三条町 (さいたま市)
■三条町 | |
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北緯35度53分14.02秒 東経139度35分15.17秒 / 北緯35.8872278度 東経139.5875472度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 埼玉県 |
市町村 | さいたま市 |
区 | 西区 |
地域 | 大宮地区 |
人口 | |
• 合計 | 544人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
331-0056[2] |
市外局番 | 048[3] |
ナンバープレート | 大宮 |
座標の場所は三条町自治会館 |
三条町(さんじょうまち)は、埼玉県さいたま市西区の大字。飛地が存在する。郵便番号は331-0056[2]。
地理
さいたま市西区南西部の沖積平野(荒川低地)に位置する農業地域。地区の東部に古入間川の自然堤防があり[4]、県道や古くからの民家がある[5]。地区の北側から東側にかけて植田谷本、南側を島根、西側を昭和や中野林と隣接する。地内は全域が市街化調整区域である[6]。荒川堤防に近く、耕地整理された水田が広がる。荒川河川敷の東京健保組合運動場内に入会地由来の飛地[4]がある。
小字
- 社根[7]、東、上敷、前田、宮田、押付田、井堀、松の木、塚田、円蔵寺、八貫野
歴史
もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡植田谷領に属する三条町村であった[4]。村高は「田園簿」では209石余(田20町余、畑6町余)、「元禄郷帳」では228石余、「天保郷帳」では242石余。助郷は中山道大宮宿に出役していたが、正徳・安永年間は日光御成街道大門宿にも当分助郷を負担していた。化政期の世帯数は35軒で、村の規模は東西6町、南北3町余であった[4]。地名は当地で条里制がしかれていたことに因む[4]。
- はじめは幕府領、1613年(慶長18年)より知行は旗本伊奈氏となる[4]。なお検地は1690年(元禄3年)に実施。
- 1699年(元禄12年)より荒れ地を新たに開墾され当地の知行は旗本小笠原氏となる[4]。なお、享保年間(1716年〜1736年)に開発された幕府領の八貫野新田がある。
- 1828年(文政11年)より大宮宿寄場55か村組合に所属していた[4]。
- 1871年(明治4年)11月13日 - 第1次府県統合により埼玉県の管轄となる。
- 1879年(明治12年)3月17日 - 郡区町村編制法により成立した北足立郡に属す。郡役所は浦和宿に設置。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、三条町村は北足立郡植田谷本村・水判土村・佐知川村・中野林村・飯田村・島根村と合併し植水村となり、植水村の大字三条町となる[4]。
- 1955年(昭和30年)1月1日 - 植水村が指扇村・馬宮村・片柳村・春岡村・七里村とともに大宮市に編入される[8]。大宮市の大字となる。
- 1980年(昭和55年)4月 - 大宮市立植水中学校(現、さいたま市立植水中学校)が、大宮市立三橋中学校(現、さいたま市立三橋中学校)より分離し、地内に再開校する[9]。
- 2001年(平成13年)5月1日 - 大宮市が、浦和市、与野市と合併しさいたま市となり、さいたま市の大字となる。
- 2003年(平成15年)4月1日 - さいたま市が政令指定都市に移行し、さいたま市西区の大字となる。
世帯数と人口
2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
大字 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
三条町 | 208世帯 | 544人 |
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
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全域 | さいたま市立植水小学校 | さいたま市立植水中学校 |
交通
地区内に鉄道は敷設されていない。JR大宮駅まではバスで約30分。
道路
- 埼玉県道57号さいたま鴻巣線 - 旧、県道井戸木中野林浦和線[5]。
路線バス
大宮駅西口方面からの路線バスが運行されている。
- 西武バス大宮営業所
- 地区内は「三条町東」、「大宮南高校」、「三条町」停留所が設置されている[11]
- さいたま市コミュニティバス
- 地区内はさいたま市民医療センターから川越線指扇駅を経由して同線西大宮駅に至る「西区コミュニティバス」(西区役所線)の路線が通り、「三条町東」、「大宮南高校」、「三条町西」停留所が設置されている[12]。
施設
- 埼玉県立大宮南高等学校(学校住所は植田谷本)
- さいたま市立植水中学校
- 三条町自治会館
- 阿弥陀堂
脚注
- ^ a b “さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年9月18日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』415-416頁。
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』958頁。
- ^ 外部リンク節の『さいたま市地図情報』を参照。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1388頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1420頁。
- ^ “植水中学校紹介”. さいたま市PTA協議会西区連合会. 2019年9月19日閲覧。
- ^ “さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。
- ^ 西武バス 大宮営業所バス路線案内図 (PDF) - 西武バス.2019年10月04日閲覧。
- ^ “西区コミュニティバスを運行しています”. さいたま市 (2018年6月19日). 2019年10月4日閲覧。
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
- 『大宮のむかしといま』大宮市、1980年11月3日。全国書誌番号:81007009、NCID BN03449939。
関連項目
外部リンク
西区中野林 | 西区飯田 | |||
西区昭和 | 西区植田谷本 | |||
三条町 | ||||
西区 島根 |