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マーク・マクレモア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マーク・マクレモア
Mark McLemore
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州サンディエゴ
生年月日 (1964-10-04) 1964年10月4日(60歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
207 lb =約93.9 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 二塁手外野手三塁手遊撃手
プロ入り 1982年 MLBドラフト9巡目
初出場 1986年9月13日
最終出場 2004年10月2日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

マーク・マクレモアMark Tremell McLemore , 1964年10月4日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ出身の元メジャーリーグ選手内野手外野手)。

経歴

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マクレモアの功績への第一の賞賛は、2001年 - 2003年シアトル・マリナーズでの活躍で得た「スーパーサブ」というニックネームである。 2000年のシーズン中、二塁手のレギュラーだったマクレモアは、オフシーズンの間、2001年からのレギュラーをブレット・ブーンに代えられた。マクレモアが苦いレギュラーの喪失をしたことに対して、監督のルー・ピネラはさまざまな内外野の守備位置(主に左翼、三塁、遊撃、二塁、中堅、DH、および右翼)、そして打順もイチローに続く2番打者と下位打者を組み替えることで定期的に使うことによって彼を静め、顕著な結果を引き出した。 2001年のマリナーズ116勝という記録タイのシーズンに、彼は全てサブプレイヤーとしてプレーしながら409打数、117安打、69四球、打率.286、出塁率.384、および39盗塁を達成した。攻撃でも守備能力においても、ほぼどんな守備位置の選手とも最小限の戦力ロスで交代することができるユーティリティープレイヤーの存在は、マリナーズの歴史的なシーズンの主要因であった。ユーティリティープレイヤーとして例外的なほど印象的な彼の成績は、彼にニックネームを与えただけではなく、「スーパーサブ(毎日出場するユーティリティープレイヤー)」の概念そのものに対する関心も向上させた。

2001年のピークからフリーエージェントとして2003年の後にマリナーズを出るまで、マーク・マクレモアの成績は確実に低下した。そして彼は、2004年オークランド・アスレチックスで1シーズンを過ごした後に引退した。マクレモアはオークランドでプレーした彼にとっての最後の年に、MLB部門が1994年に再編成されて以来アメリカン・リーグ西地区における4つのすべてのチームのためにプレーした最初のメジャーリーガーになった(ジーン・ネルソンもまたアメリカン・リーグ西地区の全ての4つのチームでプレーしたが、彼のキャリアは再編成前の1993年に終わっている)。また彼は、テキサスの2つのMLBフランチャイズ、レンジャーズとアストロズの両チームでプレーした一握りの選手のうちの一人である。

マクレモアは、束の間のあいだESPNで野球解説者として仕事を持っていた。そして最近は、テキサス・レンジャーズの放送チームの一員となり、レンジャーズの試合前のショーでダナ・ラーソンと組んでいる。

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
1986 CAL 5 6 4 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 1 0 0 2 0 .000 .200 .000 .200
1987 138 499 433 61 102 13 3 3 130 41 25 8 15 3 48 0 0 72 7 .236 .310 .300 .610
1988 77 265 233 38 56 11 2 2 77 16 13 7 5 2 25 0 0 28 6 .240 .312 .330 .642
1989 32 115 103 12 25 3 1 0 30 14 6 1 3 1 7 0 1 19 2 .243 .295 .291 .586
1990 20 53 48 4 7 2 0 0 9 2 1 0 1 0 4 0 0 9 1 .146 .212 .188 .399
CLE 8 12 12 2 2 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 6 0 .167 .167 .167 .333
'90計 28 65 60 6 9 2 0 0 11 2 1 0 1 0 4 0 0 15 1 .150 .203 .183 .386
1991 HOU 21 68 61 6 9 1 0 0 10 2 0 1 0 1 6 0 0 13 1 .148 .221 .164 .385
1992 BAL 101 256 228 40 56 7 2 0 67 27 11 5 6 1 21 1 0 26 6 .246 .308 .294 .602
1993 148 663 581 81 165 27 5 4 214 72 21 15 11 6 64 4 1 92 21 .284 .353 .368 .721
1994 104 400 343 44 88 11 1 3 110 29 20 5 4 1 51 3 1 50 7 .257 .354 .321 .674
1995 TEX 129 542 467 73 122 20 5 5 167 41 21 11 10 3 59 6 3 71 10 .261 .346 .358 .703
1996 147 611 517 84 150 23 4 5 196 46 27 10 2 5 87 5 0 69 16 .290 .389 .379 .768
1997 89 399 349 47 91 17 2 1 115 25 7 5 6 2 40 1 2 54 5 .261 .338 .330 .668
1998 126 567 461 79 114 15 1 5 146 53 12 4 12 3 89 1 2 64 15 .247 .369 .317 .686
1999 144 664 566 105 155 20 7 6 207 45 16 8 9 6 83 2 0 79 8 .274 .363 .366 .729
2000 SEA 138 578 481 72 118 23 1 3 152 46 30 14 11 4 81 2 1 78 12 .245 .353 .316 .669
2001 125 487 409 78 117 16 9 5 166 57 39 7 3 6 69 0 0 84 6 .286 .384 .406 .790
2002 104 407 337 54 91 17 2 7 133 41 18 10 4 4 61 1 1 63 3 .270 .380 .395 .774
2003 99 352 309 34 72 15 2 2 97 37 5 5 0 3 38 0 2 71 4 .233 .318 .314 .632
2004 OAK 77 295 250 29 62 14 0 2 82 21 0 2 2 1 41 3 1 33 4 .248 .355 .328 .683
通算:19年 1832 7239 6192 943 1602 255 47 53 2110 615 272 119 105 52 875 29 15 983 134 .259 .349 .341 .690
  • 各年度の太字はリーグ最高

背番号

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  • 28 (1986年 - 1988年)
  • 10 (1989年 - 1990年途中)
  • 6 (1990年途中 - 同年終了)
  • 20 (1991年)
  • 67 (1992年 - 同年途中)
  • 2 (1992年途中 - 1994年、2004年)
  • 3 (1995年 - 1999年)
  • 4 (2000年 - 2003年)

外部リンク

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