ジオシティーズ

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Yahoo! Geocities.png

ジオシティーズ (GeoCities) とは、


概要[編集]

日本版の場合、2015年2月時点では、Yahoo! JAPAN IDヤフー・ジャパン・ID を所持している人であれば、最大100MBの容量が利用できた。有料ホスティング会員のジオライトまたはインターネット接続サービス「Yahoo! BB」会員ならば300MB、ジオプラスなら10GBだった。アダルトサイト[要出典]閲覧が制限されるサイトは禁止されている[1]。また、3ヶ月以内の更新が必要とされていた[1]。しかし、更新されずに3ヶ月を超えても、削除されずにそのまま残り続けていたページは非常に多かった。

元々はジオシティーズ社が開始、運営していたサービスであり、ウェブサイトの無料スペースとしては先駆け的な存在である。1996年の売上高はおよそ5万ドルで、その1年後の1997年には500万ドルというように、当時その成長には目を見張るものがあった。

1997年6月にソフトバンクと合弁で日本法人のジオシティーズ株式会社が設立され、同年9月にジオシティーズの日本語版サービスが開始した[2]

成長ぶりに目を付けた米Yahoo!社が、1999年1月28日にジオシティーズ社を買収すると発表[3]。その後ジオシティーズの無料ウェブサイトスペースのサービスは段階的にヤフーのサービスに統合されていくこととなった。そして、2000年3月に日本のジオシティーズ株式会社はYahoo! JAPANと合併し解散[4]、日本法人の『ジオシティーズ』も『Yahoo!ジオシティーズ』に改名された。

アメリカ合衆国版のジオシティーズサービスは2009年10月26日に終了・閉鎖された[5][6]

2018年10月、ヤフージャパンは採算面や今後システムを維持するためのテクノロジに関する複数の課題などを総合的に判断した結果、これ以上の継続は難しいとし日本語版Yahoo!ジオシティーズを2019年3月末で終了すると発表した[7]2019年3月31日をもって、予定通りサービスの提供を終了した。このサービスで作成・公開したウェブサイトを所有するユーザーは、2020年3月31日までFTPによるファイルダウンロードのみ利用可能となっている[8]

2019年5月、有志によって閲覧不能になったジオシティーズのサイトからインターネットアーカイブへ自動リンクを接続するChrome拡張機能「Goodbye geocities.jp」が公開[9]

以前、ウェブサイトのアドレス (URL) はジャンル別に分かれた「コミュニティ名」と番地(数字)を使ったものを取得できていた。新規アカウントへの番地を使ったURLの割り当てが廃止されるまでに、ミスタイプの多発を理由としたコミュニティの改名やコミュニティの追加があり、ウェブサイトのジャンル分けもこれに伴って変化している[10]。 日本版の場合は以下の通り[11]

編集・公開方法[編集]

以下のいずれかの方法で編集・公開できた。

機能[編集]

  • ウェブサイト無料作成サイトRAK2などでは使えない要素の<script>~</script>や<APPLET>~</APPLET>などが使える。
  • ジオプラス(有料)に申し込んでいる場合、PerlやPHP、SendmailSQLiteなどを使用することができる[12]

広告[編集]

無料ユーザーは、バナー広告がウェブページ上部に入っていた。形は以下の二通りから選べた。

  • 横型
    閉じることは不可能で、すべてのフレームに入る。
  • 縦型
    右上に入り、時間がたつと小さくなる。閉じることが可能、ページをフレームで区切っている場合は大きなフレームのみ入る。

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b Yahoo!ジオシティーズ - サービス利用規約
  2. ^ ソフトバンクが米GeoCities社と合弁で新会社を設立 無料のレンタルWWWサーバーサービスを日本で9月から提供開始”. INTERNET Watch (1997年6月16日). 2012年9月4日閲覧。
  3. ^ Yahoo!、Geocitiesを買収”. INTERNET Watch (1999年1月29日). 2012年9月4日閲覧。
  4. ^ ヤフーがジオシティーズとブロードキャスト・コムを3月に吸収合併 サービス統合の詳細はまだ白紙”. INTERNET Watch (1998年1月12日). 2000年1月14日閲覧。
  5. ^ 米Yahoo!が「Yahoo! GeoCities」年内閉鎖へ、日本は引き続き提供”. INTERNET Watch (2009年4月24日). 2012年9月4日閲覧。
  6. ^ 米Yahoo!、「Yahoo! GeoCities」10月26日閉鎖”. INTERNET Watch (2009年10月8日). 2012年9月4日閲覧。
  7. ^ 「Yahoo!ジオシティーズ」、2019年3月末でサービス終了へCNET Japan(2018年10月1日)2018年10月1日閲覧
  8. ^ サービス終了のおしらせ”. Yahoo! JAPANジオシティーズ. 2019年4月4日閲覧。
  9. ^ サービス終了の「Yahoo!ジオシティーズ」発掘に役立つChrome拡張が登場 サイトアーカイブを自動で検索・表示 - ねとらぼ
  10. ^ ジオシティーズ、16日より一部コミュニティ名を変更。コミュニティの増設も”. INTERNET Watch (1999年9月7日). 2019年3月2日閲覧。
  11. ^ 開設間もない頃の一覧は、「コミュニティGeoCities Japan. 2009年4月30日 ウェブアーカイブ。一方、番地システム廃止直前の一覧は、「コミュニティGeoCities Japan. 2019年3月22日 ウェブアーカイブ
  12. ^ Yahoo!ジオシティーズ - 全ツールとサービス一覧”. ヤフー株式会社. 2012年12月30日閲覧。

外部サイト[編集]