのは、[[1989年]]に[[テレビ東京]]系火曜夕方6時台のゲーム情報番組[[大竹まことのただいま!PCランド]]に出演してからである。当初はGTV代表の肩書きで、ゲームの解説を行なうのみだったが、やがてバラエティーコーナーにも参加するようになった。[[中国拳法]]の特集で中国拳法の達人に肋骨を折られるなど、様々なエピソードを残している。
渡邊が知名度を上げたのは、[[1989年]]に[[テレビ東京]]系火曜夕方6時台のゲーム情報番組[[大竹まことのただいま!PCランド]]に出演してからである。当初はGTV代表の肩書きで、ゲームの解説を行なうのみだったが、やがてバラエティーコーナーにも参加するようになった。[[中国拳法]]の特集で中国拳法の達人に肋骨を折られるなど、様々なエピソードを残している。


またPCランド初期では黒縁眼鏡にぼさぼさの頭、地味な服装と典型的な[[おたく|オタク]]の風体だったが、番組中期にスタッフによってイメージチェンジ作戦が行われ、これまでとは打って変わって御洒落なスタイルへと変貌、以後現在に至るまでこのスタイルを通すようになった。これはマル勝スーパーファミコン誌に連載した渡邊本人のエッセイによると、番組開始当初より意図して行なったものという。
またPCランド初期では黒縁眼鏡にぼさぼさの頭、地味な服装と典型的な[[おたく|オタク]]の風体だったが、番組中期にスタッフによってイメージチェンジ作戦が行われ、これまでとは打って変わって御洒落なスタイルへと変貌、以後現在に至るまでこのスタイルを通すようになった。これはマル勝スーパーファミコン誌に連載した渡邊本人のエッセイによると、番組開始当初より意図して行なったものという。


[[週刊ファミ通]]([[エンターブレイン]])に連載した小説『[[ゲーム・キッズ|1999年のゲーム・キッズ]]』で本格的に作家活動を開始。[[星新一]]の影響を受けた[[ショートショート]][[サイエンス・フィクション|SF]]で、いくつかの作品はテレビドラマ化([[世にも奇妙な物語]]など)や映画化された。また、『1999年のゲーム・キッズ』は[[1995年]]のドラマ『[[BLACK OUT]]』(「原案」クレジット、ノベライズも著述している)と[[1997年]]のドラマ『[[いとしの未来ちゃん]]』(「資料提供」クレジット)のアイデアソースとして映像化されている。以後、小説や各種デジタルメディア評論で、雑誌執筆やテレビ出演を数多くこなす。また、この頃に[[桃井はるこ]]の才能を見いだし、「バーチャリアン子」と名づけ、メディアの世界に引き込んだりもした。
[[週刊ファミ通]]([[エンターブレイン]])に連載した小説『[[ゲーム・キッズ|1999年のゲーム・キッズ]]』で本格的に作家活動を開始。[[星新一]]の影響を受けた[[ショートショート]][[サイエンス・フィクション|SF]]で、いくつかの作品はテレビドラマ化([[世にも奇妙な物語]]など)や映画化された。また、『1999年のゲーム・キッズ』は[[1995年]]のドラマ『[[BLACK OUT]]』(「原案」クレジット、ノベライズも著述している)と[[1997年]]のドラマ『[[いとしの未来ちゃん]]』(「資料提供」クレジット)のアイデアソースとして映像化されている。以後、小説や各種デジタルメディア評論で、雑誌執筆やテレビ出演を数多くこなす。また、この頃に[[桃井はるこ]]の才能を見いだし、「バーチャリアン子」と名づけ、メディアの世界に引き込んだりもした。


現在は執筆活動のみならず、GTV代表としてあらゆるデジタルメディアのクリエイターとして活動している。その他、最近では[[ニワンゴ]]協力のもと、メールを返信することで続きが送信されてくる電子小説を執筆し、展開している。講談社BOXのKOBO CAFEの雇われ店長をしてい
現在は執筆活動のみならず、GTV代表としてあらゆるデジタルメディアのクリエイターとして活動している。その他、最近では[[ニワンゴ]]協力のもと、メールを返信することで続きが送信されてくる電子小説を執筆し、展開している。講談社BOXのKOBO CAFEの雇われ店長をしてい


2010年頃からは、[[ニコニコ生放送]]の公式放送ゲームのじかんにレギュラー出演している。同番組内ではよく衝撃発言が飛び出す。「家出以来実家に帰っていない」「親の顔をほとんど忘れました」、「[[高橋名人]]が『夜の16連打』『俺のジョイスティックが…』とか言ってましたよ」など。
2010年頃からは、[[ニコニコ生放送]]の公式放送ゲームのじかんにレギュラー出演している。同番組内ではよく衝撃発言が飛び出す。「家出以来実家に帰っていない」「親の顔をほとんど忘れました」、「[[高橋名人]]が『夜の16連打』『俺のジョイスティックが…』とか言ってましたよ」など。


== 著書 ==
== 著書 ==
* モニター上の冒険([[宝島社]]、1992年
* モニター上の冒険([[宝島社]]、1992年1月)ISBN 4-7966-0258-5
** モニター上の冒険X([[電撃文庫]]、1995年5月)ISBN 4-07-302741-7
* Mの暗号(共著、[[メディアファクトリー]]、1993年)
* ヴァーチャリアン嘘つかない([[メディアクス]]、1994
* Mの暗号共著、[[メディアファクトリー]]、19933月)ISBN 4-88991-288-6
* ヴァーチャリアン嘘つかない {{small|マルチメディアの正体を暴く}}([[メディアワークス]]、1994年3月)ISBN 4-07-300943-5
* [[ゲーム・キッズ|1999年のゲーム・キッズ]](アスペクト/[[幻冬舎]]文庫、1994年 - ドラマ[[BLACK OUT]]原作
** マルチメディア・バカ(電撃文庫、1995年5月)ISBN 4-07-302758-1
* 1999年のゲーム・キッズ<2> マザー・ハッカー(アスペクト/幻冬舎文庫、1994年)
* [[ゲーム・キッズ|1999年のゲーム・キッズ]]([[アスペクト (企業)|アスペクト]]、1994年4月)ISBN 4-89366-192-2 ドラマ[[BLACK OUT]]原作
* モニター上の冒険X(メディアワークス、1995年
** 1999年のゲーム・キッズ(解説:[[楡周平]]、[[幻冬舎]]文庫、1997年4月)ISBN 4-87728-455-9
* マルチメディア・バカ(メディアワークス、1995年
* 1999年のゲーム・キッズ<3> デジタルな神様(アスペクト/幻冬舎文庫1995
* マザー・ハッカー {{small|1999年のゲーム・キッズII}}(アスペクト、199410月)ISBN 4-89366-274-0
** マザー・ハッカー {{small|1999年のゲーム・キッズII}}(解説:[[柳美里]]、幻冬舎文庫、1997年11月)ISBN 4-87728-531-8
* [[BLACK OUT]](幻冬舎/幻冬舎文庫、1996年 - 同名ドラマノベライズ作品
* 2000年のゲーム・キッズ(アスペクト、1997
* デジタルな神様 {{small|1999年のゲーム・キッズIII}}(アスペクト、199512月)ISBN 4-89366-439-5
* [[アンドロメディア]](幻冬舎/幻冬舎文庫、1997 - 同名映画原作
** デジタルな神様(解説:[[太田忠司]]幻冬舎文庫、19996月)ISBN 4-87728-751-5
* [[BLACK OUT]](幻冬舎、1996年3月)ISBN 4-87728-098-7 同名ドラマノベライズ作品
* 2000年のゲーム・キッズ<2> 夢ビデオ(アスペクト、1997
** BLACK OUT(解説:[[小谷真理]]、幻冬舎文庫、1999年11月)ISBN 4-87728-808-2
* 2000年のゲーム・キッズ<3> バーチャル・アイドル・クラブ(アスペクト、1998年
* 2999年のゲーム・キッズ(アスペクト、1999 - 同名ゲーム原作
* [[ゲーム・キッズ|2000年のゲーム・キッズ]](アスペクト、19973月)ISBN 4-89366-679-7
* 聖人プログラム~2999年のゲーム・キッズ短編集~(アスペクト、2000年
** 2000年のゲーム・キッズ(解説:[[井上雅彦]]、幻冬舎文庫、2000年10月)ISBN 4-344-40039-9
* [[アンドロメディア]](幻冬舎、1997年5月) ISBN 4-87728-161-4 ※同名映画原作
* 「ひらきこもり」のすすめ([[講談社現代新書]]、2002年
** アンドロメディア(解説:[[大森望]]、幻冬舎文庫、1998年6月)ISBN 4-87728-613-6
* [[プラトニックチェーン]]シリーズ([[エンターブレイン]]/[[スクウェア・エニックス]](漫画版作画:[[遠野ヤマ]]、2003年~)
* 2999年のゲーム・キッズ 完全版エンターブレイン2003
* {{small|2000年のゲーム・キッズII}} 夢ビデオアスペクト199712月)ISBN 4-89366-822-6
* {{small|2000年のゲーム・キッズIII}} バーチャル・アイドル・クラブ(アスペクト、1998年2月)ISBN 4-89366-926-5
* アトランシティー([[小学館]]IKKIコミックス、2003年漫画原作(キャラクター原案:[[岡崎武士]]、作画:[[加倉井ミサイル]]))
* [[ゲーム・キッズ|2999年のゲーム・キッズ]](アスペクト、2000年1月) ISBN 4-7572-0660-7 ※同名ゲーム原作
* 中野ブロードウェイ探偵ユウ&AI([[講談社ノベルス]]、2003年
* 聖人プログラム〜2999年のゲーム・キッズ短編集〜(アスペクト、20002月)ISBN 4-7572-0667-4
* 晴れときどき女子高生/プラトニックチェーン([[集英社]]、2004年
* 「ひらきこもり」のすすめ {{small|デジタル時代の仕事論}}([[講談社現代新書]]、2002年11月)ISBN 4-06-149631-X
* iKILL ィキル([[講談社BOX]]、2006年)
* ひらきこもりのすすめ2.0(講談社BOX、2007年
** ひらきこもりのすすめ2.0(表紙・挿絵:[[西島大介]]、[[講談社BOX]]、2007年4月)ISBN 978-4-06-283625-8
* [[プラトニックチェーン]]01([[エンターブレイン]]、2003年2月)ISBN 4-7577-1281-2
* 2999年のゲーム・キッズ 完全版DX(講談社BOX、2008年
* 2999年のゲーム・キッズ 完全版(エンターブレイン、2003年3月)ISBN 4-7577-1328-2
* 吐田君に言わせるとこの世界は(講談社BOXピース、2009年
** 2999年のゲーム・キッズ 完全版DX(表紙・挿絵:[[TAGRO]]、講談社BOX、2008年5月)ISBN 978-4-06-283659-3
* iKILL 2.0([[星海社FICTIONS]]、2011年)
* プラトニックチェーン02(エンターブレイン、2003年4月)ISBN 4-7577-1367-3
* {{small|怪人21世紀}}中野ブロードウェイ探偵 ユウ&AI(表紙・挿絵:[[緒方剛志]]、[[講談社ノベルス]]、2003年6月)ISBN 4-06-182321-3
* プラトニックチェーン03(エンターブレイン、2004年8月)ISBN 4-7577-1966-3
* 晴れときどき女子高生{{small|プラトニックチェーン}}表紙・挿絵:[[岡崎武士]]、[[ジャンプ ジェイ ブックス]]、2004年12月)ISBN 4-08-703152-7
* ィキル iKILL(講談社BOX、2006年12月) ISBN 4-06-283608-4 ※「プレイヤー」改題
** iKILL ィキル(表紙・挿絵:[[ざいん]]、[[星海社]]FICTIONS、2011年5月)ISBN 978-4-06-138804-8
* {{ルビ|吐田|はんだ}}君に言わせるとこの世界は(講談社BOXピース、2009年1月)ISBN 978-4-06-283678-4
* iKILL 2.0(表紙・挿絵:ざいん、星海社FICTIONS、2011年10月)ISBN 978-4-06-138813-0
* 死ぬのがこわくなくなる話(表紙・挿絵:ざいん、星海社FICTIONS、2012年4月)ISBN 978-4-06-138826-0
<!--* 1999年のゲーム・キッズ〈上〉(表紙・挿絵:[[竹 (イラストレーター)|]]、星海社文庫、2012年5月)ISBN 978-4-06-138933-5-->

=== 漫画原作 ===
<!--* [[エンカウンター〜遭遇〜]](全5巻、作画:[[木ノ花さくや]]、[[新潮社]]、2003年)※2巻から。小林ユウ名義-->
* {{ルビ|@RUN-CITY|アトランシティー}}全1巻、キャラクター原案:[[岡崎武士]]、作画:[[加倉井ミサイル]]、[[小学館]][[月刊IKKI|IKKI COMIX]]、2003年5月)ISBN 4-09-188311-7
* [[プラトニックチェーン]](全5巻、作画:[[遠野ヤマ]][[スクウェア・エニックス]]、2004 - 2006年
* [[プラトニックチェーン|プラトニックチェーン Selected Stories]](全3巻、スクウェア・エニックス、2004 - 2005年)


==雑誌連載==
==雑誌連載==
*渡辺浩弐の日々是コージ中([[扶桑社]][[SPA!|WebSPA!]]連載)
* 渡辺浩弐の日々是コージ中([[扶桑社]][[SPA!|WebSPA!]]連載)
*COMPUTER GOD(バーン・コーポレーション[[BURRN!]]連載)
* COMPUTER GOD(バーン・コーポレーション[[BURRN!]]連載)
*中野ブロードウェイ改造計画([[三才ブックス]][[ゲームラボ]]連載)
* 中野ブロードウェイ改造計画([[三才ブックス]][[ゲームラボ]]連載)
*Hな人人(ショートショート、[[講談社]][[ファウスト (文芸誌)|ファウスト]]連載)
* Hな人人(ショートショート、[[講談社]][[ファウスト (文芸誌)|ファウスト]]連載)
*怪人21世紀、プレイヤー(小説、[[講談社]][[メフィスト (文芸誌)|メフィスト]]連載)
* 怪人21世紀、プレイヤー(小説、[[講談社]][[メフィスト (文芸誌)|メフィスト]]連載)


==出演番組==
==出演番組==
===テレビ===
===テレビ===
*[[大竹まことのただいま!PCランド]](1989年 - 1992年、[[テレビ東京]])
* [[大竹まことのただいま!PCランド]](1989年 - 1992年、[[テレビ東京]])
*[[聖PCハイスクール]](1992年、テレビ東京)
* [[聖PCハイスクール]](1992年、テレビ東京)
*[[そのまんま東のバーチャル情報局]]/[[そのまんま東のバーチャルZ]](1992年 - 1993年、テレビ東京)
* [[そのまんま東のバーチャル情報局]]/[[そのまんま東のバーチャルZ]](1992年 - 1993年、テレビ東京)
*高城剛X(1993年 - 1994年、テレビ東京)新宿三郎としても出演
* 高城剛X(1993年 - 1994年、テレビ東京)新宿三郎としても出演
*レヴォリューションNo.8(1994年、フジテレビ)渋谷二郎として出演
* レヴォリューションNo.8(1994年、フジテレビ)渋谷二郎として出演
* [[トゥナイト2]] (2000年、[[テレビ朝日]])ゲーム紹介コーナーでのインタビュー出演など
* [[トゥナイト2]] (2000年、[[テレビ朝日]])ゲーム紹介コーナーでのインタビュー出演など
*[[スーパーマリオスタジアム (テレビ番組)|スーパーマリオスタジアム]](1995年 - 1996年、テレビ東京)
* [[スーパーマリオスタジアム (テレビ番組)|スーパーマリオスタジアム]](1995年 - 1996年、テレビ東京)
*[[小園総研]](1995年 - 1996年、[[中京テレビ放送|中京テレビ]])※[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系]]全国ネット
* [[小園総研]](1995年 - 1996年、[[中京テレビ放送|中京テレビ]])※[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系]]全国ネット
*[[D's Garage21]](1999年 - 2001年、テレビ朝日)
* [[D's Garage21]](1999年 - 2001年、テレビ朝日)


===web===
===web===
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==外部リンク==
==外部リンク==
*[http://www.gtvnet.co.jp/ GTVNET]
* [http://www.gtvnet.co.jp/ GTVNET]
*[http://www.gtvnet.co.jp/watanabe/Virtuali_an_top.html 渡辺浩弐のバーチャリ庵]
* [http://www.gtvnet.co.jp/watanabe/Virtuali_an_top.html 渡辺浩弐のバーチャリ庵]
*[http://ch.nicovideo.jp/channel/ch242 ニコニコチャンネルGTV]
* [http://ch.nicovideo.jp/channel/ch242 ニコニコチャンネルGTV]
*[http://twitter.com/kozysan 渡辺浩弐 (kozysan) on Twitter]twitter
* {{Twitter|kozysan|渡辺浩弐}}


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2012年4月22日 (日) 14:18時点における版

渡邊浩弐
(わたなべ こうじ)
誕生 (1962-10-04) 1962年10月4日(61歳)
福岡県
職業 小説家
ゲームクリエイター
漫画原作者
言語 日本の旗 日本
ジャンル サイエンス・フィクション
代表作 ゲーム・キッズシリーズ
プラトニックチェーンシリーズ
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

渡邊 浩弐(わたなべ こうじ、1962年10月4日 - )は、福岡県福岡市出身の作家。ゲーム・映像ソフト制作会社「GTV」代表取締役早稲田大学大学院非常勤講師も勤めている。

概要

早稲田大学第一文学部卒。大学在学中に東南アジアを放浪、帰国後は劇団員ミュージシャンコピーライターなどを経験。

駆け出しライターとして、映画会社の東宝で企画書を執筆していたが、1986年にファミコン名人を主役にした映画『GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦』の構成を担当したことから、コンピュータゲーム業界に入る[1]

家庭用ゲーム機草創期である1988年ビデオを使った月刊のゲーム情報マガジン『GTV(ゲーム・テック・ビデオ)』をCBSソニー出版(現ソニー・マガジンズ)より創刊。当時はビデオマガジンが注目されており、車情報やアイドル情報を扱ったビデオマガジンが書店やコンビニエンスストアで発売されていた時代である。

ゲーム雑誌のビデオマガジンとしては、『ファミリーコンピュータMagazine』誌から『ファミマガVideo』も発刊されていたが、『GTV』は翌1989年まで15号を数え、もっとも成功した部類となった。CBSソニーでの発刊が終了して以降も1992年までに、版元をアスキータカラパイオニアと替えてGTVブランドのビデオマガジンを単発で刊行した。

渡邊が知名度を上げたのは、1989年テレビ東京系火曜夕方6時台のゲーム情報番組『大竹まことのただいま!PCランド』に出演してからである。当初はGTV代表の肩書きで、ゲームの解説を行なうのみだったが、やがてバラエティーコーナーにも参加するようになった。中国拳法の特集で中国拳法の達人に肋骨を折られるなど、様々なエピソードを残している。

また『PCランド』初期では黒縁眼鏡にぼさぼさの頭、地味な服装と典型的なオタクの風体だったが、番組中期にスタッフによってイメージチェンジ作戦が行われ、これまでとは打って変わって御洒落なスタイルへと変貌、以後現在に至るまでこのスタイルを通すようになった。これは『マル勝スーパーファミコン』誌に連載した渡邊本人のエッセイによると、番組開始当初より意図して行なったものという。

週刊ファミ通』(エンターブレイン)に連載した小説『1999年のゲーム・キッズ』で本格的に作家活動を開始。星新一の影響を受けたショートショートSFで、いくつかの作品はテレビドラマ化(『世にも奇妙な物語』など)や映画化された。また、『1999年のゲーム・キッズ』は1995年のドラマ『BLACK OUT』(「原案」クレジット、ノベライズも著述している)と1997年のドラマ『いとしの未来ちゃん』(「資料提供」クレジット)のアイデアソースとして映像化されている。以後、小説や各種デジタルメディア評論で、雑誌執筆やテレビ出演を数多くこなす。また、この頃に桃井はるこの才能を見いだし、「バーチャリアン子」と名づけ、メディアの世界に引き込んだりもした。

現在は執筆活動のみならず、GTV代表としてあらゆるデジタルメディアのクリエイターとして活動している。その他、最近ではニワンゴ協力のもと、メールを返信することで続きが送信されてくる電子小説を執筆し、展開している。講談社BOXのKOBO CAFEの雇われ店長をしていた。

2010年頃からは、ニコニコ生放送の公式放送『ゲームのじかん』にレギュラー出演している。同番組内ではよく衝撃発言が飛び出す。「家出以来実家に帰っていない」「親の顔をほとんど忘れました」、「高橋名人が『夜の16連打』『俺のジョイスティックが…』とか言ってましたよ」など。

著書

漫画原作

雑誌連載

出演番組

テレビ

web

  • DVD制作会議、制作現場 (ニコニコ動画)
  • ゲームのじかん (ニコニコ動画)

出典

  1. ^ ゲームラボ』2008年12月号、三才ブックス

外部リンク