XREA

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XREAエクスリア)は、株式会社GMOデジロックが運営する、無料および有料ウェブレンタルサーバサービスの名称。

概要[編集]

XREA は eXtreme Realm for Experts and All の略である。

無料サービスが中心だが、有料サービスに XREA+(旧・有料広告免除サービス)がある。サーバスペックがさらに強化された上位プランに CORESERVER サービスがある。 別サービスの VALUE DOMAIN にて独自ドメインを取得することで、XREAで独自ドメインのウェブサイトやメールアカウントを使用することが可能。

運営スタッフによる公式なサポートは、サービス開始当初はプライベートなやりとりを除きサポート掲示板に重点が置かれ、ユーザー同士の助け合いが中心だった。2008年中頃以降はスタッフが掲示板上のユーザーの書き込みに返信することは一切なく、障害などスタッフの手助けが必要な対応以外のサポートが手薄になり、またサポート掲示板もスパム投稿で荒れ、お問い合わせフォーム上でのやりとりが中心となった。運営会社がGMOインターネットグループになったことを機に、2013年8月には旧サポート掲示板が閉鎖され、新しいサポート掲示板に移行。かつてのような積極的な公式サポートが再開され、サーバも刷新された。


歴史[編集]

  • 2001年7月20日 - MySuite.netにてウェブチャット・カウンターの貸出を開始
  • 2001年8月2日 - XREAで無料サーバスペースの貸し出し開始。
  • 2001年12月22日 - 無料広告免除サービス(ボランティア団体などに広告掲載を免除する制度)の申請受け付け開始。
  • 2001年12月18日 - ドメインウェブ(独自ドメイン)に対応。
  • 2002年1月 - MySuite.netを吸収し、ウェブチャット・カウンターサービスの運営を引き継ぐ。
  • 2002年1月5日 - XREA MyDOMAIN(現在のVALUE-DOMAIN)で、無料プライマリ・セカンダリネームサーバー提供サービスを開始。
  • 2002年1月31日 - 複数の独自ドメインに対応。
  • 2002年2月18日 - XREA MyDOMAINで独自ドメイン登録サービスのテスター募集開始。
  • 2002年4月18日 - Digi-Rock Officeが運営していた逆アクセスランキングサービスのMY-RANKINGの運営を引き継ぐ[1]
  • 2002年8月1日 - XREA MyDOMAINを、VALUE-DOMAINに名称変更。
  • 2002年9月12日 - 有料広告免除サービスのサービス受付開始。
  • 2003年7月8日 - モジュール版PHPへの変更作業開始。
  • 2003年12月1日 - 有料広告免除サービスのディスク容量が 300MB に拡張。
  • 2003年7月13日 - ウェブメールの提供開始。
  • 2004年1月23日 - ポップアップ型広告の新規提供終了。
  • 2004年3月6日 - 受信メールに対するスパムフィルターSpamAssassin)導入。
  • 2004年5月15日 - 受信メールに対するウイルスフィルター導入。
  • 2004年6月1日 - 有料広告免除サービスのディスク容量が 500MB に拡張。
  • 2004年11月 - WebMoney決済に対応。
  • 2004年12月1日 - 有料広告免除サービスのディスク容量が 1000MB に拡張。
  • 2004年12月9日 - データベースの作成可能数が従来の1個から5個に拡張(有料広告免除ユーザー限定)。
  • 2005年2月8日 - ファイルマネージャの提供開始。
  • 2005年3月15日 - FTPSFTP on SSL)に対応。
  • 2005年9月2日 - 手動で貼り付ける広告の制約強化。目立たない場所に貼ることができなくなった。
  • 2005年11月 - 公式サイトを水色を基調としたデザインに変更。
  • 2005年11月頃 - 1日あたりの転送料の目安が従来の3倍である 3000MB に拡張。
  • 2006年1月 - 有料広告免除サービスの名称を「XREA+」に変更。
  • 2006年10月1日 - XREA+のディスク容量を2000MB に拡張。
  • 2007年5月10日 - ウェブホスティング機能を省き、メールとバックアップスペースに特化した「Mail & Backup」の提供開始。
  • 2007年8月2日 - 上位プランである CORESERVER のサービス提供開始。
  • 2007年11月1日 - XREA+のディスク容量を3000MBに拡張。
  • 2008年2月1日 - 携帯電話向けウェブメールのサービス提供開始。
  • 2012年3月~5月 - 大幅な増強メンテナンスを実施。サーバを仮想化し、サーバの設置場所を自社内からGMOインターネットの東京のデータセンタに移行[2]。全サーバーのハードウェアとIPアドレスが変更された。
  • 2012年11月1日 - XREA+のディスク容量を10GBに拡張。
  • 2013年5月30日 - 公式サイトを濃紺を基調としたデザインに変更。
  • 2014年12月~2015年6月 - ソフトウェアの大幅アップデート。
  • 2016年10月28日 - 公式サイトをマルチデバイス対応させてリニューアル。ライブチャットでのサポートにも対応。
  • 2017年2月26日4月2日 - 全サーバーのハードウェア・ソフトウェアとIPアドレスを変更。サーバの設置場所をGMOインターネットの大阪のデータセンタに変更[2]。XREA+のディスク容量・1日の転送量上限を64GBに拡大。
  • 2017年8月8日 - Let's Encryptを利用した、独自SSLの無料提供を開始。

セキュリティ問題[編集]

2008年6月、無料アカウント向けの広告配信用サーバに、広告の一部としてオンラインゲームのIDを盗み出すウイルスをダウンロードさせようとするリンクが仕込まれる。また、運営者側での事態の把握が遅れたため一部のユーザーで騒動となり、INTERNET Watchに報じられた[3]

2009年7月、VALUE DOMAINのログインフォーム、AccessAnalyzerのトップページ・管理ページ全般に、Internet Explorerでアクセスすることによりウイルスが意図せずダウンロードされてしまう、ActiveXの脆弱性を用いた不正なJavaScriptが挿入される改竄が発覚。大手プロバイダSo-netやスキャン・ネットセキュリティなど多数のニュースサイトで報じられた[4]

公式のアナウンスによると、ともに外部受託業者から管理パスワードが漏れたのが原因である[5][6][7]

関連項目[編集]

脚注・出典[編集]

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  1. ^ アダルトサイト向けのJAPAN-RANKINGについては運営者の表記や譲渡の告知はないが、かつてはMY-RANKINGのメニューの「大人向け」の項からリンクされていた。
  2. ^ a b HosCon - GMO Hosting Conference - @渋谷 - connpass
  3. ^ 無料ホスティング「XREA」の広告にウイルスへのリンクが混入”. INTERNET Watch. 三柳英樹 (2008年6月18日). 2009年7月22日閲覧。
  4. ^ 国内のサイト複数が改ざん~早急にDirectShowの脆弱性回避策の適用を”. So-netセキュリティ通信. ソネットエンタテインメント セキュリティ通信編集部 (2009年7月13日). 2009年7月22日閲覧。
  5. ^ 無料ユーザー向け広告配信サーバーの不具合について”. XREA&CORE SUPPORT BOARD. Webmaster (2008年6月17日). 2009年7月22日閲覧。
  6. ^ ログインページにおける不正表示について”. お知らせ. VALUE-DOMAIN.COM (2009年7月21日). 2009年7月22日閲覧。
  7. ^ 解析サーバーの不具合について(2009/07/21)”. お知らせ. AccessAnalyzer.com (2009年7月21日). 2009年7月22日閲覧。

外部リンク[編集]