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ヴァレリア・ゴリノ

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Valeria Golino
ヴァレリア・ゴリノ
ヴァレリア・ゴリノ
2019年 カンヌ国際映画祭にて
生年月日 (1966-10-22) 1966年10月22日(58歳)
出生地 イタリアの旗 イタリアナポリ
国籍 イタリアの旗 イタリア
職業 女優監督
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1983年 -
受賞
ヴェネツィア国際映画祭
女優賞
1986年A Tale of Love
2015年For Your Love
ロサンゼルス映画批評家協会賞
特別賞
2014年
その他の賞
ナストロ・ダルジェント賞(イタリア映画批評家協会賞)
主演女優賞
1987年『A Tale of Love』
2002年Respiro
主題歌賞
2009年Giulia Doesn't Date at Night
第一回監督賞
2013年『Miele』
第一回監督賞(ドキュメンタリー部門)
2011年『Armandino e il Madre』
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ヴァレリア・ゴリノ(Valeria Golino、1966年10月22日 - )は、イタリアナポリ出身の女優監督である。父親はイタリア人ジャーナリスト、母親はギリシャ人の画家[1][2]。イタリア語、英語、フランス語、ギリシャ語を話す。イタリア映画祭上映時はヴァレリア・ゴリーノとして表記される。

イタリアのみならず、国際的に活躍し、カンヌ国際映画祭ヴェネツィア国際映画祭など多くの受賞歴がある。

来歴

アテネとナポリで育ち[3]、14歳よりモデルとして活躍。当地で出会ったリーナ・ヴェルトミュラー監督の要望で、彼女の作品「Scherzo del destino in agguato dietro l'angolo come un brigante da strada」に出演することとなり、女優デビュー。

1986年にイタリア映画「Storia d'amore」でヴェネツィア国際映画祭女優賞を獲得したが、演技の勉強をしたことはないという。

その後、渡米し、『レインマン』などに出演して国際的名声を得る。

2016年、第69回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門の審査員に選出される[4]

ベニチオ・デル・トロを始め、これまで4度婚約。しかし、2015年にかつての婚約者リッカルド・スカマルチョと結婚した[5]

主な出演作品

公開年 邦題
原題
役名 備考
1983 Scherzo del destino in agguato dietro l'angolo come un brigante da strada アダルジーザ リーナ・ヴェルトミュラー監督
1984 ブラインドデート -盲目の目撃者-
Blind Date
Girl in bikini
1985 小さな炎
Piccoli fuochi
マーラ ピーター・デル・モンテ監督
イタリア映画祭上映
VHS発売題「子供は何でも知っている」
Figlio mio, infinitamente caro... フランチェスカ
1986 Storia d'amore ブルナ ヴェネツィア国際映画祭女優賞 受賞
1987 タンジール/復讐の熱い夏…1956
Dernier été à Tanger
クラウディア VHSスルー
フェラーラ物語/「金縁の眼鏡」より
Gli occhiali d'oro
ノーラ
1988 三人姉妹
Paura e amore
サンドラ
ピーウィー・ハーマンの空飛ぶサーカス
Big Top Pee-Wee
ジーナ VHSスルー
レインマン
Rain Man
スザンナ
1989 Torrents of Spring ジェンマ イエジー・スコリモフスキー監督
1990 マスカレード/仮面の愛
The King's Whore
ジャンヌ
1991 インディアン・ランナー
The Indian Runner
マリア
ホット・ショット
Hot Shots!
ラマダ・トンプソン
イヤー・オブ・ザ・ガン
Year of the Gun
リア
1993 ホット・ショット2
Hot Shots! Part Deux
ラマダ
1994 探偵ボーグ/わたし、忘れてます。
Clean Slate
サラ/ベス VHSスルー
不滅の恋/ベートーヴェン
Immortal Beloved
ジュリエッタ・グイチアルディ
1995 リービング・ラスベガス
Leaving Las Vegas
テリー
フォー・ルームス
Four Rooms
アシーナ
1996 エスケープ・フロム・L.A.
Escape from L.A.
タスリマ
シェイド
An Occasional Hell
エリザベス
1999 彼女を見ればわかること
Things You Can Tell Just by Looking at Her
リリー
ラスト・ハーレム
Harem suaré
アニタ
2000 レイジングプラン
Spanish Judges
ジェイミー DVDスルー
2001 HOTEL ホテル
Hotel
イタリアの女優
2002 グラツィアの島
Respiro
グラツィア イタリア映画祭上映[1]
フリーダ
Frida
ルペ・マリン
ジュリアス・シーザー
Julius Caesar
カルプルニア テレビ映画
2003 私をここから連れ出して
Prendimi (e portami via)
ルチャーナ イタリア映画祭上映[2]
2004 あるいは裏切りという名の犬
36, Quai des Orfèvres
カミーユ・ヴリンクス
2006 愛と欲望 ミラノの霧の中で
A casa nostra
リタ DVDスルー
2007 女優
Actrices
ナタリア シネフィル・イマジカでTV放映
湖のほとりで
La ragazza del lago
キアラ・カナーリ
よせよせ、ジョニー
Lascia perdere, Johnny!
アナマリア イタリア映画祭上映[3]
Il sole nero アガタ クシシュトフ・ザヌーシ監督
2008 クワイエット・カオス~パパが待つ公園で
Caos calmo
マータ シネフィル・イマジカでTV放映
ライヤーゲーム
Ca$h
ジュリア
2009 ジュリアは夕べに出かけない
Giulia non esce la sera
ジュリア イタリア映画祭上映[4]
2011 バッグにはクリプトナイト
La kryptonite nella borsa
ロザリア イタリア映画祭上映[5]
2013 まわり道の人生
Ouf
ジョヴァンナ TV5MONDEで放映
ミエーレ
Miele
監督のみ
イタリア映画祭[6]
人間の値打ち
Il capitale umano
ロベルタ・モレッリ イタリア映画祭上映[7]
2016年10月日本公開[8]
2015 あなたたちのために
Per amor vostro
アンナ イタリア映画祭上映[9]
2017 エマの瞳
Il colore nascosto delle cose
エマ シルビオ・ソルディーニ監督
「イタリア映画祭 2018」で「Emma 彼女の見た風景」のタイトルで上映
2019年3月23日 日本公開
2019 カサノバ ~最期の恋~
Dernier amour
ブノワ・ジャコー監督
2020年7月31日(金) 日本公開
燃ゆる女の肖像
Portrait de la jeune fille en feu
伯爵夫人 2020年12月4日日本公開

脚注

  1. ^ UP AND COMING: Valeria Golino; She Made Her Name Popping an Olive - New York Times
  2. ^ Valeria Golino Biography (1966-)
  3. ^ VALERIA GOLINO | The Indian Runner | Close-up | Movies | Entertainment Weekly
  4. ^ “カンヌ映画祭の審査員発表!マッツ・ミケルセンキルステン・ダンストら【第69回カンヌ国際映画祭】”. シネマトゥデイ. (2016年4月26日). https://www.cinematoday.jp/news/N0082328 2016年4月26日閲覧。 
  5. ^ Valeria Golino Vie privée、2015年にリッカルド・スカマルチョと結婚した

外部リンク