第78回日本選手権競輪

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第78回日本選手権競輪
いわき平競輪場・GI
(周長400m)
レース詳細
開催日 2024年4月30日(火) - 5月5日(日・祝)
レース結果
2023
2025

第78回日本選手権競輪は、2024年4月30日<>~5月5日<>まで、いわき平競輪場福島県いわき市)にて開催される競輪のGI競走である。優勝賞金は8,900万円(副賞込み[1])。

令和6年能登半島地震を受け、被災地支援競走として実施。令和6年能登半島地震復興支援競輪第78回日本選手権競輪の名称で開催される。

決勝戦[編集]

競走成績[編集]

  • 5月5日(日・祝)

特記事項[編集]

  • 今大会のキャッチフレーズは「GET TO THE TOP !!」。大会アンバサダーは俳優の武田玲奈[注 2]が務める。武田は、最終日の5月5日に来場してトークショーを行う予定。
  • 開催前検日の4月29日には前夜祭として(ダービーイブ)が行われた[注 3]
  • 初日の開会式での敢闘宣言は、地元・福島の高橋晋也が行った[3]
  • 今開催では、5月4日(準決勝開催日)に限り、抽選により40名を対象とした、東京駅付近といわき平競輪場との間を直行する無料送迎バスを特別に運行[4]
  • シリーズ全体での売上目標は143億円[5]。なお、各日ごとの入場者数と売上額は、初日売上18億3084万5100円[6]

放送関係[編集]

競走データ[編集]

  • S級S班の9選手においては、4月26日に脇本雄太が負傷欠場となったため前年に続き全選手が揃うことはなかった。脇本は直前の西武園記念初日12R初日特選で最下位となり、そのまま途中欠場になった影響で、欠場を決めた。なお、脇本の欠場に伴い、初日の特別選抜予選には坂井洋が繰り上がり番組が変更となった[9]
  • この年に予定されているパリ五輪出場を目指すナショナルチームの選手は、2月の全日本選抜に続き同チームでの活動を優先して欠場の扱いとなった。
  • 今開催では、最年少出場は吉田有希(119期、22歳)、最年長出場は内藤宣彦(67期、53歳)。
  • 今開催では小倉竜二が選考順位第40位で選出されており[10]、これにより連続27回出場となり大会新記録を達成した[注 4]
  • 今開催では、岩津裕介と地元の山崎芳仁が日本選手権競輪連続20回出場を果たし、開会式において表彰式が行われ、記念品が贈呈された[11][3][注 4]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ ガールズケイリンは、本年より日本選手権競輪の直前に行われるオールガールズクラシックに移行した。
  2. ^ 武田は、いわき平競輪場のオリジナルアンバサダーを勤めている。
  3. ^ DJ KOOスパリゾートハワイアンズ ダンシングチームMAXによるライブが行われた。なお、関係者によると、GI大会において前夜祭の開催はおそらく史上初とのこと。
  4. ^ a b 中止となった2020年の第74回大会も出場したとみなし、連続出場記録にカウントされている。

出典[編集]

  1. ^ 【いわき平競輪・GⅠ日本選手権】GP覇者の松浦悠士がケガから復帰「戦う上でできる限り自信を持って戦いたい」”. 東スポWEB (2024年4月29日). 2024年4月29日閲覧。
  2. ^ 大阪・関西万博協賛レース開催について - 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会、2023年6月9日
  3. ^ a b “【競輪】開会式で高橋晋也が敢闘宣言 岩津裕介&山崎芳仁は大会20年連続出場/いわき平G1”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2024年4月30日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/202404300000320.html 2024年4月30日閲覧。 
  4. ^ 無料バスキャンペーン”. いわき平競輪 (2024年4月21日). 2024年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月30日閲覧。
  5. ^ “【競輪】「忘れちゃいけない佐藤慎太郎選手は大将」いわき平ダービー4・30開幕/PR来社”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2024年4月22日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/202404220000567.html 2024年4月22日閲覧。 
  6. ^ KEIRINスポニチ [@sponichikeirin] (2024年4月30日). "【#いわき平競輪 #ダービー 初日】". X(旧Twitter)より2024年4月30日閲覧
  7. ^ テレビ放送予定 - KEIRIN.JP
  8. ^ 【日本選手権競輪】決勝レースのテレビ地上波生中継が決定! - netkeirin、2024年4月27日
  9. ^ “S級S班の脇本雄太が30日からのダービー欠場…代わって坂井洋が初日特選に出走”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2024年4月26日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/202404260000980.html 2024年4月26日閲覧。 
  10. ^ 令和6年能登半島地震復興支援競輪 大阪・関西万博協賛「第78回日本選手権競輪」出場予定選手一覧表” (PDF). KEIRIN.JP (2024年3月4日). 2024年3月5日閲覧。
  11. ^ 日本選手権競輪(GI)連続出場選手の表彰について”. KEIRIN.JP (2024年4月30日). 2024年4月30日閲覧。

外部リンク[編集]

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