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JR貨物UT6A形コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
旭硝子借受、日本石油輸送所有。
大阪(タ)にて、1994年10月10日撮影。

UT6A形コンテナ(UT6Aがたコンテナ)は、初回の四個登録が20 ft級で登録された。その後は、二十数年間の未登録期間の経過後に、五個目の続番が12 ft級で登録された日本貨物鉄道(JR貨物)輸送用として、籍を編入していた6m3 私有コンテナタンクコンテナ)である。

概要

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本形式の数字部位 「 6 」は、コンテナの容積を元に決定される。このコンテナ容積6㎥の算出は、厳密には端数を四捨五入計算の為に、内容積5.5 - 6.4 ㎥の間に属するコンテナが対象となる[1]。また形式末尾のアルファベット一桁部位 「 A 」は、コンテナの使用用途(主たる目的)が 「 普通品(非危険品の輸送)」を表す記号として付与されている[2]

特記事項

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この形式のタンクコンテナは当初、20 ftコンテナで登録されていたが、いわゆる『廃コン』となり一旦使用者がいなくなった。その後に新規に12 ftタンクが作成されたために、本来からのお約束ルール(12 ft又は、20 ftの順位を問わず、先に登録された形式を一桁とし《この場合は先出しで20 ftタンクを UT6A とする》、後からは0を付けて二桁とする《この場合は後出しで12 ftタンクを UT06A とする》)から外れた、極めて稀なケースとなっている。

ちなみに、現在に至るまで「UT06A」での登録形式は存在していない。なお参考までに、危険物となる「末尾記号がC」記号を付した形式では、「UT6C = 12 ft級」及び「UT06C = 20 ft級」として登録されている。

番台毎の概要

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0番台

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1 - 4 ※20 ft級
日本石油輸送所有(旭硝子借受)。臭化リチウム水溶液専用。
6-8 ※12 ft級
日本グリース株式会社所有。グリス専用

脚注

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出典

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参考文献

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  • 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967 
※参考白黒写真掲載ページ → ---項。

外部サイト

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関連項目

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外部リンク

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