第102飛行隊 (航空自衛隊)

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第102飛行隊
第102飛行隊のF-86D(展示機)
創設 1959年3月1日
廃止 1967年12月1日
所属政体 日本の旗 日本
所属組織 航空自衛隊
所在地 愛知県小牧基地
編成地 愛知県小牧基地
通称号/略称 102SQ
上級単位 第3航空団
最終上級単位 中部航空方面隊
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第102飛行隊(だい102ひこうたい、JASDF 102nd Fighter Interceptor Squadron)は、かつて航空自衛隊中部航空方面隊第3航空団隷下だった戦闘機部隊小牧基地に所属し、航空自衛隊2番目のF-86D全天候戦闘機を運用する飛行隊だった。1959年(昭和34年)の部隊編成後、1967年(昭和42年)に閉隊するまでの8年間にわたりアラート任務を実施した。

概要[編集]

1959年(昭和34年)3月1日、航空自衛隊2番目のF-86D飛行隊として小牧基地第3航空団隷下にて発足、同年8月28日から対領空侵犯措置任務を開始し、これは航空自衛隊にとって初の夜間・全天候アラート待機となった[1]

1962年(昭和37年)以降、各基地へF-104J戦闘機の配備が開始されたこともあり、同じ第3航空団隷下の第105飛行隊とともに1967年(昭和42年)12月1日に閉隊された[1]

第102飛行隊の部隊マークは赤いシャチホコの下に黄帯を引いたデザインとなっている[1]

沿革[編集]

  • 1959年(昭和34年)3月1日 - F-86D飛行隊として小牧基地の第3航空団隷下にて部隊編成[1]
8月28日 - F-86Dによる対領空侵犯措置任務付与[1]

歴代運用機[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f イカロス出版 JWing No.121 2008年9月号 52頁 「集まれ!日本の戦闘機部隊 航空自衛隊、過去の戦闘機部隊」
  2. ^ a b イカロス出版 JWing No.184 2013年12月号 21頁 「戦競2013 戦競、偉大なるその軌跡」松崎豊一
  3. ^ a b 大日本絵画 月刊モデルグラフィックス2月号別冊 戦競1988 航空自衛隊昭和63年度航空総隊戦技競技会 68頁-70頁 「戦競史 航空総隊戦技競技会28年の歩み」

関連項目[編集]

外部リンク[編集]