藍田原人

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藍田原人
ホモ・エレクトス・ラティアネンシス[1]
地質時代
更新世
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: 霊長目(サル目) Primates
亜目 : 真猿亜目 Haplorhini
下目 : 狭鼻下目 Catarrhini
上科 : ヒト上科 Hominoidae
: ヒト科 Hominidae
亜科 : ヒト亜科 Homininae
: ヒト属 Homo
: ホモ・エレクトス
H. erectus
亜種 : ホモ・エレクトス・ラティアネンシス
Homo erectus lantianensis
学名
Homo erectus lantianensis
Woo Ju-Kang, 1964
中国歴史
先史時代
古国時代
三皇五帝
黄河文明
長江文明
遼河文明
西周

東周
春秋時代
戦国時代
前漢
後漢

孫呉

蜀漢

曹魏
西晋
東晋 十六国
劉宋 北魏
南斉

(西魏)

(東魏)

(後梁)

(北周)

(北斉)
 
武周
 
五代十国 契丹

北宋

(西夏)

南宋

(北元)

南明
後金
 
 
中華民国 満洲
 
中華人民
共和国
中華
民国

台湾

藍田原人(らんでんげんじん)は、中華人民共和国陝西省で発見された人類である。

概要[編集]

陝西省南部、漢中に近い険しい秦嶺山脈の山中、渭南専区藍田県(現在は西安市に属し)の洩湖郷の陳家窩遺跡(1963年発見)と九間房郷の公王嶺遺跡(1964年発見)によって構成される藍田遺跡から人の頭蓋骨と下顎骨が発見された。頭蓋骨は推定800cc程度の脳容量の平均的な原人ホモ・エレクトスの化石だった。この化石は推定およそ100万年前~70万年前のものであるとされている。

また、この上の新しい地層からはスクレイパーなどの石器が発見された。

化石周辺からは熱帯系のイノシシパンダなどの動物が発見された。

藍田原人も北京原人などと同様にアジアに進出したものの、子孫を残さずに絶滅したホモ・エレクトスの一群であり、厳密には現代の人類の祖先ではない。

脚注[編集]

  1. ^ カナヤマ 古人類学 辞典 日本語版 見出し語 『し』。No5092。

関連項目[編集]