「ありがとう (2006年の映画)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Benzoyl (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
1行目: 1行目:
{{改名提案|ありがとう (2006年の映画)|date=2012年3月}}
{{Infobox Film|
{{Infobox Film|
| 作品名 = ありがとう
| 作品名 = ありがとう
27行目: 28行目:
| imdb_id = 0886534
| imdb_id = 0886534
}}
}}
'''ありがとう'''は、[[2006年]][[11月25日]]から公開された[[日本]]の[[映画作品]]である。[[阪神・淡路大震災]]で全てを失い、[[還暦]]目前に[[プロゴルファー]]のテストに合格し、シニアゴルファーとして活躍する[[古市忠夫]]の半生を綴った[[映画]]である。[[映画監督|監督]]は[[万田邦敏]]。[[文部科学省]]選定作品。
'''ありがとう'''は、[[2006年]][[11月25日]]から公開された[[日本]]の[[映画作品]]である。[[阪神・淡路大震災]]で全てを失い、[[還暦]]目前に[[プロゴルファー]]のテストに合格し、シニアゴルファーとして活躍する[[古市忠夫]]の半生を綴った映画である。[[映画監督|監督]]は[[万田邦敏]]。[[文部科学省]]選定作品。


原作は[[スポーツ]][[ノンフィクション]][[作家]]の[[平山譲]]の同名[[小説]](初版でのタイトルは『'''還暦ルーキー'''』)。古市忠夫役は[[赤井英和]]が演じる。なお、タイトルロゴは[[加藤登紀子]]の筆による。
原作はスポーツノンフィクション作家[[平山譲]]の同名小説(初版でのタイトルは『'''還暦ルーキー'''』)。古市役は[[赤井英和]]が演じる。なお、タイトルロゴは[[加藤登紀子]]の筆による。


なお、[[1996年]]公開の映画に[[ありがとう (漫画)|同名の作品]]があるが、無関係である。
[[1996年]]公開の[[ありがとう (漫画)|同名の映画]]があるが、無関係である。


==あらすじ==
==あらすじ==
[[神戸市]][[長田区]]の鷹取商店街(映画内では若鷹商店街)でカメラ店を営んでいた古市忠夫。[[1995年]][[1月17日]]午前5時46分に発生した[[阪神・淡路大震災]]で、自宅兼店舗を焼失してしまう。その後、地元の復興のため、町内会長や[[消防団]]の団長などを務め、[[ボランティア]]活動に奔走した。<br>
[[神戸市]][[長田区]]の鷹取商店街(映画内では若鷹商店街)でカメラ店を営んでいた古市忠夫。[[1995年]][[1月17日]]午前5時46分に発生した[[阪神・淡路大震災]]で、自宅兼店舗を焼失してしまう。その後、地元の復興のため、町内会長や[[消防団]]の団長などを務め、[[ボランティア]]活動に奔走した。

自ら趣味としていた[[ゴルフ]]で家族を食わせていこうと、震災で焼け残った[[ゴルフクラブ]]でプロゴルファーになることを決意し、PGA資格認定プロテストに60歳で合格した。<br>
自ら趣味としていた[[ゴルフ]]で家族を食わせていこうと、震災で焼け残った[[ゴルフクラブ]]でプロゴルファーになることを決意し、PGA資格認定プロテストに60歳で合格した。

物語は、震災で全てを失い、仲間も亡くした古市が、還暦でプロゴルファーになるまでの"奇跡"を描く。
物語は、震災で全てを失い、仲間も亡くした古市が、還暦でプロゴルファーになるまでの"奇跡"を描く。


91行目: 94行目:
[[Category:長田区]]
[[Category:長田区]]
[[Category:災害を扱った映画作品]]
[[Category:災害を扱った映画作品]]
[[Category:ゴルフを題材とした作品]]

2012年3月4日 (日) 14:19時点における版

ありがとう
監督 万田邦敏
脚本 平山讓
仙頭武則
七字幸久
万田邦敏
製作 仙頭武則
出演者 赤井英和
田中好子
薬師丸ひろ子
尾野真千子
前田綾花
音楽 長嶌寛幸
主題歌 河島英五
撮影 渡部眞
編集 深野俊秀
配給 東映
公開 2006年11月25日
上映時間 125分
製作国 日本 日本の旗
言語 日本語
興行収入 5億円
テンプレートを表示

ありがとう』は、2006年11月25日から公開された日本映画作品である。阪神・淡路大震災で全てを失い、還暦目前にプロゴルファーのテストに合格し、シニアゴルファーとして活躍する古市忠夫の半生を綴った映画である。監督万田邦敏文部科学省選定作品。

原作はスポーツノンフィクション作家・平山譲の同名小説(初版でのタイトルは『還暦ルーキー』)。古市役は赤井英和が演じる。なお、タイトルロゴは加藤登紀子の筆による。

1996年公開の同名の映画があるが、無関係である。

あらすじ

神戸市長田区の鷹取商店街(映画内では若鷹商店街)でカメラ店を営んでいた古市忠夫。1995年1月17日午前5時46分に発生した阪神・淡路大震災で、自宅兼店舗を焼失してしまう。その後、地元の復興のため、町内会長や消防団の団長などを務め、ボランティア活動に奔走した。

自ら趣味としていたゴルフで家族を食わせていこうと、震災で焼け残ったゴルフクラブでプロゴルファーになることを決意し、PGA資格認定プロテストに60歳で合格した。

物語は、震災で全てを失い、仲間も亡くした古市が、還暦でプロゴルファーになるまでの"奇跡"を描く。

さまざまな情報をもとに、セットとCGを駆使して、当時の神戸がほぼ忠実に再現され、その程度は、古市がお墨付きとしたほどと言われる。また、一部ではあるが、当時の実際の映像も使用されている。

キャスト

賛同出演

テーマソング

スタッフ

外部リンク