KYTニュースプラス1

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KYTニュースプラス1』(ケイワイティー ニュースプラスワン)は、鹿児島読売テレビ(KYT)が1994年4月1日の開局時から2006年3月31日まで放送していたローカルニュース番組である。番組終了時の放送時間は月曜 - 木曜 17時25分 - 18時55分、金曜 17時00分 - 18時55分で、ローカルパートの開始時刻は18時17分(日本標準時、以下同)。

概要[編集]

鹿児島県内のローカルニュースを伝えていた番組。他に、宮崎県内の話題を紹介することもあった。

当初の放送開始時刻は17時45分で、「鹿児島で一番早く始まる夕方のニュース番組」をキャッチフレーズにしていた。これは番組終了時にも達成できていた。鹿児島県内の民放局のニュース番組では放送開始時刻が一番多く変動しており、2003年4月には16時57分スタート(番組表上は16時55分スタート)になっていた。

2002年4月からは日本テレビ発の全国ニュース『NNNニュースプラス1(17時台・任意ネット)』も合わせて放送していた。17時25分(金曜日は17時)から18時17分までは関東ローカル枠とほぼ同一の内容(17時30分頃から数分間、鹿児島県内の天気予報を、17時48分ごろから17時50分までの約2分間は鹿児島県内のニュースのラインナップを伝える)であり、一時期は関東ローカルの天気予報もそのまま放送していた。なお、土曜版は『NNNニュースプラス1・サタデー』扱いで放送されていた。

かつては日曜版も『NNNニュースプラス1・サンデー』として放送されていたが、後に『真相報道 バンキシャ!』内でのローカルニュースを放送される形に変更されている。ただしテロップは当番組と同じものが使用された。

後番組は『KYT Newsリアルタイム』。これは日本テレビの編成上の都合に伴うもので、キャスターは本番組からそのまま引き継いでいた。また、一部のコーナーも名称のみを変更して続けていた。

出演者[編集]

歴代キャスター[編集]

期間 男性 女性
月曜 - 木曜 金曜 月曜 - 木曜 金曜
1994.4.1 1997.3.28 今井智久 糸永直美
1997.3.31 2001.3.30 長島崇彦 近藤久美子
下川文子
2001.4.2 2001.9.28 近藤久美子
2001.10.1 2001.12.28 長島崇彦 岡本善久 徳住有香
大島由佳
山形安代[1]
2002.1.4 2002.3.29 徳住有香
大島由佳
2002.4.1 2005.9.30 長島崇彦 徳住有香
2005.10.3 2006.3.31 蛭川雄二

土曜日・日曜日[編集]

  • 週末版は徳住と蛭川以外のKYTアナウンサーがシフト勤務で担当していた。

スポーツ担当[編集]

天気担当[編集]

コーナー[編集]

ニュース
鹿児島県でその日起こった事件や話題を伝える。
エンタメスポーツ
鹿児島県内でのスポーツの話題を伝える。
イベント情報
「テレビ告知板」と呼ばれていたこともある。
天気予報
鹿児島県内の翌日の天気を伝える。気象予報士が出演。
ニュースプラス1特集
鹿児島県内でのトピックを取り上げる。
鹿児島の道路ここを直して! (月に1回)
県内の道路や標識に対する県民の意見を西日本高速道路鹿児島県警察国土交通省などに訴え、それらの改善を目指す。担当は岡本善久。80回以上続いたコーナーで、後番組の『KYT Newsリアルタイム』でも引き続き行われていた。

その他[編集]

  • 開局当日の放送(1994年4月1日)ではニュース読み上げに詰まったりする姿が放送された。この様子は全国ネット番組『ニュースの女王決定戦』や『ズームイン!!SUPER』のNG特番などで複数回放送された。
    • 県内ローカルでも、開局10周年記念番組で放送された開局初日の模様(2004年5月放送)、天☆テレ博2014(2014年5月3日放送)のオープニングでも一部が放送された。
  • テレビアニメ『名探偵コナン』の第388話「薩摩に酔う小五郎・前編」(KYTなど系列局では2005年2月14日放送)では、鹿児島日売テレビ(かごしまにちうりテレビ)として番組スタジオ・徳住・局キャラクターの山本さんがアニメ化された。特に徳住はセルフキャストを担当し、毛利小五郎とアニメ上で対談を行った。
  • 一時期番組公式サイトが存在した。
  • 17:55スタート時代には全国ニュースパートにオープニング映像が存在しなかった為、KYT独自で17:54:45から15秒間日本テレビで17:30に使用されているオープニング映像を放送していた。

蛭川雄二に関するNG[編集]

蛭川は「ひるきゃわキャスター」と呼ばれることが多いらしく、2005年9月30日に長島が本番組の卒業に際して徳住とともに蛭川を紹介する際、2人共「ひるきゃわキャスターです」と発言。翌週10月3日の放送で蛭川が初登場した際にも、徳住は再び「続いてはひるきゃわキャスターのこだわりニュースです」と発言した。また、後日蛭川が担当した生中継リポートの終了後にも、徳住は「ひるきゃわキャスターでした」と発言した。

その模様は、2005年12月と2006年3月に放送の『ズームイン!!SUPER NG 投稿180発スペシャル2006』と『春は女子アナNG祭りニュースの女王決定戦2006』の中で放送された。

歴代エンディング曲[編集]

オープニングCGの変遷[編集]

  • 天気カメラを背景に「KYTニュースプラス1」の初代ロゴが現れるCG (1994年4月 - )
  • 最終バージョン(2005年10月3日 - 放送終了)

脚注[編集]

  1. ^ 担当最終日に岡本とともに結婚発表を行った。
  2. ^ 「共感、驚き、納得を」南日本新聞2003年11月26日夕刊6面
鹿児島読売テレビ 平日夕方のKYTニュース
前番組 番組名 次番組
(開局前につき無し)
KYTニュースプラス1

KYT NEWS PLUS 1
(1994年4月1日 - 2006年3月31日)
KYT Newsリアルタイム
(2006年4月3日 - 2010年3月26日)