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'''川瀬 智子'''(かわせ ともこ、本名:奥田智子(おくだ ともこ)、旧姓:川瀬、[[1975年]][[2月6日]] - )は、[[歌手]]。[[京都府]]出身。[[血液型]]はB型。[[愛称]]は'''Tommy'''(トミー)。[[the brilliant green]]の[[ボーカリスト]]で現在はバンド活動を休止し、「Tommy february<sup>6</sup>」「Tommy heavenly<sup>6</sup>」の二つのキャラクターで活動している。
'''川瀬 智子'''(かわせ ともこ、本名:奥田智子(おくだ ともこ)、旧姓:川瀬、[[1975年]][[2月6日]] - )は、[[歌手]]。[[京都府]]出身。[[血液型]]はB型。[[愛称]]は'''Tommy'''(トミー)。[[the brilliant green]]の[[ボーカリスト]]で現在はバンド活動を休止し、「Tommy february<sup>6</sup>」「Tommy heavenly<sup>6</sup>」の二つのキャラクターでソロ活動している。


== 来歴 ==
== 来歴 ==

2007年6月4日 (月) 20:57時点における版

川瀬 智子(かわせ ともこ、本名:奥田智子(おくだ ともこ)、旧姓:川瀬、1975年2月6日 - )は、歌手京都府出身。血液型はB型。愛称Tommy(トミー)。the brilliant greenボーカリストで現在はバンド活動を休止し、「Tommy february6」「Tommy heavenly6」の二つのキャラクターでソロ活動している。

来歴

  • 1997年 the brilliant greenボーカルとしてデビュー。
  • 2001年 ソロ活動を開始する。眼鏡をかけたポップなイメージのTommy february6(トミー・フェブラリー)と、ダークアイシャドーをつけ、不良めいたイメージのTommy heavenly6(トミー・ヘヴンリー)の二つの別人格を、川瀬自身がプロデュースするという設定である。
  • 2002年 『ピロッポ』(フジテレビ)に声優として参加。
    自身の誕生日でもあり、プロジェクト名の由来でもある2月6日に1stAlbum『Tommy february6 』をリリース。オリコンアルバムチャート初登場1位で2週連続1位を獲得する。
  • 2003年 『Tommy february6プロデュースプロジェクト』がスタート、Tommy ☆ angelsSPEED樋井明日香藤井隆へ楽曲提供及びプロデュースをしている。
    サンリオのキャラクター「リトルツインスターズ」とのコラボレーションを発表。
    the brilliant greenのベーシスト奥田俊作と結婚。
  • 2005年 ブライスとのコラボレーションを発表。限定ドールを発売。
  • 2006年 Tommy heavenly64thシングル『I'm Gonna SCREAM』のPVで、“たらこキューピー”と共演。
    Tommy heavenly66thシングル『Lollipop Candy BAD girl』のPVを自ら監督。PVではTommy heavenly6とTommy february6が初めて共演している。
  • 2007年 Tommy heavenly62thアルバム「Heavy Starry Heavenly」を3月7日に発売。
    公式HPでアルバム発売に合わせて待望の初ソロライヴツアー「Tommy heavenly6 Heavy Starry tour'07」の開催決定の発表がされた。
    またアルバム発売前日のスペシャル企画で行われたインターネットラジオで、ツアー中に今まで謎にしていた作曲者をゲストで登場すると告知がされ、ツアーが開催中に作曲者の正体が明かされた。
    5月31日the brilliant greenバンド結成10周年を迎え活動を再開する事が発表された。なお川瀬のソロ活動も継続して行う事も合わせて発表された。

人物

  • 現在では一般的となった、CDDVDを2枚組みで発売する、というのは実はTommy february6のデビューシングル「EVERYDAY AT THE BUS STOP 」が業界で初めてである。
  • 何事も拘る性格だが長続きせず気まぐれなところがあり、「Tommy heavenly6」でのシングル「I'm Gonna SCREAM+」と「Pray」のプロモーションビデオは当初川瀬が死神に扮して活躍する死神三部作として製作し上記二作品は製作したが、次にリリースしたハロウィンシングル「Lollipop Candy BAD girl」での製作が思った以上に難航だったらしく、これがきっかけでもうどうにでもなれと諦めた。ちなみに「Heavy Starry Chain」のプロモーションビデオで鎌を持っているのは一応三部作を意識してのことらしい。事実上の三部作完結とも考えられる。
  • 本人は日記で自身の事を「ティーンエイジコンプレックス」と語り、この性格がモチーフとして自身のソロワーク「Tommy february6」と「Tommy heavenly6」のキャラクター設定に生かされている。
  • 不動産屋に連日電話をして入居したい部屋の家賃を下げさせたことがある。
  • タクシーの運転手が道を間違ったときに、すぐさまタクシー会社にクレームをいって運賃を負けさせたことがある。
  • ホテルに宿泊する際に、わざと希望よりグレードの低い部屋に泊まり、その後ホテルにクレームをつけてワンランク上の部屋を案内させたことがあった。
  • 高校生の時アルバイトしていた所が京都市内のセレクトショップで、高校卒業後は18歳ながら店長に就任し一時期働いていた。この時養われたファッションセンスや小物使いなどが後にソロ活動する時にPVなどで役に立っている。
  • the brilliant greenの前に別のバンドのボーカルをしており、ある日クラブでステージに立って歌っていたところ、バンドを結成したくてボーカルを探していた松井亮と奥田俊作が川瀬の声に惚れスカウト、the brilliant greenが結成された。
  • 自宅に居るのが好きで余り外出を好まない。この事が高じ、奥田俊作と婚約し新たな住居を建設する際に、地下にスタジオを建設。現在のソロワークでの収録は全て自宅のスタジオで行われている。
  • 正月には高級おせちを購入し食べていたが、ある日その店が雑誌で取り上げられその年から品切れなどが続いたり、仕事が忙しくて注文出来なかったりとここ2年は満足に食べていないらしい。
  • 健康マニアで健康グッズを購入したり、アロマなどにも拘っている。またTommy february6として活動する前はマルボロライトメンソールを一日2箱を消費する愛煙家だったが、のどを痛めたり体調不良になったのを機に禁煙し、嫌煙家になりその後、同じく愛煙家だったthe brilliant greenのメンバー、松井亮と奥田俊作を説得し禁煙させた。
  • 「Tommy february6」として活動する際にかけるトレードマークのメガネは、撮影時の光反射を考慮して伊達メガネを使用している。彼女が使用する眼鏡を選ぶ際、東京都内中心部のメガネショップを3軒歩き回りイメージ通りの伊達メガネを探した。
  • 「Tommy heavenly6」ではシングル「I'm Gonna SCREAM+」からプロモーションビデオの監督・編集を自ら行っており、監督はセキ☆リュウジと共同で製作、編集は自宅にある自身所有のアップル社製パーソナルコンピュータ、Macintoshで編集作業している。PV撮影が高じ映画撮影や作曲にも挑戦してみたいとインタビューで語ってる。
  • PV製作ではその楽曲に合う衣装をスタイリストの手を借りず自ら購入し使用している。
  • 最近のインタビューでは「Tommy february6」「Tommy heavenly6」に続く新たな第3番目の人格を誕生を視野に入れている。

ソロプロジェクトの作曲者

ソロ名義初のライヴツアー「Tommy heavenly6 Heavy Starry tour'07」の初日の大阪公演にて今まで謎だった作曲者がゲストで登場した。

Template:SpoilerH ライブ中にステージ上に現われたソロプロジェクトの作曲者の正体は、実はthe brilliant greenのメンバーの奥田俊作と松井亮だった事が判明。両名は今回のツアーにギター演奏者として参加していた。

奥田俊作は「Tommy february6」の楽曲を殆んど手掛け、「Tommy heavenly6」では全て作曲を担当し、松井亮は「Tommy february6」の楽曲を幾つか手掛けていた事は知らされた。 Template:SpoilerF


名前の由来

愛称の「Tommy」の由来
「智子」→「ともこ」→「ともー」→「トミー(Tommy)」、と言う具合に「智子」の「とも」の部分が転じ、この愛称になった。なお本来アメリカなどでは男性名(Tomas)の愛称である。
february6の由来
誕生日が2月6日生まれ(2月=February、6日=6)で誕生日を名前にしたら飽きないだろうと思い使用。なおサフィックスの「6」は読まない(らしい)が、本人曰く“読んでも読まなくてもどちらでも構わない”とのこと。

Tommy february6とTommy heavenly6

Tommy february6とTommy heavenly6は、川瀬智子自身のソロプロジェクトでの活動形態だが、キャラクター設定がある。

  • 「Tommy february6」はブライトサイドの人格だが川瀬智子自身の自己矛盾や投げやりで適当な性格を表現した別人格。
  • 「Tommy heavenly6」はTommy february6の悪しき別人格(ダーク・サイド)という設定でTommy february6として感じたストレスや嫉妬心などの負の感情を具現化したのがTommy heavenly6である。

この二つの人格を川瀬智子自身がプロデュースをする設定だが、二人は自分達が同じ「川瀬智子」と言う同一人物とは気づいていない。

february6自身はheavenly6の存在を知らない、一方heavenly6自身はfebruary6の睡眠中や酔った時に覚醒し好き勝手に活動している(この事はfebruary6は当然知らなく知らぬ間にケガしたり物が紛失したりして困惑している)

最近のfebruary6はheavenly6の存在を知っているが対立している。理由はheavenly6はfebruary6と仲良くしたいが恥ずかしくて意地悪してしまいfebruary6を怒らせてしまうため。「二人」の共演作「Lollipop Candy BAD girl 」のPVでは二番のサビのシーンでfebruary6とheavenly6が争いしているシーンがある一方、「I LOVE XMAS 」のPVでも共演してるがこちらは仲良くサンタと戯れてるので徐々に其の仲は深まってきている様子。

しかし川瀬智子は最近のインタヴューでfebruary6とheavenly6の設定を人格ではややこしいので双子の姉妹に変えようかと迷っていると語る、またheavenly6のキャラ設定はまだ確立していなく今後はさらに深めるとか。最近ではまた新たな3番目の人格を誕生させたいと語る。 余談だが、川瀬智子自身は「diary」コーナーでダンスが苦手と語っている。しかも、「NYでダンス修行を1年しなきゃ」と語っている。

なお二人のキャラで発表した楽曲解説や製作秘話などは公式HPに設置してある「Diary」コーナーにリリース時に合わせて本人が綴っているのでそちらも参照したい。

笑っていいともテレフォンショッキングのお友達紹介で大塚愛から紹介されたが、電話に出たときはキャラクターが素だったため、タモリが「Tommy february6からTommy heavenly6に変えたんでしょ?」と聞いたら、川瀬智子はあっさり「はい」と認めてしまった。

ディスコグラフィー

the brilliant greenでの作品はthe brilliant green#ディスコグラフィーを参照の事。

Tommy february6

Tommy february6は、80年代のサウンドを彷彿させるポップでメロディアスな曲を展開している。 時折、小指を立ててマイクを持つ事がある。

シンセサイザーを多用した音作りであるが、透明感のあるデジタル音ではなく、現在は入手困難なアナログシンセのヴィンテージサウンドをモチーフにした高度なバッキング音は本家の音作りをも凌駕する出来。フェブラリーのジャケットに映っている設備の感じから推察すると自宅スタジオと言ってもかなり本格的な設備のようだ。(よくロックミュージシャンが自宅に造る小屋のなかに小規模なグレードの機材を据え付けたようなものとは別次元である。)

シングル

  1. EVERYDAY AT THE BUS STOP (2001年7月25日)
    M-1「EVERYDAY AT THE BUS STOP」TBSテレビ系「COUNT DOWN TV」オープニング・テーマ
  2. ♥KISS♥ ONE MORE TIME (2001年11月21日)
    M-2「トミーフェブラッテ、マカロン。」CX系アニメ「ピロッポ」主題歌
    M-3「★CANDY POP IN LOVE★」集英社「non・non」CMソング
  3. Bloomin'! (2002年1月17日)
    M-1「Bloomin'!」資生堂ピエヌ」CMソング
  4. je t'aime ★ je t'aime (2003年2月6日、アナログ盤:2003年2月19日)
    M-1「je t'aime ★ je t'aime」ダイハツ工業ミラアヴィ」CMソング
    サンリオのキャラクター「リトルツインスターズ」とのコラボレーションシングル。
  5. Love is forever (2003年7月16日、アナログ盤:2003年7月30日)
    「リトルツインスターズ」とのコラボレーションシングル第2弾。
  6. MaGic in youR Eyes (2004年2月11日、アナログ盤:2004年2月25日)
    M-1「MaGic in youR Eyes」 東京放送系ドラマ「奥さまは魔女」主題歌
    M-2「I still love you boy」 ハドソン「取り放題¥100」CMソング
    「リトルツインスターズ」とのコラボレーションシングル第3弾。
  7. L・O・V・E・L・Y ~夢見るLOVELY BOY~ (2004年7月14日)
    M-1「L・O・V・E・L・Y ~夢見るLOVELY BOY~」劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者 デオキシス」のエンディングテーマ
    M-2「I ONLY WANT TO BE WITH YOU」TBSテレビ系「はなまるマーケット」オープニング・テーマ
    M-3「エル・オー・ヴィー・イー・エル・ワイ ~ゆめみるラヴリーボーイ(ピカチュウといっしょ★ヴァージョンだよ!)」M-1のピカチュウプラスルマイナンとの共演版。歌詞・クレジットはすべて平仮名片仮名だけで表記されている。
  8. ♥Lonely in Gorgeous♥ (2005年11月30日)
    M-1「♥Lonely in Gorgeous♥」CX系アニメ「Paradise Kiss」オープニング・テーマ

アルバム

  1. Tommy february6(2002年2月6日)
  2. Tommy airline (2004年3月17日、アナログ盤:2004年3月31日)

書籍

  1. Tommy february6 + HAWAII (2002年10月2日)

Tommy heavenly6

Tommy heavenly6はハードでダークなイメージ、ゴシック・メタルやパンク・ロックをベースとした曲を展開している。ジャンル的にはギターベースの音楽がモチーフであり、シンセサイザーを音階的には殆ど使っていないが、サウンドはブリグリそのものに近い。ギターの使い方などはかなり日本的と言っていいだろう。

2ndアルバムの発売に合わせソロ名義での初ライヴツアー「Tommy heavenly6 Heavy Starry tour'07」が決定。

シングル

  1. Wait till I can dream (2003年7月16日、アナログ盤:2003年7月30日)
    テレビ朝日系「Matthew's Best Hit TV」エンディングテーマ
  2. Hey my friend (2004年5月26日)
    映画「下妻物語」主題歌
  3. Ready? (2005年7月20日)
    TBS系王様のブランチエンディングテーマ
  4. I'm Gonna SCREAM+ (2006年6月7日)
    カネボウfree plusCMソング
  5. Pray (2006年7月5日)
    テレビ東京アニメ銀魂オープニングテーマ
  6. Lollipop Candy BAD girl (2006年10月11日)
    ハロウィンを記念して制作されたシングル。
    総合時間はハロウィンの日付の10月31日にあやかり、10分31秒の大作。
  7. I LOVE XMAS (2006年12月06日)
    日本テレビ系列火曜ドラマゴールドエンディングテーマ
  8. Heavy Starry Chain (2007年2月7日)
    セカンドアルバム「Heavy Starry Heavenly」からの先行シングル。

アルバム

  1. Tommy heavenly6 (2005年8月24日)
  2. Heavy Starry Heavenly (2007年3月7日発売)

ラジオ番組

関連項目

外部リンク