初山 (川崎市)

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初山
初山の位置(神奈川県内)
初山
初山
初山の位置
北緯35度35分47.58秒 東経139度33分48.11秒 / 北緯35.5965500度 東経139.5633639度 / 35.5965500; 139.5633639
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Kanagawa Prefecture.svg 神奈川県
市町村 Flag of Kawasaki, Kanagawa.svg 川崎市
宮前区
面積
 • 合計 0.987km2
人口
2017年(平成29年)12月31日現在)[2]
 • 合計 5,102人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
216-0026[3]
市外局番 044 (川崎MA)[4]
ナンバープレート 川崎

初山(はつやま)は、神奈川県川崎市宮前区町名。現行行政地名は初山一丁目及び初山二丁目。1986年昭和61年)11月23日に当地区の住居表示実施にともなって新設された[5]郵便番号は216-0026[3]。面積は0.987km2[1]

地理[編集]

宮前区の北部に位置し、平瀬川が流れている。北部には生田緑地の一部として川崎市が運営する[6]「川崎国際生田緑地ゴルフ場」が所在し、南部には住宅地が広がっているが、一部では地図混乱地域が発生した[7]

初山の北部では多摩区枡形東生田と、東部では白幡台南平台と接している。南部では犬蔵と、南部から西部にかけては菅生と接している(特記のない町名は宮前区所属)。

面積[編集]

面積は以下の通りである[1]

丁目 面積(km2
初山一丁目 0.726
初山二丁目 0.260
0.987

歴史[編集]

当地には1275年(建治元年)開基と伝わる初香山本遠寺があり、幼稚園や川崎市初の私立図書館も設置されている[8]。また、「初山の獅子舞」が伝わり、当地に所在した八幡社に奉納されていたが、明治末期に菅生神社に合祀されて以降、そちらに奉納されるようになった[8]。これは現代も続いており、2001年(平成13年)には神奈川県の無形民俗文化財に指定されている[9]

地名の由来[編集]

年の始めに山仕事を始める際の神事である「初山入り」に由来するものとも考えられているが、正確なところは不明である[8][10]

沿革[編集]

  • 1275年(建治元年) - 本遠寺の開基と伝わる。
  • 江戸時代 - 下菅生村の一部に属する。
  • 1874年明治7年) - 大区小区制により、当地は第5大区第6小区に属する。
  • 1889年(明治22年) - 町村制施行にあわせ、菅生村など4村が合併して向丘村が成立。当地は向丘村大字菅生の一部となる。
  • 1910年(明治43年) - 当地に所在した八幡社が菅生神社に合祀される[11]
  • 1938年昭和13年) - 向丘村が川崎市に編入。川崎市菅生の一部となる。
  • 1951年(昭和26年) - 軍用地が解放され、大字向ケ丘となる。
  • 1972年(昭和47年) - 川崎市が政令指定都市へ移行。高津区菅生・向ケ丘の各一部となる。
  • 1982年(昭和57年) - 高津区から宮前区が分区。当地は宮前区菅生・向ケ丘の各一部となる。
  • 1986年(昭和61年) - 住居表示の実施により、菅生・向ケ丘の各一部をもって宮前区初山一丁目・二丁目が成立。
  • 1996年(平成8年) - 向ヶ丘地区の登記更生が完了。同地区の地図混乱状態が解消する[12]

町域の新旧対照[編集]

初山が住居表示を施行する前のは、以下のようになっていた[13]

現町丁 住居表示施行前の字
初山1丁目 菅生字滝沢、菅生字初山、菅生字中村、菅生字長沢の各一部
初山2丁目 菅生字滝沢、菅生字初山、菅生字中村、向ケ丘字菅生、向ケ丘字南平、向ケ丘字南菅生の各一部

世帯数と人口[編集]

2017年(平成29年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
初山一丁目 916世帯 2,206人
初山二丁目 1,229世帯 2,896人
2,145世帯 5,102人

人口の推移[編集]

人口推移のグラフ

初山の人口は、以下の表のように推移している。

基準日 初山1丁目 初山2丁目 合計 人口基準 出典
1987年(昭和62年) 4月1日 1589 3288 4877 推計人口 [14]
1988年(昭和63年) 10月1日 1614 3205 4819 推計人口 [15]
1989年(平成元年) 10月1日 1641 3199 4840 推計人口 [15]
1990年(平成2年) 10月1日 1677 3072 4749 国勢調査 [15]
1991年(平成3年) 10月1日 1674 3027 4701 推計人口 [15]
1992年(平成4年) 10月1日 1701 2923 4624 推計人口 [15]
1993年(平成5年) 10月1日 1768 2888 4656 推計人口 [16]
1994年(平成6年) 10月1日 1736 2888 4624 推計人口 [16]
1995年(平成7年) 10月1日 1752 2893 4645 国勢調査 [16]
1996年(平成8年) 10月1日 1834 3027 4861 登録人口 [16]
1997年(平成9年) 10月1日 1855 3218 5073 登録人口 [16]
1998年(平成10年) 10月1日 1912 3279 5191 登録人口 [17]
1999年(平成11年) 10月1日 1954 3262 5216 登録人口 [18]
2000年(平成12年) 10月1日 2000 3255 5255 登録人口 [19]
2001年(平成13年) 10月1日 1994 3208 5202 登録人口 [20]
2002年(平成14年) 10月1日 2070 3145 5215 登録人口 [21]
2003年(平成15年) 10月1日 2205 3170 5375 登録人口 [22]
2004年(平成16年) 10月1日 2214 3232 5446 登録人口 [23]
2005年(平成17年) 9月30日 2173 3184 5357 登録人口 [24]
2006年(平成18年) 9月30日 2192 3115 5307 登録人口 [25]
2007年(平成19年) 9月30日 2225 3123 5348 登録人口 [26]
2008年(平成20年) 9月30日 2239 3062 5301 登録人口 [27]
2009年(平成21年) 9月30日 2221 3103 5324 登録人口 [28]
2010年(平成22年) 9月30日 2240 3001 5241 登録人口 [29]

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[30][31]

丁目 番地 小学校 中学校
初山一丁目 全域 川崎市立菅生小学校 川崎市立菅生中学校
初山二丁目 1~9番9号
9番23号~10番20号
10番50号
23番1~44号
24~26番、28番
17~22番
23番45~47号
27番、29番
川崎市立犬蔵小学校 川崎市立犬蔵中学校
その他 川崎市立白幡台小学校

交通[編集]

鉄道[編集]

当地の地下を武蔵野南線が通過しているが、同線は貨物線であり、また当地に駅など同線を利用可能な設備は設置されていない。

バス[編集]

宮前平駅溝口駅などと当地を結ぶ路線バスが、川崎市交通局鷲ヶ峰営業所)によって運行されている。

施設[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 町丁別面積(総務省統計局「地図で見る統計(統計GIS)」の数値)”. 川崎市 (2015年10月26日). 2018年2月15日閲覧。
  2. ^ a b 町丁別世帯数・人口”. 川崎市 (2018年1月25日). 2018年2月15日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年2月15日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年2月15日閲覧。
  5. ^ 区別町名一覧表(宮前区)”. 川崎市 (2016年12月1日). 2016年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年8月2日閲覧。
  6. ^ 施設案内-生田緑地 川崎市、2011年8月15日閲覧。
  7. ^ 自治会(1996)、P14
  8. ^ a b c 前川(1997)、P140~142
  9. ^ 獅子舞(初山の獅子舞) 川崎市、2011年8月15日閲覧。
  10. ^ 川崎市(2004)、P43
  11. ^ 川崎市(2004)、P48-49
  12. ^ 自治会(1996)、P82
  13. ^ 昭和61年川崎市告示第126号(同年5月10日発行「川崎市公報」号外第7号、10~11ページ所収。Wikisource-logo.svg 原文)。
  14. ^ 川崎市発行「川崎市統計書」昭和62年版、P28・29
  15. ^ a b c d e 川崎市発行「川崎市統計書」平成4年版、P32~34
  16. ^ a b c d e 川崎市発行「川崎市統計書」平成9年版、P32~33
  17. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成10年10月1日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  18. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成11年10月1日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  19. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成12年10月1日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  20. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成13年10月1日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  21. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成14年10月1日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  22. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成15年10月1日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  23. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成16年10月1日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  24. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成17年9月末日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  25. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成18年9月末日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  26. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成19年9月末日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  27. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成20年9月末日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  28. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成21年9月末日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  29. ^ 川崎市町丁別世帯数・人口(平成22年9月末日現在) 川崎市、2011年10月3日閲覧。
  30. ^ 川崎市立小学校の通学区域”. 川崎市 (2015年4月1日). 2018年2月15日閲覧。
  31. ^ 川崎市立中学校の通学区域”. 川崎市 (2015年4月1日). 2018年2月15日閲覧。

参考文献[編集]

  • 「川崎地名辞典(下)」 日本地名研究所編、川崎市発行、2004年。
  • 「たちばな地名探訪」 前川清治、労働教育センター、1997年。ISBN 4-8450-0283-3
  • 「泥んこ道路が公道になった 公図混乱解消30年の記録」 向ヶ丘第5次自治会編、労働教育センター、1996年。ISBN 4-8450-0275-2