角海老宝石ボクシングジム

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2022年3月

角海老宝石ボクシングジム(かどえびほうせきボクシングジム)は、東京都豊島区北大塚2-15-4に所在するプロボクシングジムである。

概要[編集]

1977年角海老グループ経営者の鈴木正雄が茨城にあった小島工芸ジム(現在は新小岩に移転)の一部選手・スタッフを受け入れて設立した。この後まもなく当時暁ジム会長だった田中敏朗を指導者として招聘し、1995年まで有望選手の指導を任せた。

現在では帝拳ワタナベ大橋三迫と肩を並べ、年間興行数および練習生数は全国でもトップクラスとなっている。老舗のボクシングジムが興行力ではほぼ寡占状態の中、ワタナベと同様に新興の大手ジムとなった数少ない存在である。

ジムは地上1階に公式サイズとほぼ同様のリングとサンドバッグ数基、地下1階にもリングとサウナ、フィジカルトレーニングマシンを設備している。

現在の会長は鈴木眞吾。トレーナーとして、岡田博喜を育てた佐藤直樹、小國以載を世界に導いた阿部弘幸がいる。ここ最近では、新人トレーナーの奥村健太が細川バレンタインと二人三脚で日本スーパーライト級王者を獲得した。また、パキスタン出身のオリンピック銅メダリストであるフセイン・シャーなど多彩なトレーナー陣が在籍している。

選手[編集]

ジム出身世界王者[編集]

主な現役選手[編集]

チャンピオンクラス

  • 小國以載(第40代OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者・第38代日本スーパーバンタム級王者・元世界IBFスーパーバンタム級王者)
  • 山内涼太(現WBOアジアパシフィックフライ級王者)
  • 鈴木雅弘(第43代日本スーパーライト級王者)
  • 橋詰将義(2014年全日本スーパーフライ級新人王、現OPBF東洋太平洋・WBOアジアパシフィックスーパーフライ級王者)
  • 堤聖也(第75代日本バンタム級王者)

日本ランカー陣

引退した主な選手[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]