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ニュージャパンキックボクシング連盟

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ニュージャパンキックボクシング連盟
略称 NJKF
設立 1996年
種類 一般社団法人
法人番号 2013305002484 ウィキデータを編集
目的 キックボクシングの試合主催
本部 日本神奈川県厚木市山際517-1
会長 坂上顕二
ウェブサイト www.njkf.info
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NJKF公式チャンネル
YouTube
チャンネル
活動期間 2014年 -
登録者数 6970人
総再生回数 316,915回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2025年5月3日時点。
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ニュージャパンキックボクシング連盟(ニュージャパンキックボクシングれんめい)は、日本キックボクシング団体。1996年に設立。理事長は坂上顕二[1]。略称は、NJKF[1]

歴史

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1996年9月に全日本キックボクシング連盟から理事長の藤田眞と所属ジムの過半が離脱して結成[2]。藤田が理事長を務める[2]。1996年10月6日に東京ベイNKホールで旗揚げ戦を行う。1998年に佐藤嘉洋がプロデビュー戦を行う[3]

1999年にムラッド・サリルンピニージュニアウェルター級王座を獲得したことを受けて、サリを招聘することを計画。当時NJKFの王者であった青葉繁とサリとの対戦を計画していたが、実現に至らなかった。2000年にウェルター級選手4名の総当たりリーグ戦を日本キックボクシング連盟(JKF)と合同で開催し、リーグ戦の勝者とサリとの対戦を計画する。NJKFから青葉、松浦信次、大谷浩二、JKFから小野瀬邦英が出場し、小野瀬が3勝全勝したがサリとの試合は再び実現に至らなかった。なお、サリは2000年11月にK-1魔裟斗ISKAオリエンタル世界ウェルター級タイトルマッチとして対戦し、魔裟斗がKO勝利した。

2001年1月29日に開催した興行で小次郎(宮園泰人)がプロデビュー戦を行い、KO勝利[4]。また、キック・ユニオンアジア太平洋キックボクシング連盟日本キックボクシング連盟との交流強化を発表し、同4団体で7月8日に日本キックボクシング(NKB)の設立を発表[5][6][7]。2002年には全日本キックボクシング連盟の元王者である立嶋篤史が出場[8]。NKB設立以降、同団体の中心的な役割を担っていたが、2004年12月に方向性の違いにより離脱[9][10][11]

2006年7月22日、9月24日、11月23日にトーナメント戦「真王杯」を開催。55kg以下と60kg以下の契約体重でそれぞれ8名出場し、全日本キックボクシング連盟マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟J-NETWORKの選手が参加した。同年12月23日に理事長の藤田が退任。2008年2月にスーパーフェザー級、7月にスーパーウェルター級を新設[12][13]。2009年にジャパン・プロフェッショナル・ムエタイ・コミッティの統括でWBCムエタイルールによるムエタイ日本国内王座決定トーナメント・国内ランキング戦を開催[14]マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟が参加。フライ級からウェルター級の8階級で実施し、各階級に4人の選手が出場。全階級の初代日本王者が決定した[15][16]。2010年に女子部門「BONITA BOXEO」(ボニータ・ボクセオ)を新設[17][18][19]

2015年4月に女子部門をリニューアルさせ、「BONITA BOXEO」から「ミネルヴァ」に名称を変更[20]。ミネルヴァはオープン参加とし、他団体の選手による王座への挑戦も可能[20]。2015年7月5日の興行より、肘打ちありルールの試合はWBCムエタイルールに統一して行っていくことを発表[21]。これにより同ルールで試合出場した選手はWBCムエタイ日本統一ランキング入りの資格が付与されることとなった[21]。2019年6月9日にミネルヴァは女子のみが出場する単独興行を大阪市・平野区民ホールで初開催[22]

2020年9月12日に開催した『NJKF 2020 3rd』でS1女子ジャパンバンタム級トーナメントを開始[23]。11月15日に行われたトーナメント決勝で☆SAHO☆が勝利し、優勝[24]。初代S1女子バンタム級日本王者となった[24]。2022年11月13日に開催した『NJKF 2022 4th』で行われたS1女子世界バンタム級王座決定戦で☆SAHO☆がWPMF女子世界バンタム王者のロックナム・コーコムクラムに勝利し、S1女子世界バンタム級王座を獲得した[25]。2024年6月にミネルヴァの軽量級の層の厚さや選手・関係者の要望などを踏まえ、「ピン級(45.36Kg)」よりもさらに軽い「ペーパー級(43.09Kg)」を新設[26]

ルール

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グローブ着用による両手、両肘、両脚、両膝を用いた直接打撃が有効[27]頭突きローブロー、相手の後頭部への攻撃などが反則。試合形式は3分3ラウンド、ランカーは3分5ラウンドで行う[27]。「アグレッシブマッチ」と称する3分3ラウンド+延長1ラウンドの形式も導入されている[27]

女子部門であるミネルヴァにおいては2分3ラウンド、タイトルマッチは3分3ラウンド[28]。顔面への肘攻撃は禁止[28]。2度のダウンでTKO負け[28]

階級

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全11階級。

ミネルヴァ

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主な歴代王者

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ウェルター級

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ライト級

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フェザー級

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バンタム級

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ミネルヴァ

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  • 美優美(スーパーバンタム級)[41]
  • 杉貴美子(スーパーバンタム級)[42]
  • ☆SAHO☆(スーパーバンタム級)[43]
  • 浅井春香(スーパーバンタム級)[44]
  • 珠璃(スーパーバンタム級)[44]
  • 麻衣(スーパーフライ級)[41]
  • 伊織(スーパーフライ級)[45]
  • 聖愛(スーパーフライ級)
  • NANA(スーパーフライ級)[46]
  • 島津悦子(ライトフライ級)[47]
  • 白築杏奈(ライトフライ級)[48]
  • 楓(ライトフライ級)[49]
  • sasori(ライトフライ級)[50]
  • C-CHAN(アトム級)[51]
  • 百花(アトム級)[52]
  • erika♡(アトム級)[53]
  • MARI(アトム級、ピン級)[54]
  • Ayaka(ピン級)[55]
  • 藤原乃愛(ピン級)[56]
  • 撫子(ピン級、ペーパー級)
  • 杉田風夏(ピン級)[57]
  • 上真(ペーパー級)[57]

BONITA BOXEO

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脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b 【NJKF】新体制発表、ニュージャパンキックボクシング連盟・坂上顕二理事長「連盟興行での賞金マッチ、他団体のトーナメントをはじめ、タイトルマッチ等、連盟にプラスになる事はどん...”. ゴング格闘技 - GONKAKU. 2025年10月22日閲覧。
  2. ^ a b 【NJKF】前理事長の藤田真氏が死去、キックボクシングの発展と普及に尽力”. GBR. 2025年10月22日閲覧。
  3. ^ 佐藤嘉洋が引退「キックを愛している」=8.22Krushで魔裟斗とラストマッチ希望”. スポーツナビ (2025年10月18日). 2025年10月21日閲覧。
  4. ^ 2000.1.29 NJKF 後楽園ホール --- 全試合結果”. BOUTREVIEW. 2025年10月21日閲覧。
  5. ^ KickBoxing , K-1 News 2001年1月後半”. BOUTREVIEW. 2025年5月3日閲覧。
  6. ^ KickBoxing , K-1 News 2001年6月後半”. BOUTREVIEW. 2025年5月3日閲覧。
  7. ^ NKBランキング決定戦開催”. BOUTREVIEW. 2025年5月3日閲覧。
  8. ^ [NJKF] 桜井洋平、孫悟空を破り準決勝に進出/3.3 後楽園 (レポート)”. BOUTREVIEW. 2025年10月21日閲覧。
  9. ^ [NKB] 中心団体のNJKFが離脱へ。2005年から独自活動”. BOUTREVIEW. 2025年5月3日閲覧。
  10. ^ 【NJKF】NKB脱退の意見と見解を発表「交流戦を行っていく」”. GBR. 2025年5月3日閲覧。
  11. ^ (レポ&写真) [NJKF] 1.22 後楽園:藤原&高橋防衛。桜井判定負け”. BOUTREVIEW. 2025年10月19日閲覧。
  12. ^ [NJKF] 3.8 後楽園:K-1トライアウト合格者・健太の相手変更”. BOUTREVIEW. 2025年10月19日閲覧。
  13. ^ [NEWS NJKF] 8/1付けランキング。スーパーフェザー級の順位制定”. BOUTREVIEW. 2025年10月19日閲覧。
  14. ^ WBCムエタイルール統一ランキング戦開催! NJKF: 2009-2-23. 2009年6月13日閲覧.
  15. ^ WBCムエタイルール日本統一王座決定トーナメント開催! NJKF: 2009-6-13. 2025年10月22日閲覧.
  16. ^ WBCムエタイ日本統一王座トーナメント開催”. スポーツナビ (2025年10月18日). 2025年10月19日閲覧。
  17. ^ AZUMAvs.成沢、初代王者決定戦■NJKF/1.24写真レポート [リンク切れ]gravity-女子格闘技ニュース:2010-3-6. 2010年3月6日閲覧.
  18. ^ NJKF女子フェザー級初代王座戦はAZUMA×成沢に[リンク切れ] BOUTREVIEW 2009-12-29. 2009年12月29日閲覧.
  19. ^ 【NJKF】女子部門の名称は「ボニータ・ボクセオ」(女拳闘士)に決定”. GBR. 2025年10月19日閲覧。
  20. ^ a b 【NJKF】女子部門をミネルヴァとして強化”. eFight (2015年4月22日). 2025年10月23日閲覧。
  21. ^ a b 【WBCムエタイ】NJKFとイノベーションが統一ルール採用”. eFight (2015年5月22日). 2025年10月19日閲覧。
  22. ^ 【NJKF】女子キック「ミネルヴァ」が単独興行開催、“浪速の喧嘩小町”百花が韓国王者と対決”. eFight (2019年5月7日). 2025年10月19日閲覧。
  23. ^ 【NJKF】世界初S1女子トーナメントの組合せ発表、参戦ファイターたちは☆SAHO☆とYAYAの首を狙う”. eFight (2020年8月13日). 2025年10月19日閲覧。
  24. ^ a b 【NJKF】フルラウンド怒涛の攻撃を続けた☆SAHO☆が初代S-1女子王者に、誓が19歳対決で新王者”. ゴング格闘技 - GONKAKU. 2025年10月19日閲覧。
  25. ^ 【NJKF】わずか112秒の秒殺KO劇、畠山隼人がWBCムエタイ統一王者に!☆SAHO☆はムエタイ強豪を破りS1世界タイトル獲得”. eFight (2022年11月13日). 2025年10月19日閲覧。
  26. ^ 【NJKF】女子の最軽量級「ピン級」よりもさらに軽い「ペーパー級」が新設、宇都宮大会で初の公式戦”. ゴング格闘技 - GONKAKU. 2025年10月22日閲覧。
  27. ^ a b c NJKF 公式ルール”. NJKF ニュージャパンキックボクシング連盟 (2020年1月22日). 2025年10月19日閲覧。
  28. ^ a b c 女子キックボクシング ミネルヴァ”. NJKF ニュージャパンキックボクシング連盟 (2020年1月21日). 2025年10月19日閲覧。
  29. ^ 11・9後楽園大会、2大タイトルマッチ決定!(08.10.7) [リンク切れ]2008-7-27. 2008年11月13日閲覧.
  30. ^ [NEWS NJKF] 古川×☆自演乙☆でスーパーウェルター級王座戦”. BOUTREVIEW. 2025年10月19日閲覧。
  31. ^ [REPORTS NJKF] 長島☆自演乙☆ 1R KOで王座獲得。前田浩喜防衛”. BOUTREVIEW. 2025年10月19日閲覧。
  32. ^ 北野克樹”. RISE (2022年6月3日). 2025年10月21日閲覧。
  33. ^ [REPORTS NJKF] 赤十字、初代Sフェザー級王者に。TOMONORI辛勝”. BOUTREVIEW. 2025年10月19日閲覧。
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  36. ^ 中野椋太”. RISE (2022年4月15日). 2025年10月21日閲覧。
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  52. ^ 百花”. RISE (2022年5月3日). 2025年10月21日閲覧。
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  57. ^ a b 【新日本キック】メインは体重超過で減点2の山浦俊一がオリベイラに初回TKO勝ち、NANAが最終Rの猛攻でWMA世界王座を獲得!佐藤“魔王”応紀を破りマフィアがWMA世界王者に...”. ゴング格闘技 - GONKAKU. p. 7. 2025年10月27日閲覧。
  58. ^ 【NJKF】女子部門の名称は「ボニータ・ボクセオ」(女拳闘士)に決定”. GBR. 2025年10月27日閲覧。

外部リンク

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