ジョヴァンナ・メッツォジョルノ

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ジョヴァンナ・メッツォジョルノ
Giovanna Mezzogiorno
Giovanna Mezzogiorno
2010年、カンヌにて
生年月日 (1974-11-09) 1974年11月9日(48歳)
出生地 ローマ[1]
国籍 イタリアの旗 イタリア
ジャンル 女優
活動期間 1995年 -
活動内容 1995年:舞台デビュー
1997年:映画デビュー
配偶者 既婚(二児あり)
 
受賞
ヴェネツィア国際映画祭
女優賞
2005年心の中の獣
全米映画批評家協会賞
主演女優賞
2010年愛の勝利を ムッソリーニを愛した女
その他の賞
ナストロ・ダルジェント賞
主演女優賞
1998年『Del perduto amore(it)』
2002年『Ilaria Alpi - Il più crudele dei giorni(it)』
2003年向かいの窓
助演女優賞
2004年『L'amore ritorna(it)』
フライアーノ賞en
最優秀女優賞
1997年『Il viaggio della sposa(it)』
2001年『L'ultimo bacio(it)』
グロボドーロ賞en
新人賞
1997年『Il viaggio della sposa(it)』
主演女優賞
2003年向かいの窓
2009年愛の勝利を ムッソリーニを愛した女
チアック賞en
主演女優賞
1998年『Del perduto amore(it)』
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ジョヴァンナ・メッツォジョルノGiovanna Mezzogiorno1974年11月9日[1] - )は、イタリア女優である。ローマ出身[1]

来歴[編集]

イタリアの芸術家一家として[編集]

1974年11月9日、イタリアの映画俳優ヴィットーリオ・メッツォジョルノVittorio Mezzogiorno)と女優チェチリア・サッキCecilia Sacchi)の娘として、イタリア共和国の首都ローマに生まれる。 母方の祖父フィリッポ・サッキFilippo Sacchi)も映画評論家であり、芸術家一家の娘として育った。1993年、隣国フランスパリに設立されたピーター・ブルック主宰の国際演劇研究センターCIRT)に留学、1995年にはブルックによる舞台『Qui est là』(シェイクスピアの「ハムレット」を下敷きにした作品)のオフィーリア役に抜擢され、舞台女優としてのキャリアをスタートさせている。

1997年、セルジオ・ルビーニ共演の『Il viaggio della sposa』で映画デビューを果たし、早くもエンニオ・フライアーノ賞最優秀助演女優賞及びグロボドーロ賞(Globo d'oro、イタリア・ゴールデングローブ賞)の新人賞を受賞した。翌年も2作品の映画『Del perduto amore』と『Più leggero non basta』で主役を演じ、『Del perduto amore』ではチアック賞を受賞した。この撮影で出会ったステファノ・アコルシとは長期間交際している。

2000年、国際派俳優たちを豪華に起用したフランスのミニシリーズ『レ・ミゼラブル』に出演した。2001年、ガブリエレ・ムッチーノ監督の『L' Ultimo bacio』にジュリア役で出演し、ステファノ・アコルシとの再共演、ステファニア・サンドレッリとの共演を果たし、またエンニオ・フライアーノ賞で2回目の最優秀女優賞を獲得している。2002年、ソマリアの内戦で謎の死を遂げたTG3の若きジャーナリスト、イラリア・アルピの名前をタイトルにした映画で父ヴィットーリオも主演男優賞を受賞したナストロ・ダルジェント賞で最優秀主演女優賞を獲得している。

2003年、TVドラマ『Il segreto di Thomas』と映画『向かいの窓』(フェルザン・オズペテク監督作)で、ラウル・ボーヴァ、マッシモ・ジロッティと共演。特に後者では記憶を失った謎の老人に出会い、しだいに心を通わせていく女性を演じた。この『向かいの窓』は高い評価を受け、グロボドーロ賞、ナストロ・ダルジェント賞、フライアーノ賞をそれぞれ受賞した。2004年、セルジオ・ルビーニによる映画『L'amore ritorna』でセルジオ・ルビーニ自身、ミケーレ・プラチド、マリアンジェラ・メラート、ファブリツィオ・ベンティヴォリオ、マルゲリータ・ブイと共演。同年にはイタリア=フランス合作によるコメディ『Il club delle promesse』で主役を演じた。また、ピエロ・マッカリネリ演出によるサラ・ケーンの小品『4.48 Psychosis』で再び舞台にも上がっている。

2005年、クリスティーナ・コメンチーニ監督による『心の中の獣』で幼児虐待の記憶に苦しむ女性を演じ、本作でヴェネツィア国際映画祭の最優秀主演女優賞(ヴォルピ杯)を受賞して国際的な知名度を上げた。映画自体もアカデミー賞最優秀外国語映画賞にノミネートされた。2006年、『コレラの時代の愛』でフェルミーナ・ダーサ役を演じ、フロレンティーノ・アリーサ役のスペイン人俳優ハビエル・バルデムと共演。撮影はカルタヘナ (コロンビア)で行われ、ガブリエル・ガルシア=マルケスによる小説『コレラの時代の愛』を原作としている。2007年にはフランチェスカ・アルキブージ監督作『いつか翔べるように』とダヴィデ・マレンゴの監督デビュー作“Notturno bus”に出演、ヴァレリオ・マスタンドレアと共演している。

2008年、マルコ・ベロッキオ監督の新作『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』で主役のイーダ・ダルセル役(ベニート・ムッソリーニの最初の妻/ベニート・アルビーノの母親)を演じ、ナストロ・ダルジェント賞とグロボドーロ賞の他、アメリカでも全米映画批評家協会賞を受賞した。同年にはヴィム・ヴェンダースが15年ぶりに全編欧州で撮影を行った『Palermo Shooting』で写真家に愛の贖罪的な力を教える女性を演じている。2009年、冷戦期イタリアの「鉛の時代」に猛威を振るった反政府組織プリマ・リネアを描いた『La prima linea』でリッカルド・スカマルチョと共演、翌年にはロッコ・パパレオ監督主演のコメディ映画『Basilicata coast to coast』に出演した。

2010年から暫く間は映画出演を控えていたが、2013年の映画『Vinodentro』で復帰し、2014年にはルイージ・カッシーノアレッサンドロ・ガスマンらと『I nostri ragazzi』に出演した。

主な出演作品[編集]

舞台[編集]

長編映画[編集]

短編映画[編集]

  • Compleanno (監督:サンドロ・ディオニシオ - 2005年)

TV[編集]

  • Più leggero non basta (監督:エリザベッタ・ロドーリ - TV映画 - 1999年)
  • レ・ミゼラブル Les Misérables (監督:ジョゼ・ダヤン - TVシリーズ - 2000年)
  • Il segreto di Thomas (監督:ジャコモ・バッティアート - TV映画 - 2003年)
  • Virginia, la monaca di Monza (監督:アルベルト・シローニ - TVシリーズ - 2004年)

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c Giovanna Mezzogiorno - Overview”. AllMovie. 2019年4月12日閲覧。

外部リンク[編集]