茶屋町駅
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茶屋町駅 | |
---|---|
駅舎 | |
ちゃやまち Chayamachi | |
所在地 | 岡山県倉敷市茶屋町478番地 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
電報略号 | チヤ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,893人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 1910年(明治43年)6月12日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | L 宇野線* |
キロ程 | 14.9km(岡山起点) |
◄久々原 (1.7km) (3.2km) 彦崎► | |
所属路線 | M 本四備讃線* |
キロ程 | 0.0km(茶屋町起点) |
◄*(久々原) (-km) (2.9km) 植松► | |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 * この他下津井電鉄線(1972年廃止) |
* 宇野線岡山方面 - 当駅 - 本四備讃線については「瀬戸大橋線」の愛称(案内上の系統名称)で一体運用されている。宇野線宇野方面は実質的に支線扱いで、系統上は「宇野みなと線」の愛称で案内されている(岡山からの直通も含む)。 |
茶屋町駅(ちゃやまちえき)は、岡山県倉敷市茶屋町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である。
1972年に部分廃止された下津井電鉄線の乗り換え駅でもあった。
概要[編集]
当駅の所属線である[1]宇野線と、当駅を起点とする本四備讃線が乗り入れ、接続駅となっている。
宇野線岡山方面から当駅を介して本四備讃線に向かうルートには「瀬戸大橋線」の愛称があり、岡山方面からの列車についても当駅より本四備讃線に入る方が本線扱いとなっている。そのため、事実上宇野線の当駅から宇野駅までの区間は支線扱いとなっており、宇野方面へ乗り入れるルートには「宇野みなと線」の愛称がある。
実際に、岡山 - 当間の各駅でも、本四備讃線に入る系統を「瀬戸大橋線」、宇野方面に入る系統を「宇野みなと線」と区別して案内している(ただし当駅の岡山方面行きホームのLED列車案内は「瀬戸大橋線」のみの表記)ため、以下はこの案内に準じた記載とする。
当駅に停車しない四国方面の特急列車は「マリンライナー」により児島駅で連絡している。
歴史[編集]
- 1910年(明治43年)6月12日 - 宇野線開通とともに開業。
- 1913年(大正2年)11月11日 - 下津井軽便鉄道の茶屋町駅 - 味野町駅(後の児島駅)間開業。
- 1922年(大正11年)11月28日 - 下津井軽便鉄道が下津井鉄道に改称。
- 1933年(昭和8年)3月30日 - 省営自動車倉敷線(倉敷-茶屋町間)営業開始[2]
- 1949年(昭和24年)8月20日 - 下津井鉄道が下津井電鉄に改称。
- 1972年(昭和47年)4月1日 - 下津井電鉄茶屋町駅 - 児島駅間廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1988年(昭和63年)3月20日 - 本四備讃線茶屋町駅 - 児島駅間開業。同時に高架化される。
- 2007年(平成19年)
駅構造[編集]
島式ホーム2面3線を有する高架駅。宇野方面行きが主に使用する2・3番のりばは同一の線路(中線)で両側にホームがあり、1・4番のりばの児島方面発着列車とは平面で乗り換えられるようになっている。
直営駅(児島駅の被管理駅)である。ICOCAが利用可能(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)であるが、宇野方面は利用できない。1階にみどりの窓口・近距離切符の自動販売機・改札・デイリーイン・トイレがあり、2階のホームとは階段とエレベーターで結ばれている。
のりば[編集]
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | M 瀬戸大橋線 L 宇野みなと線 |
上り | 岡山方面 | |
2・3 | L 宇野みなと線 | 下り | 宇野方面 | 一部4番のりば |
4 | M 瀬戸大橋線 | 下り | 児島・四国方面 |
- 宇野方面行きは基本的には中線(2・3番のりば)に入るが、岡山発の直通列車の一部については4番のりばから発車する。
- 中線(2・3番のりば)に発着する宇野方面行きは両扉扱いを行うが、駅の案内標識では3番のりばのみが宇野行きホームと扱われている。これは2番のりばがあくまでも1番のりばの岡山方面行き列車との相互乗換専用ホームと位置付けられているためである。
- 宇野方面からの岡山行き直通列車は、基本的に児島方面からの列車同様1番のりばに入る。
- 中線(2・3番)のりばは、過去には当駅始発の児島方面行きの発着や、宇野駅 - 児島駅間普通列車の方向転換にも使われていたが、2016年(平成28年)3月現在のダイヤでは設定されていない。
- 2007年(平成19年)10月12日に、本四備讃線開業時から使用されていた列車案内表示板がホーム・コンコースとともに更新された。
- 4番のりばの東側に本四備讃線の0キロポストが設置されている。
- 列車接近メロディは『瀬戸の花嫁』であったが、現在はJR西日本の広域で導入している接近放送に切り替わっている。
- 改札を通り階段を上ると宇野線の乗務員が使用する乗務員詰所がある。
- 当駅が宇野線と本四備讃線の分岐駅であるため、宇野・児島方の出発信号機は宇野線用と本四備讃線用の2つあり、表記は宇野出、本四出である。実際の分岐地点は児島方に1kmほど進んだところの倉敷川を渡った先にあり、宇野行きの列車は倉敷川の手前で本四備讃線の上り線に転線し、渡りきったところで宇野線に入る。
- 岡山方には出発信号機が3つあるが、通常は一番左側(1番のりば用)と中央(2番のりば用)しか使用されていない。長らく2番のりばの出発信号機は使われていなかったが、2016年(平成28年)3月26日ダイヤ改正より使用する列車が設定された。
- 1972年に廃止となった下津井電鉄のホームは、同社のバスのりばとして残存していたが、本四備讃線の開業に伴う駅整備と、児島方面へのバス路線の廃止により撤去された。
利用状況[編集]
1日の平均乗車人員は以下の通りである[3]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 3,554 |
2000 | 3,684 |
2001 | 3,673 |
2002 | 3,615 |
2003 | 3,567 |
2004 | 3,541 |
2005 | 3,534 |
2006 | 3,509 |
2007 | 3,609 |
2008 | 3,581 |
2009 | 3,471 |
2010 | 3,494 |
2011 | 3,537 |
2012 | 3,545 |
2013 | 3,602 |
2014 | 3,605 |
2015 | 3,775 |
2016 | 3,893 |
駅周辺[編集]
茶屋町を参照
バス路線[編集]
- 1番のりば 帯江、倉敷中央病院、倉敷駅倉敷成人病センター前、方面
- 2番のりば 下電興除車庫方面
- 岡山中学校・高等学校スクールバス
- 茶屋町駅 - 倉敷駅間の路線バスの帯江経由便(帯江茶屋町線)は中国ジェイアールバスから移管されたものである。一方で元々下電バスが運行していた天城経由便は帯江茶屋町線の移管後に廃止された。
- 帯江茶屋町線の倉敷成人病センター前 - イオンモール倉敷間は2015年9月30日で廃止された。
ギャラリー[編集]
隣の駅[編集]
※瀬戸大橋線の快速「マリンライナー」(全列車停車)の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
かつて存在した路線[編集]
- 下津井電鉄
- 下津井電鉄線
- 天城駅 - 茶屋町駅
脚注[編集]
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ 「鉄道省告示第87号」『官報』1933年3月25日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 出典:岡山県統計年報
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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