扇沢駅
表示
扇沢駅 | |
---|---|
駅舎(2018年7月) | |
おうぎざわ Ogizawa | |
(6.1 km) 黒部ダム► | |
所在地 | 長野県大町市平2117 |
所属事業者 | 関西電力 |
所属路線 | 関電トンネル電気バス |
キロ程 | 0.0 km(扇沢起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1964年(昭和39年)8月1日[1] |
廃止年月日 |
2018年(平成30年)12月1日 (鉄道駅として) |
備考 |
標高:1,433 m キロ程はトロリーバス時代のもの |
扇沢駅(おうぎざわえき)は、長野県大町市にある、関西電力関電トンネル電気バスのバス停留所(自動車駅)である。
かつては関電トンネルトロリーバスの鉄道駅であったが、2018年11月に鉄道事業としての廃止、翌2019年4月より電気バスに転換され[2]、当駅は事実上の「自動車駅」となった。
当駅が所在する長野県は中部電力パワーグリッドの送配電エリアである。
概要
[編集]立山黒部アルペンルートの長野県側の入口となる停留所であり、トロリーバス時代はアルペンルート内の鉄道事業法で運営されていた交通機関の駅としては唯一長野県内にある駅であった。なお、営業期間に合わせて長野県道45号扇沢大町線の一部も閉鎖されるため、冬季は信濃大町駅側からも行くことはできない。
駅舎は地上3階建てで、1階にきっぷうりば、2階に「レストラン扇沢」と改札口、3階にホームと屋上展望台がある。
出札・改札などの旅客関係業務は関電アメニックスに委託。通行票(スタフ)の授受や出発合図などの運行管理業務は関電本体所属の社員が行う。
歴史
[編集]- 1964年(昭和39年)8月1日:開業[1]
- 2018年(平成30年)12月1日:関電トンネルトロリーバスの鉄道事業廃止に伴い、鉄道駅としては廃止。
- 2019年(平成31年)4月15日:関電トンネル電気バスの運行開始により、自動車駅形態での営業を開始。
-
全景(柏原新道より望む)
-
駅舎屋上
-
発車ホーム
-
着車ホーム
駅周辺
[編集]- 扇沢総合案内センター
- レストラン扇沢
バス路線
[編集]- アルピコ交通
他に、扇沢駅駐車場が満車の際、約8km大町寄りの籠川臨時駐車場(籠川大橋近く)から当停留所間の、無料シャトルバスが随時運行される(片道所要約15分)。
隣の停留所
[編集]- 関西電力
- 関電トンネル電気バス
- 扇沢駅 - 黒部ダム駅
脚注
[編集]- ^ a b 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、320頁。ISBN 9784784071647。
- ^ 『関電トンネルにおけるトロリーバスの電気バスへの変更について』(プレスリリース)関西電力、2017年8月28日 。2021年4月18日閲覧。
- ^ a b “大町の関電トロバスが補修終え、設置完了 14日にお披露目”. 中日新聞Web. (2020年11月11日). オリジナルの2020年11月11日時点におけるアーカイブ。 2021年4月18日閲覧。
- ^ a b “信毎おでかけガイド 「最後のトロリーバス」披露 大町で記念館プレオープンの式典”. 信濃毎日新聞 (2020年11月15日). 2020年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月18日閲覧。
- ^ “アルペンルート全線開通 扇沢で開通式”. 朝日新聞デジタル. (2021年4月16日) 2021年4月18日閲覧。
- ^ 2009年12月15日までは松本電気鉄道(現:アルピコ交通)も共同運行に参加していた
- ^ “白馬営業所・大町営業所の移管について”. アルピコグループ (2009年12月9日). 2010年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月18日閲覧。
- ^ “中央高速バス「新宿~安曇野・白馬線」扇沢系統新設”. 京王グループ (2012年4月9日). 2012年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月18日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- トロバス記念館関連
- トロバス記念館(扇沢総合案内センター内) - 大町市観光協会