トゥードジボン
 | この記事は現役競走馬を扱っています。 |
| トゥードジボン | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 欧字表記 | Tudo de Bom | ||||||||
| 品種 | サラブレッド | ||||||||
| 性別 | 牡 | ||||||||
| 毛色 | 鹿毛 | ||||||||
| 生誕 | 2019年3月30日（5歳） | ||||||||
| 父 | イスラボニータ | ||||||||
| 母 | コッパ | ||||||||
| 母の父 | Yesbyjimminy | ||||||||
| 生国 |
 日本（北海道千歳市） | ||||||||
| 生産者 | 社台ファーム | ||||||||
| 馬主 | 青山洋一 | ||||||||
| 調教師 | 四位洋文（栗東） | ||||||||
| 競走成績 | |||||||||
| 生涯成績 | 18戦6勝 | ||||||||
| 獲得賞金 |
1億3976万円 （2024年8月11日現在） | ||||||||
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トゥードジボン（欧字名:Tudo de Bom、2019年3月30日 - ）は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2024年の関屋記念。
馬名の意味は、「全て上手くいく」(ポルトガル語)。
経歴
[編集]デビュー前
[編集]2019年3月30日、北海道千歳市の社台ファームで誕生。2020年のセレクトセール1歳市場において3600万円（税別）で青山洋一に落札された[1]。その後、栗東・四位洋文厩舎に入厩した。
2歳（2021年）～3歳（2022年）
[編集]2021年6月12日中京芝1600mの2歳新馬で福永祐一を背にデビュー。好位から懸命に追い上げるもセリフォスの3着に敗れる。休養を挟み、10月24日阪神芝1400mの2歳未勝利では12着と大敗するも、藤岡佑介を鞍上に迎えた11月6日阪神芝1600mの2歳未勝利を逃げ切って初勝利を挙げる。12月19日の朝日杯フューチュリティステークスでは2番手追走も直線で一杯になり9着となる。明け3歳初戦となった2022年3月12日阪神芝1600mの3歳1勝クラスでは2番手追走から直線で脚を伸ばすと逃げ粘るヒルノショパンをクビ差差し切り2勝目を挙げるも、4月16日のアーリントンカップでは6着に敗れたのち骨折が判明し長期休養に入った[2]。
4歳（2023年）
[編集]1月29日中京芝1600mの4歳上2勝クラスで復帰して2着に敗れると、その後も勝ち切れないレースが続いた。10月の宝ヶ池特別（2勝クラス）と11月の清水ステークス（3勝クラス）を共に逃げ切って連勝するとともにオープン入りを果たす。
5歳（2024年）
[編集]1月6日の京都金杯では1番人気に推され、3番手追走からしぶとく脚を伸ばしたがコレペティトールの3着に敗れる[3]。この後3戦連続で二桁着順が続いたが、6月15日の米子ステークスでは好スタートから先手を奪うと、直線でも脚色は衰えず逃げ切ってオープン初勝利を飾る[4]。8月11日の関屋記念ではスタートからハナに立ちマイペースの逃げに持ち込むと、最後は好位から脚を伸ばしてきたディオに1馬身半差をつけ重賞初制覇を果たした[5]。
競走成績
[編集]以下の内容は、netkeiba.com[6]およびJBISサーチ[7]の情報に基づく。
| 競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離（馬場） | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ （人気） |
着順 | タイム （上り3F） |
着差 | 騎手 | 斤量 [kg] |
1着馬（2着馬） | 馬体重 [kg] |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021.6.12 | 中京 | 2歳新馬 | 芝1600m（良） | 10 | 7 | 8 | 5.7（4人） | 3着 | 1:35.5（34.6） | 0.5 | 福永祐一 | 54 | セリフォス | 472 | |
| 10.24 | 阪神 | 2歳未勝利 | 芝1400m（良） | 16 | 7 | 14 | 4.3（2人） | 12着 | 1:23.1（36.7） | 2.2 | 横山和生 | 55 | ママコチャ | 476 | |
| 11.6 | 阪神 | 2歳未勝利 | 芝1600m（良） | 17 | 2 | 4 | 5.7（3人） | 1着 | 1:34.3（34.9） | -0.0 | 藤岡佑介 | 55 | （スピリットワールド） | 472 | |
| 12.19 | 阪神 | 朝日杯FS | GI | 芝1600m（良） | 15 | 8 | 14 | 137.8（13人） | 9着 | 1:34.7（36.3） | 1.2 | 藤岡佑介 | 55 | ドウデュース | 476 |
| 2022.3.12 | 阪神 | 3歳1勝クラス | 芝1600m（良） | 9 | 4 | 4 | 2.9（2人） | 1着 | 1:33.8（34.2） | -0.1 | 福永祐一 | 56 | （ヒルノショパン） | 476 | |
| 4.16 | 阪神 | アーリントンC | GIII | 芝1600m（良） | 18 | 1 | 2 | 9.3（5人） | 6着 | 1:33.3（34.3） | 0.6 | 福永祐一 | 56 | ダノンスコーピオン | 478 |
| 2023.1.29 | 中京 | 4歳上2勝クラス | 芝1600m（良） | 9 | 6 | 6 | 3.8（2人） | 2着 | 1:33.3（34.1） | 0.4 | 岩田望来 | 57 | セルバーグ | 490 | |
| 2.19 | 阪神 | 4歳上2勝クラス | 芝1600m（稍） | 11 | 8 | 11 | 2.0（1人） | 7着 | 1:35.2（35.9） | 0.6 | 岩田望来 | 58 | スーサンアッシャー | 478 | |
| 8.27 | 札幌 | WASJ第4戦 | 2勝 | 芝1800m（重） | 14 | 7 | 12 | 4.8（3人） | 7着 | 1:52.3（37.6） | 0.8 | J.モレイラ | 58 | フェステスバント | 484 |
| 9.18 | 阪神 | MロードカナロアC | 2勝 | 芝1600m（良） | 10 | 6 | 6 | 6.9（3人） | 2着 | 1:32.0（33.3） | 0.2 | 藤岡佑介 | 58 | ジュンブロッサム | 480 |
| 10.7 | 京都 | 宝ケ池特別 | 2勝 | 芝1600m（良） | 11 | 5 | 5 | 5.2（3人） | 1着 | 1:34.0（33.5） | -0.2 | 藤岡佑介 | 58 | （ディオ） | 488 |
| 11.26 | 京都 | 清水S | 3勝 | 芝1600m（良） | 13 | 1 | 1 | 5.6（4人） | 1着 | 1:33.2（33.6） | -0.2 | 藤岡佑介 | 56 | （ルージュラテール） | 486 |
| 2024.1.6 | 京都 | 京都金杯 | GIII | 芝1600m（良） | 18 | 2 | 4 | 5.4（1人） | 3着 | 1:33.9（35.9） | 0.1 | 藤岡佑介 | 55 | コレペティトール | 488 |
| 2.4 | 東京 | 東京新聞杯 | GIII | 芝1600m（良） | 16 | 7 | 13 | 41.0（10人） | 10着 | 1:32.8（34.8） | 0.7 | 藤岡佑介 | 57 | サクラトゥジュール | 490 |
| 3.24 | 阪神 | 六甲S | L | 芝1600m（重） | 15 | 3 | 5 | 2.9（1人） | 11着 | 1:34.9（35.4） | 0.6 | 藤岡康太 | 57 | ボルザコフスキー | 486 |
| 4.21 | 京都 | 読売マイラーズC | GII | 芝1600m（稍） | 17 | 1 | 1 | 15.3（5人） | 10着 | 1:33.8（36.7） | 1.3 | 藤岡佑介 | 57 | ソウルラッシュ | 488 |
| 6.15 | 京都 | 米子S | L | 芝1600m（良） | 16 | 1 | 2 | 7.2（4人） | 1着 | 1:31.5（33.5） | -0.3 | 松山弘平 | 57 | （ディオ） | 486 |
| 8.11 | 新潟 | 関屋記念 | GIII | 芝1600m（良） | 18 | 7 | 15 | 6.6（3人） | 1着 | 1:32.9（33.3） | -0.2 | 松山弘平 | 57 | （ディオ） | 488 |
- 競走成績は2024年8月11日現在
血統表
[編集]| トゥードジボンの血統 | （血統表の出典） | |||
| 父系 | サンデーサイレンス系 |
|||
父 イスラボニータ 2011 黒鹿毛 |
父の父 フジキセキ1992 青鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo | |
| Wishing Well | ||||
| *ミルレーサー | Le Fabuleux | |||
| Marston's Mill | ||||
父の母 *イスラコジーン2002 鹿毛 |
Cozzene | Caro | ||
| Ride the Trails | ||||
| Isla Mujeres | Crafty Prospector | |||
| Lido Isle | ||||
母 *コッパ 2013 鹿毛 |
Yesbyjimminy 2004 鹿毛 |
Yes It's True | Is It True | |
| Clever Monique | ||||
| Sisters Creek | Pentelicus | |||
| Mighty Intimate | ||||
母の母 Diplomatic Angel1996 鹿毛 |
Valid Appeal | In Reality | ||
| Desert Trial | ||||
| Royal Angelique | Diplomat Way | |||
| Royal Contessa | ||||
| 母系(F-No.) | (FN:F7-c) | |||
| 5代内の近親交配 | In Reality：M4×S5 | |||
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ セレクトセール2020 セール結果一般財団法人日本競走馬協会、2024年8月11日閲覧
- ^ 【JRA】NZT3着リューベックが膝を骨折、アーリントンC6着トゥードジボンもnetkeiba、2022年4月21日配信
- ^ 【京都金杯】１番人気トゥードジボンは３着 藤岡佑「ベストを出すには馬場が軟らかかった」東スポ競馬web（東京スポーツ）、2024年1月6日配信・閲覧
- ^ 【米子Ｓ】トゥードジボンが逃げ切りＶ 近３年の覇者はいずれもサマーマイル王者に輝く 四位調教師「チャンピオンを目指したい」東スポ競馬web（東京スポーツ）、2024年6月15日配信・閲覧
- ^ 【関屋記念】トゥードジボンが堂々逃げ切り！後続を完封し重賞初制覇サンケイスポーツ、2024年8月11日配信・閲覧
- ^ “トゥードジボンの競走成績”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2024年8月11日閲覧。
- ^ “トゥードジボン 競走成績”. JBISサーチ. 2024年8月11日閲覧。