イオンモール扶桑

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イオンモール扶桑
ÆON MALL FUSŌ
地図
地図
店舗概要
所在地 480-0105[1]
愛知県丹羽郡扶桑町大字南山名5番地1[1]
座標 北緯35度21分40.2秒 東経136度54分1.8秒 / 北緯35.361167度 東経136.900500度 / 35.361167; 136.900500 (イオンモール扶桑)座標: 北緯35度21分40.2秒 東経136度54分1.8秒 / 北緯35.361167度 東経136.900500度 / 35.361167; 136.900500 (イオンモール扶桑)
開業日 2003年平成15年)8月9日[2][3]
施設所有者 三菱UFJ信託銀行株式会社[1][7]
施設管理者 イオンリテール株式会社
SC事業本部中部事業所

イオンモール株式会社
敷地面積 91,354 m²
延床面積 73,818 m²[1][2] 
商業施設面積 43,978 m²
中核店舗 ジャスコ扶桑店[1]

イオン扶桑店
店舗数 100[2]
営業時間 店舗により異なる
駐車台数 2,900台
前身 林紡績扶桑工場[4]

サン・ファイン扶桑工場[5]

イオン扶桑ショッピングセンター[6]
最寄駅 扶桑駅
最寄IC 小牧IC
外部リンク 公式サイト
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イオンモール扶桑(イオンモールふそう)は、愛知県丹羽郡扶桑町に立地しているイオンモール株式会社が管理するモール型ショッピングセンター。愛知県のイオンモールの中で最も北に位置する。

概要[編集]

「ジャスコ扶桑店」を核店舗とする[1]「イオン扶桑ショッピングセンター」として2003年平成15年8月9日に開業した[3]。当店の場所は扶桑町だが、当店の西側すぐの場所に江南市との境界線が有り、扶桑町と江南市、大口町、それに大店舗の存在しない犬山市を主なエリアとしている。なおこのイオンモールは愛知県最北端のイオンモールでもある。

なお、当館の名称は、2011年平成23年)から進められたイオンの大型ショッピングセンターの名称の「イオンモール」への統一[8]に伴い、同年11月21日に「イオン扶桑ショッピングセンター」から「イオンモール扶桑」に変更されている[6]

さらに、2013年平成25年)11月からイオンリテールの運営していた大型ショッピングセンターをイオンモールの運営に委託することになった[8]ことに伴い、同社の管理運営に移行した。

当施設の近隣にある店舗が競合により影響を受けたことから当地区を含む愛知県を地盤とするユニーが対抗し[9]、アピタ江南西店を核店舗に70の専門店を入居させたショッピングセンターヴィアモール江南2005年(平成17年)6月25日に開業させている[10]。このほかにMEGAドン・キホーテUNY大口店も主な競合店舗となっている。

開業までの当地の歴史[編集]

扶桑町は1956年昭和32年)、工場誘致条例を制定し、工場の誘致活動を開始。そこで誘致工場第1号として進出してきたのが林紡績だった[11]。しかし、同社は1979年昭和54年)2月に会社更生法の適用を申請して事実上倒産し[12]1981年昭和56年)3月の更生計画認可と同時にサン・ファインに社名変更をした[12]

そのサンファイン扶桑工場跡地にイオンが大型ショッピングセンターを開業することになった[5]

なお、当施設の南隣にある誠信高等学校は林紡績が設立した「林学園(現・愛知江南学園)」の1972年(昭和47年)4月に開校した「林第二高等学校」が1981年(昭和56年)4月に校名変更したものである[13]

主なテナント[編集]

開業時には、核店舗の「ジャスコ扶桑店」のほか[1][2]、準核店舗の「ミドリ電化」や「ニトリ」など[1][2]約100店の専門店が入居していた[2]

核店舗の「ジャスコ扶桑店」[1]2011年平成23年3月1日にイオングループの総合スーパーをイオンに店名統一する[14]ことに伴って「イオン扶桑店」に改称した。

また、「ミドリ電化」は2009年平成21年10月1日に「デオデオ」に吸収合併されて「エディオンWEST」となった[15]後、翌年2010年平成22年10月1日にさらに合併して「エディオン」本体の直営となり[16]2012年平成24年10月1日から店名統一に伴って「エディオン」に改称した[17]

出店テナント全店の一覧・詳細情報は公式サイト「ショップ&レストラン」を、営業時間およびATMを設置する金融機関の詳細は公式サイト「インフォメーション」を参照。

アクセス[編集]

鉄道[編集]

デマンド型交通[編集]

道路[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2007年版』 東洋経済新報社、2007年。
  2. ^ a b c d e f “イオン、「イオン扶桑SC」8月9日にオープン”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2003年7月14日)
  3. ^ a b “イオン扶桑ショッピングセンター8月9日(土)オープン 愛知県丹羽郡扶桑町”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2003年8月4日)
  4. ^ 『ダイヤモンド会社職員録 全上場会社版 1966年版 上巻』 ダイヤモンド社、1965年10月23日。
  5. ^ a b “ニュースフラッシュ”. 中部経済新聞(中部経済新聞社). (2002年6月6日)
  6. ^ a b 『11月21日 (月) モール型SC名を「イオンモール」に名称統一します』 イオン (2011年10月27日)
  7. ^ 平成24年度大規模小売店舗立地法法第6条第2項(変更)届出の概要【2012年10月末】 - 経済産業省 2012年12月11日閲覧
  8. ^ a b “イオン、大型SCの運営を一元化 イオンモールに集約へ”. 日本経済新聞(日本経済新聞社). (2013年10月24日)
  9. ^ “イオンとユニーが至近距離で激突”. 中部経済新聞(中部経済新聞社). (2004年6月25日)
  10. ^ “ユニー、アピタ江南西店を核に「VIA MALL」SCオープン”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2005年7月4日)
  11. ^ 『扶桑町史』p.230
  12. ^ a b “許されない金融機関の中小企業つぶし 東海銀行の貸し剥がしで企業整理 退職金踏み倒しのサン・ファイングループ”. 愛労連ニュース No.290(愛知県労働組合総連合). (2001年7月18日)
  13. ^ 『平成25年度事業報告書』 愛知江南学園、2013年 。
  14. ^ “総合スーパー名「イオン」に統一、ジャスコ、サティの屋号消滅”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2011年3月2日)
  15. ^ “エディオンWESTあす発足、FC出店・中古ソフト拡充、西日本の事業基盤再構築”. 日経MJ(日本経済新聞社). (2009年9月30日)
  16. ^ 山根清志 (2010年9月10日). “エディオン社長久保允誉氏、再編一服、出店を再加速――北陸や東北に開拓余地”. 日経MJ(日本経済新聞社)
  17. ^ “店名エディオンに統一 10月から デオデオなど317店”.中国新聞(中国新聞社). (2012年5月12日)

外部リンク[編集]