真猿型下目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
真猿亜目から転送)
ナビゲーションに移動 検索に移動
真猿亜目
ゲラダヒヒ Theropithecus gelada
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: サル目(霊長目) Primates
亜目 : 直鼻亜目 Haplorrhini
下目 : 真猿型下目 Simiiformes
学名
Simiiformes Haeckel1866
英名
simian
小目

真猿型下目 Simiiformes(しんえんけいかもく)は哺乳綱サル目の一群。真猿類とも呼ばれる。ニホンザル、オランウータン、そしてヒトなどが含まれる。かつては原猿亜目に対して真猿亜目(しんえんあもく)と呼ばれていたが、側系統であった原猿亜目が曲鼻亜目(曲鼻猿類)Strepsirrhiniおよびメガネザル型下目 Tarsiiformesに解体されるとともに降格され、下目の階級に置かれるようになった。

原猿類に比べ、より「サルらしいサル」である。原猿類では夜行性の種が多いが、真猿類は一部(ヨザル科)を除き、すべて昼行性の種である。

真猿類は、広鼻小目(広鼻猿類)と狭鼻小目(狭鼻猿類)に大きく二分される。広鼻猿は中南米にすむサルで、鼻の穴の間隔が広く、穴は外側に向いている。新世界ザルとも呼ばれる。クモザルマーモセットなどが広鼻小目に属する。

狭鼻猿はアジアアフリカにすむサルで、鼻の穴の間隔が狭く、穴は下方またはやや前方を向いている。旧世界ザルとも呼ばれる。マントヒヒニホンザルなどが狭鼻小目に属する。

直鼻亜目は、メガネザル型下目と真猿型下目に分岐した。この分岐の際に真猿型下目のX染色体に位置する錐体視物質に関連した色覚多型が顕著になり、ヘテロ接合体の2本のX染色体を持つメスに限定した3色型色覚の再獲得につながり、さらに狭鼻下目のオスを含めた種全体の3色型色覚の再獲得へとつながる[1][信頼性要検証]

分類[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 三上章允霊長類の色覚と進化2004年9月18日。 京都大学霊長類研究所 東京公開講座「遺伝子から社会まで」のレジュメ