白幡台
白幡台 | |
---|---|
町丁 | |
北緯35度35分49秒 東経139度34分10秒 / 北緯35.596897度 東経139.569444度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 川崎市 |
行政区 | 宮前区 |
地区 | 向丘出張所 |
人口情報(2024年(令和6年)6月30日現在[1]) | |
人口 | 1,763 人 |
世帯数 | 928 世帯 |
面積([2]) | |
0.111157694 km² | |
人口密度 | 15860.35 人/km² |
設置日 | 1971年(昭和46年) |
郵便番号 | 216-0025[3] |
市外局番 | 044(川崎MA)[4] |
ナンバープレート | 川崎 |
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白幡台(しらはただい)は、神奈川県川崎市宮前区の町名。現行行政地名は白幡台1丁目及び白幡台2丁目、住居表示未実施区域[5]。
地理
[編集]宮前区の北部に位置し、大半が台地上に所在する[6]。町域の多くを、川崎市住宅供給公社による[7]白幡台団地と分譲地が占めている。
白幡台は北端から北東にかけて平に、南東から南端では南平台に、西端では初山に接している。これらの町域はすべて宮前区であり、白幡台は市境や区境には接していない。
面積
[編集]面積は以下の通りである[2]。
丁目 | 面積(km²) |
---|---|
白幡台1丁目 | 0.076 |
白幡台2丁目 | 0.036 |
計 | 0.111 |
地価
[編集]住宅地の地価は、2023年(令和5年)7月1日時点の神奈川県地価調査によれば、白幡台1丁目7番7の地点で16万3000円/m²となっている[8]。
歴史
[編集]江戸時代の当地は、「狢沢」と呼ばれる山林地帯の一部であり[6]、武蔵国橘樹郡平村の天台[9]と、同郡下菅生村の初山の一部であった[7]。
明治はじめの地租改正期には、平村字宮ノ谷(みやのやと)、菅生村字初山の各一部となった[6]。1889年(明治22年)の町村制施行に合わせて、平村や菅生村など4村が合併して向丘村が成立し、さらには1938年に向丘村が川崎市に編入されたが、当地の地名は旧村が大字に変わった程度で、大きな変化はなかった。
戦時中には当地の大半が陸軍の演習地として接収されたが、戦後に解放され、1951年(昭和26年)には解放された土地が大字向ヶ丘となり、当地は川崎市大字向ヶ丘字南平・字菅生、そして接収されなかった川崎市大字平字宮ノ谷の各一部となった。1971年(昭和46年)に宅地造成が行われたことにより、白幡台が成立した[10]。
地名の由来
[編集]近隣に鎮座する白幡八幡大神の「白幡」と、旧名である天台の「台」をとって白幡台とされた[6]。
世帯数と人口
[編集]2024年(令和6年)6月30日現在(川崎市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
白幡台1丁目 | 515世帯 | 1,041人 |
白幡台2丁目 | 413世帯 | 722人 |
計 | 928世帯 | 1,763人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[11] | 2,103
|
2000年(平成12年)[12] | 2,074
|
2005年(平成17年)[13] | 2,113
|
2010年(平成22年)[14] | 2,012
|
2015年(平成27年)[15] | 1,849
|
2020年(令和2年)[16] | 1,760
|
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[11] | 717
|
2000年(平成12年)[12] | 757
|
2005年(平成17年)[13] | 823
|
2010年(平成22年)[14] | 829
|
2015年(平成27年)[15] | 812
|
2020年(令和2年)[16] | 818
|
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年3月時点)[17][18]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
白幡台1丁目 | 全域 | 川崎市立白幡台小学校 | 川崎市立犬蔵中学校 |
白幡台2丁目 | 全域 |
事業所
[編集]2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[19]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
白幡台1丁目 | 21事業所 | 158人 |
白幡台2丁目 | 3事業所 | 168人 |
計 | 24事業所 | 326人 |
事業者数の変遷
[編集]経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[20] | 21
|
2021年(令和3年)[19] | 24
|
従業員数の変遷
[編集]経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[20] | 347
|
2021年(令和3年)[19] | 326
|
交通
[編集]鉄道
[編集]当地の地下を武蔵野南線が通過するが、同線は基本的に貨物線であり、また域内に同線を利用可能な駅施設も存在しない。
バス
[編集]当地に乗り入れる路線バスは存在しないが、近隣の道路を川崎市バスが経由しているので、それを利用することができる。
教育
[編集]当地にはかつて川崎市立白幡台小学校附属幼稚園が所在したが[21]、2002年に閉園となった[22]。
その他
[編集]日本郵便
[編集]警察
[編集]町内の警察の管轄区域は以下の通りである[24]。
丁目 | 番・番地等 | 警察署 | 交番・駐在所 |
---|---|---|---|
白幡台1丁目 | 全域 | 宮前警察署 | 宮前平駅前交番 |
白幡台2丁目 | 全域 |
脚注
[編集]- ^ a b “令和6年町丁別世帯数・人口 6月末日現在” (xls). 川崎市 (2024年7月25日). 2024年8月16日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ a b “町丁別面積(総務省統計局「地図で見る統計(統計GIS)の数値」令和2年国勢調査)” (XLS). 川崎市 (2024年1月25日). 2024年3月20日閲覧。 “町丁別面積(総務省統計局「地図で見る統計(統計GIS)」の数値)”
- ^ a b “白幡台の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “区別町名一覧表(宮前区)”. 川崎市 (2022年1月28日). 2022年4月10日閲覧。
- ^ a b c d 「川崎市の町名」 日本地名研究所編、川崎市発行、1991年、P210。
- ^ a b 「たちばな地名探訪」 前川清治、労働教育センター、1997年。ISBN 4-8450-0283-3、P111~114。
- ^ “不動産情報ライブラリ 都道府県地価調査(基準地) 宮前-12”. 国土交通省. 2024年4月6日閲覧。
- ^ 「川崎地名辞典(下)」 日本地名研究所編、川崎市発行、2004年、P59によれば「周辺でいちばんの高台に付くことが多い地名」とされる。
- ^ “町界町名の改正について”. 川崎市 (2019年8月2日). 2024年3月18日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “宮前区の小学校(町丁名順)”. 川崎市 (2022年4月1日). 2022年4月24日閲覧。
- ^ “宮前区の中学校(町丁名順)”. 川崎市 (2020年12月28日). 2022年4月24日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ 「角川日本地名大辞典 14 神奈川県」 竹内理三編、角川書店、1984年、P1109。なお、小学校自体は南平台に所在する。
- ^ 学校の歴史 川崎市立白幡台小学校、2011年9月22日閲覧。
- ^ “郵便番号簿PDF(2023年度版) 表紙等付属資料” (PDF). 日本郵便. 2024年2月10日閲覧。 “郵便番号データダウンロード 郵便番号簿PDF(2023年度版)”
- ^ “地域課”. 宮前警察署. 2022年4月3日閲覧。