篠巻政利

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獲得メダル
日本の旗 日本
柔道
世界柔道選手権
1967 ソルトレイクシティ 無差別級
1969 メキシコシティ 無差別級
1971 ルートヴィヒスハーフェン 無差別級
篠巻政利

篠巻 政利(しのまき まさとし、1946年10月6日 - )は、山口県下関市出身の柔道家[1]。身長181cm。体重115kg[2]1960年代後半〜1970年代前半に活躍した。

経歴[編集]

中学3年の時に柔道を始めた。千葉県立安房高等学校明治大学卒業。メキシコシティでの第六回世界柔道選手権ルドウィヴスハーフェンでの第七回世界柔道選手権、両大会無差別級連覇。1970年全日本柔道選手権優勝者。1972年ミュンヘンオリンピック柔道無差別級代表[2]。得意技は大外刈りや内股というポピュラーな立ち技であった。

ミュンヘンオリンピックで2階級制覇したオランダの『赤鬼』ウィレム・ルスカに2戦2勝と勝ち越しており[3]、体格も185cm・125kgと日本人離れした巨躯を誇っていたため、ミュンヘンオリンピックではかなり期待されていたが、予選敗退を喫したためルスカと闘う事はできなかった。同オリンピックでは入場式の際、日本選手団の旗手を務めた。

主な戦績[編集]

(階級表記のない大会は全て重量級での成績)

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「新装版 柔道 体型別 技の大百科 第2巻」ベースボールマガジン社 95頁 ISBN 978-4-583-10319-8
  2. ^ a b Biography and Olympic Results[リンク切れ]Archived 2020年4月17日, at the Wayback Machine.
  3. ^ 「激動の昭和スポーツ史⑯ 柔道 青葉号」 ベースボールマガジン社、1989年発行 85頁

外部リンク[編集]

  • 篠巻政利 - JudoInside.com のプロフィール(英語)