Awich
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Awich | |
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出生名 | 浦崎 亜希子(うらさき あきこ)[1] |
生誕 | 1986年12月16日(34歳) |
出身地 |
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ジャンル | ヒップホップ |
活動期間 | 2006年 - 現在 |
レーベル | ユニバーサルミュージックジャパン(2020年 - ) |
事務所 | and music |
共同作業者 | Chaki Zulu |
公式サイト | http://awich.jp/ |
Awich(エイウィッチ、1986年12月16日 - )は、日本の女性歌手、ラッパー。沖縄県出身。
19歳で渡米し、学士号を取得。アメリカ人男性と結婚し娘を出産するも、夫と死別。その後日本に帰国し、本格的な音楽活動を再開。2020年ユニバーサルミュージックよりメジャーデビュー。[2]
来歴[編集]
小学4年生から米軍基地内の英会話教室に通いつつ、海外のヒップホップから生きた英語を学んだ。テレビ番組『ポンキッキーズ』に出演していたスチャダラパーのBOSEをきっかけにヒップホップを知り、13〜14歳ごろレンタルショップで借りた2パックの『All Eyes On Me』を聴き開眼。2パックのリリックやインタビューでの発言を書き写したノートを作成していた[3]。昭和薬科大学附属高等学校在学中にアメリカ・ミズーリ州への留学を経験[4]。
2006年、EP『Inner Research』でデビュー。芸名のAwichは本名の漢字の直訳である「Asia Wish Child」を略した造語である[5]。同時期にビジネスを学ぶため米国のアトランタに渡る。2007年、アルバム『Asia Wish Child』リリース。翌年、アメリカ人の男性と結婚し、長女を出産。3年後、インディアナポリス大学で起業学とマーケティング学の学士号を取得。家族で日本に戻り暮らすことを決めていた矢先、夫と死別。その後、娘と共に沖縄に帰郷し、本格的な音楽活動を再開。
2017年、ヒップホップクルー、YENTOWNに所属し、Chaki Zulu全面プロデュースによるアルバム『8』をリリース。2018年、『BEAT』『HEART』という2枚のEPを配信リリース。自身初となるワンマンライブツアーを全国5都市で行う。2019年、同じ沖縄出身のラッパー、唾奇とのカップリング・ツアーを実施。また88rising×RedBullのドキュメンタリー「ASIA RISING」に出演。
2020年1月10日、アルバム『孔雀』をリリース[6]。同年7月15日、ユニバーサルミュージックジャパンより配信シングル『Shook Shook』を発表し、メジャーデビュー[2][7]。8月21日にEP『Partition』をリリース。
人物[編集]
自らのエッセンス(心髄)である故郷・沖縄の役に立とうと制作会社「CIPHER CITY」を設立。映像や番組の制作、舞台演出、ファッションイベント企画など幅広く手掛る。2017年、自ら脚本・監督を務めた短編映画「aimer」がアムステルダム「ニュールネッサンス映画祭」でベスト・ファンタジー部門にノミネートされ受賞。
ディスコグラフィ[編集]
EP[編集]
発売日 | タイトル | 販売形態 |
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bpm tokyo(インディーズ) | ||
2018.9.27 | BEAT | デジタル・ダウンロード |
2018.9.27 | HEART | デジタル・ダウンロード |
Universal J | ||
2020.8.21 | Partition | CD |
アルバム[編集]
発売日 | タイトル | 販売形態 | |
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bpm tokyo(インディーズ) | |||
1st | 2007.12.11 | Asian Wish Child | CD |
2nd | 2018.08.08 | 8 | CD |
3rd | 2020.01.11 | 孔雀 | CD |
客演[編集]
- MONYPETZJNKMN - 「WHOUARE feat. Awich」(2017.05.16)
- Kojoe - 「BoSS RuN DeM feat. AKANE, Awich」(2017.11.02)
- Mighty Crown - 「Foo Fool Boy feat. Awich」(2017.11.10)
- kZm - 「SECT YEN feat. Awich」(2018.04.02)
- SOIL & "PIMP" SESSIONS - 「Heaven on Earth feat. Awich」(2018.05.09)
- V.A. - 「Akiko Piano by The Flexican, JAEL, Jengi, Wantigga, Canblaster, Awich」(2018.05.25)
- Jess Connelly - Process feat. Awich(2018.11.29)
- ANARCHY - 「Loca feat. Awich」(2019.03.13)
- BLOOD WILL TELL - 「HOKAGE feat. Leon Fanourakis & Awich」(2019.03.30)
- PETZ - 「Made Myself feat. Masiwei & Awich」(2019.09.25)
- RUN THE FLOOR - 「Money Shot feat. Awich & kZm」(2019.12.11)
- JNKMN - 「Letters feat. Awich」(2020.02.07)
- NENE - 「名器 feat. Awich」(2020.07.10)
- Takuji a.k.a. Geetek - 「Jeally - ジェアリー (feat. Awich)」(2005)
- M.U. - 「ジャマルヤン」(クレジットなし)(2003)
- AI - 「Not So Different Remix feat. Awich」(2020.12.11)
脚注[編集]
- ^ “[彩職賢美]アーティスト・起業家 Awichさん|沖縄の価値を世界へ” (日本語). fun.okinawatimes.co.jp. 2020年1月17日閲覧。
- ^ a b “ヒップホップシーンの女帝・Awich、ユニバーサルからメジャーデビュー”. 音楽ナタリー. (2020年7月15日) 2020年7月15日閲覧。
- ^ Watanabe, Takao Iwasawa,Shiho (2017年8月17日). “沖縄生まれの女神 Awich” (日本語). i-D. 2020年1月17日閲覧。
- ^ “awich”. freeekpro.flier.jp. 2021年1月10日閲覧。
- ^ “BIO | Awich” (日本語). 2020年1月17日閲覧。
- ^ “YENTOWN所属のシンガー/ラッパーAwich、最新アルバム『孔雀』を2020年1月11日発売 - TOWER RECORDS ONLINE”. tower.jp. 2021年2月6日閲覧。
- ^ “Awichがメジャー・デビュー 新曲「Shook Shook」本日リリース & 山田健人手がけたMVも公開 | Spincoaster (スピンコースター)” (日本語). Spincoaster (2020年7月14日). 2021年2月6日閲覧。
外部リンク[編集]
- OFFICIAL SITE
- ユニバーサルミュージックジャパンによる公式サイト
- Awich (awich098) - Instagram
- Awich (@awich098) - Twitter
- Awich - YouTubeチャンネル