2019-20シーズンのFリーグ

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Fリーグ1部
シーズン 2019-20
優勝 名古屋オーシャンズ(12回目)
降格 ヴォスクオーレ仙台
Fリーグ選抜(活動停止)
試合数 198
ゴール数 1253 (1試合平均6.33)
得点王 ヴァルチーニョ(名古屋)
43
2018-19
2020-21
Fリーグ2部
シーズン 2019-20
優勝 Y.S.C.C.横浜(初優勝)
昇格 Y.S.C.C.横浜
ボルクバレット北九州
試合数 56
ゴール数 347 (1試合平均6.2)
得点王 清水誠也(北九州)
17
2018-19
2020-21

2019-20年シーズンのFリーグは、2019年5月 - 2020年1月まで行われた13回目のFリーグである。1部は名古屋オーシャンズが3シーズン連続12回目の優勝を果たした。

概要[編集]

前年度から導入された2部制を今年度も継続。前年度にF2を優勝し、昇格プレーオフにも勝利したボアルース長野がF1に昇格。代わってプレーオフで敗退したアグレミーナ浜松がF2に降格した[1]

F1は前年に続いてフランスのスポーツ用品ブランドのDUARIGがタイトルスポンサーとして就任することになり、リーグ戦の名称も「DUARIG Fリーグ2019/2020 ディビジョン1」(デュアリグ エフリーグ2019-2020 ディビジョンワン)として行われる。F2は「Fリーグ2019/2020 ディビジョン2」として行われる。

参加クラブ[編集]

参加クラブは以下の通りになる[1]

大会スケジュール[編集]

  • F1
    • レギュラーシーズン 2019年5月25日 - 2020年1月13日[2]
    • プレーオフ 2020年1月18日 - 1月26日
  • F2
    • レギュラーシーズン 2019年6月15日 - 2020年1月13日[3]

レギュレーション[編集]

F1は前回に引き続き、3回総当たり、「ホーム&アウェー+セントラルor6チーム共同開催[2]」。 F2は2回戦総当たり、「ホーム&アウェー方式」[3]

入れ替え[編集]

2019-20シーズンをもって、若手選手の強化育成を目的として2018-19シーズンから2年間の期限付きでF1リーグに参入していたFリーグ選抜の活動が終了することにより、翌シーズンのF1参加チームが1チーム減るため、2019-20シーズンに限り、F2の年間順位1位チームが自動昇格となり、2位チームが入替戦に参加、ただし、F2の1位チームが F1クラブライセンスの交付判定を受けられなかった場合には、自動昇格するチームならびに本大会に出場するチームはFリーグ実行委員会の決議によると定めていた[4]。2019年11月14日、Fリーグ機構は、2020/2021シーズンFリーグクラブライセンス審査の結果、ヴォスクオーレ仙台へのディビジョン2ライセンス交付、2020/2021シーズンディビジョン2への降格を決定[5]、同年12月20日、既に2019/2020シーズンのディビジョン2で2位以上が確定し、いずれも2020/2021シーズンのディビジョン1ライセンスを交付されたY.S.C.C.横浜ならびにボルクバレット北九州の2020/2021ディビジョン1自動昇格を発表[6]、入替戦は行われないこととなった。

結果[編集]

ディビジョン1[編集]

チーム 出場権または降格
1 名古屋オーシャンズ (C) 33 28 1 4 188 62 +126 85 F1プレーオフに出場
2 バサジィ大分 33 25 3 5 159 59 +100 78
3 フウガドールすみだ 33 20 2 11 126 104 +22 62
4 シュライカー大阪 33 19 4 10 125 94 +31 61
5 湘南ベルマーレ 33 18 3 12 103 73 +30 57
6 ペスカドーラ町田 33 18 0 15 114 113 +1 54
7 立川・府中アスレティックFC 33 13 6 14 95 102 −7 45
8 バルドラール浦安 33 10 3 20 68 100 −32 33
9 ヴォスクオーレ仙台 (R) 33 9 6 18 82 118 −36 33 ディビジョン2 2020-2021へ降格
10 Fリーグ選抜 (R) 33 10 3 20 61 103 −42 33 活動停止
11 エスポラーダ北海道 33 8 5 20 76 116 −40 29
12 ボアルース長野 33 0 4 29 56 209 −153 4

出典: http://www.fleague.jp/score/teamrank.html
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.

ディビジョン2[編集]

チーム 昇格または出場権
1 Y.S.C.C.横浜 (C) (P) 14 12 2 0 84 23 +61 38 ディビジョン1 2020-2021へ昇格
2 ボルクバレット北九州 (P) 14 11 2 1 75 28 +47 35
3 広島エフ・ドゥ 14 9 1 4 35 29 +6 28
4 トルエーラ柏 14 7 2 5 53 38 +15 23
5 アグレミーナ浜松 14 6 1 7 39 33 +6 19
6 デウソン神戸 14 1 4 9 22 53 −31 7
7 ポルセイド浜田 14 2 1 11 17 67 −50 7
8 ヴィンセドール白山 14 1 1 12 22 76 −54 4

出典: http://www.fleague.jp/score2/teamrank.html
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.

F1プレーオフ[編集]

F1プレーオフは準決勝・決勝ともに2試合で行い、2試合の勝点→2試合の得失点差→それも並んだ場合はリーグ戦の順位により勝者を決定する。

  準決勝     決勝
                         
    1 名古屋オーシャンズ 2 7 9
  2 バサジィ大分 3 0 3     2 バサジィ大分 2 1 3
  3 フウガドールすみだ 1 2 3  

準決勝[編集]

1勝1敗、2試合合計3-3で同点のため、リーグ戦の順位上位のバサジィ大分が決勝進出

決勝[編集]

1勝1分、2試合合計9-3で名古屋オーシャンズが優勝

得点ランキング[編集]

1部[編集]

順位 選手名 チーム名 得点
1 ヴァルチーニョ 名古屋オーシャンズ 43
2 ペピータ 名古屋オーシャンズ 37
3 ガリンシャ フウガドールすみだ 33
4 クレパウジ・ヴィニシウス ペスカドーラ町田 24
5 アルトゥール シュライカー大阪 23
仁部屋和弘 バサジィ大分
ラファ 名古屋オーシャンズ
8 芝野創太 シュライカー大阪 22
9 渡邉知晃 立川・府中アスレティックFC 21
ロドリゴ 湘南ベルマーレ

[7]

2部[編集]

順位 選手名 チーム名 得点
1 清水誠也 ボルクバレット北九州 17
2 高橋建 Y.S.C.C.横浜  14
小林謙太 ボルクバレット北九州
4 柴田祐輔 トルエーラ柏 11
5 樋口未樹也 Y.S.C.C.横浜  10
樋口岳志 トルエーラ柏
林賢治 トルエーラ柏
8 ウーゴ・サンチェス ボルクバレット北九州 9
橋本裕貴 Y.S.C.C.横浜 

[8]

脚注[編集]

  1. ^ a b ボアルース長野 Fリーグ ディビジョン1 参入決定! - Fリーグ、2019年3月13日(2019年5月6日閲覧)
  2. ^ a b Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 試合日程、開幕全6試合のライブ配信・生中継が決定! - Fリーグ、2019年4月8日(2019年5月6日)
  3. ^ a b Fリーグ2019/2020 ディビジョン2 試合日程決定! - Fリーグ、2019年4月8日(2019年5月6日閲覧)
  4. ^ 大会概要”. 日本フットサル連盟. 2019年11月20日閲覧。
  5. ^ ヴォスクオーレ仙台 来季F2降格決定のお知らせ』(プレスリリース)日本フットサル連盟、2019年11月14日https://www.fleague.jp/news/?p=496482019年12月23日閲覧 
  6. ^ Y.S.C.C.横浜・ボルクバレット北九州、来季F1昇格決定!』(プレスリリース)日本フットサル連盟、2019年11月14日https://www.fleague.jp/news/?p=504482019年12月23日閲覧 
  7. ^ 2019-20 F1得点ランキング
  8. ^ 2019-20 F2得点ランキング

関連項目[編集]