コンテンツにスキップ

ありがとう (2006年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ありがとう
監督 万田邦敏
脚本 平山讓
仙頭武則
七字幸久
万田邦敏
製作 仙頭武則
出演者 赤井英和
田中好子
薬師丸ひろ子
尾野真千子
前田綾花
音楽 長嶌寛幸
主題歌 河島英五
撮影 渡部眞
編集 深野俊秀
配給 東映
公開 日本の旗 2006年11月25日
上映時間 125分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 4.7億円[1]
テンプレートを表示

ありがとう』は、2006年11月25日から公開された日本映画作品である。阪神・淡路大震災で全てを失い、還暦目前にプロゴルファーのテストに合格し、シニアゴルファーとして活躍する古市忠夫の半生を綴った映画である。監督万田邦敏文部科学省選定作品。原作はスポーツノンフィクション作家・平山譲の同名小説(初版でのタイトルは『還暦ルーキー』)。古市役は赤井英和が演じた。なお、タイトルロゴは加藤登紀子の筆による。

あらすじ

[編集]

神戸市長田区の鷹取商店街(映画内では若鷹商店街)でカメラ店を営んでいた古市忠夫。1995年1月17日午前5時46分に発生した阪神・淡路大震災で、自宅兼店舗を焼失してしまう。その後、地元の復興のため、町内会長や消防団の団長などを務め、ボランティア活動に奔走した。

自ら趣味としていたゴルフで家族を食わせていこうと、震災で焼け残ったゴルフクラブでプロゴルファーになることを決意し、PGA資格認定プロテストに60歳で合格した。

物語は、震災で全てを失い、仲間も亡くした古市が、還暦でプロゴルファーになるまでの"奇跡"を描く。

さまざまな情報をもとに、セットとCGを駆使して、当時の神戸がほぼ忠実に再現され、その程度は、古市がお墨付きとしたほどと言われる。また、一部ではあるが、当時の実際の映像も使用されている。

キャスト

[編集]
賛同出演

テーマソング

[編集]

スタッフ

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 「2006年 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2007年平成19年)2月下旬号、キネマ旬報社、2007年、184頁。 

外部リンク

[編集]