那須真知子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なす まちこ
那須 真知子
生年月日 (1952-10-05) 1952年10月5日(71歳)
出身地 福島県いわき市
職業 脚本家
ジャンル 映画・テレビドラマ
活動期間 1977年 -
配偶者 那須博之
著名な家族 乃木太郎(甥)
主な作品
ビーバップハイスクール』シリーズ
北の零年
デビルマン
北のカナリアたち
北の桜守
 
受賞
日本アカデミー賞
優秀脚本賞
1988年別れぬ理由
1997年わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語
2005年北の零年
2012年北のカナリアたち
2018年北の桜守
その他の賞
テンプレートを表示

那須 真知子(なす まちこ、1952年10月5日[1] - )は、日本脚本家。夫は映画監督那須博之[1](2005年死別)。

来歴・人物[編集]

福島県いわき市出身[1]。福島県立磐城女子高等学校(現・福島県立磐城桜が丘高等学校)卒業[1]青山学院大学文学部卒業[1]。中学生時代は短距離走の選手で[1]、元々文学も映画も興味が無かったという[1]。大学卒業後はOLになるも「身に合わなかった」ということで[1]、母親が募集記事を見て勧めてくれたことによりシナリオ学校に入学[1]1977年にっかつシナリオコンクールに応募した『横須賀男狩り 少女・悦楽』で脚本家デビューし[1]、翌々年にはテレビドラマ『大都会 PARTIII』で一般作品に進出する[1]。1985年、夫・博之とのコンビで手掛けた『ビー・バップ・ハイスクール』が大ヒットしシリーズ化。以来、若手俳優やアイドルを主演に据えたアクション・青春ものを連作するほか、テレビ作品や文芸映画も多数手掛ける。

フィルモグラフィ[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

受賞歴[編集]

  • 日本アカデミー賞

第42回 日本アカデミー賞(2019年) ノミネート 最優秀脚本賞 北の桜守

  • 第36回 日本アカデミー賞(2013年)

ノミネート 優秀脚本賞 北のカナリアたち

  • 第29回 日本アカデミー賞(2006年)

ノミネート 脚本賞 北の零年

  • 第20回 日本アカデミー賞(1997年)

ノミネート 脚本賞 わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語

  • 第11回 日本アカデミー賞(1988年)

ノミネート 脚本賞 別れぬ理由

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k 週刊テレビ番組(東京ポスト)1987年11月27日号「脚本家の横顔」69頁

外部リンク[編集]