鷺沼 (川崎市)

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鷺沼
—  町丁  —
鷺沼駅前(2008年4月5日)
鷺沼の位置(神奈川県内)
鷺沼
鷺沼
鷺沼の位置
座標: 北緯35度34分32.29秒 東経139度34分6.22秒 / 北緯35.5756361度 東経139.5683944度 / 35.5756361; 139.5683944
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Kanagawa Prefecture.svg 神奈川県
市町村 Flag of Kawasaki.svg 川崎市
宮前区
面積[1]
 - 計 0.751km2 (0.3mi2)
人口 (2017年(平成29年)12月31日現在)[2]
 - 計 12,169人
等時帯 日本標準時 (UTC+9)
郵便番号 216-0004[3]
市外局番 044 (川崎MA)[4]
ナンバープレート 川崎

鷺沼(さぎぬま)は、神奈川県川崎市宮前区町名。現行行政地名は鷺沼一丁目から鷺沼四丁目で、住居表示未実施区域[5]郵便番号は216-0004[3]。面積は0.751km2[1]

地理[編集]

川崎市宮前区西部に位置する。東急田園都市線鷺沼駅周辺が商業地となっているほか、その周囲は住宅地となっている。また、矢上川の支流である有馬川の水源地ともなっている[6]

鷺沼は北東端で土橋小台と、東端から南端にかけて有馬と、西端では犬蔵横浜市青葉区美しが丘新石川と接する(特記のない町域は川崎市宮前区)。

面積[編集]

面積は以下の通りである[1]

丁目 面積(km2
鷺沼一丁目 0.185
鷺沼二丁目 0.152
鷺沼三丁目 0.200
鷺沼四丁目 0.214
0.751

地価[編集]

住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、鷺沼2丁目2番13の地点で32万7000円/m2となっている。[7]

歴史[編集]

当地は、昭和中期までは家が数件の他には農地と山林が続いている地域であり[6]有馬などの一部であった。戦時中に軍用地として多くの土地が接収され、当地には照空隊も設置された[6]。戦後には軍用地が解放され、元の耕作者へと売り渡されたものの、税負担の問題もあって、帰農した旧軍人へと渡った土地も多かった[6]

駅前からたまプラーザまで美しい桜並木が続く

その後東急の総帥五島慶太自ら音頭を取った多摩田園都市計画が進行し、当地でもその一環として、東京急行電鉄による代行方式(東急の負担で事業を行う代わりに、保留地を一括取得する)で[8]有馬第一土地区画整理事業が行われ、その結果、「鷺沼」の町名が誕生した[9]1987年10月に発表された基準地地価上昇率で、たまプラーザを最寄り駅とする美しが丘に続き、鷺沼の住宅地が2位となった。

地名の由来[編集]

当地に「鷺沼谷」(さぎぬまやと)と呼ばれる谷戸が長く伸びており、それをもとにして有馬村に設置されていた「鷺沼耕地」という小字に由来する[10]

沿革[編集]

  • 江戸時代 - 当地は有間村・土橋村・下菅生村の各一部であった。
  • 1889年明治22年) - 町村制の施行により、宮前村向丘村が成立し、当地は両村の各一部となる。
  • 1938年昭和13年) - 宮前村・向丘村が川崎市に編入される。当地は川崎市有馬・土橋・菅生の各一部となる。
  • 1940年(昭和15年) - 当地の多くが軍用地として接収される。
  • 1956年(昭和21年) - 軍用地が解放され、そのうち旧宮前村域には宮崎、旧向丘村域には向ケ丘という大字が設定される。そのうち、宮崎では当地に新鷺沼というがついた[6]
  • 1962年(昭和37年) - 有馬第一土地区画整理事業の事業計画決定がなされた[11]
  • 1966年(昭和41年) - 東急田園都市線が長津田まで開通し、当地に鷺沼駅が設置される。また、有馬第1土地区画整理事業の換地処分が行われ[11]鷺沼1丁目~4丁目が成立[9]
  • 1972年(昭和47年) - 川崎市が政令指定都市に移行。当地は高津区鷺沼となる。
  • 1978年(昭和53年) - さぎ沼とうきゅう(現・フレルさぎ沼)が開業[10]
  • 1982年(昭和57年) - 高津区から宮前区が分区。宮前区鷺沼となる。

町名の新旧対照[編集]

区画整理がなされる前のは、以下のようになっていた[12]

丁目 区画整理前の字
鷺沼一丁目 有馬字北耕地、有馬字鷺沼耕地、宮崎字新鷺沼の各一部
鷺沼二丁目 有馬字鷺沼耕地、宮崎字新鷺沼の各一部
鷺沼三丁目 宮崎字新鷺沼、向ケ丘の各一部
鷺沼四丁目 宮崎字新鷺沼、向ケ丘の各一部

世帯数と人口[編集]

2017年(平成29年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
鷺沼一丁目 2,027世帯 4,031人
鷺沼二丁目 938世帯 2,001人
鷺沼三丁目 1,296世帯 2,804人
鷺沼四丁目 1,369世帯 3,333人
5,630世帯 12,169人

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[13][14]

丁目 番地 小学校 中学校
鷺沼一丁目 全域 川崎市立鷺沼小学校 川崎市立有馬中学校
鷺沼二丁目 全域
鷺沼三丁目 全域
鷺沼四丁目 全域

交通[編集]

鉄道[編集]

東急田園都市線が域内を通過し、鷺沼駅が所在する。

バス[編集]

鷺沼駅を起点として、各方面へのバスが、東急バス川崎市交通局の2事業者によって運行されている。

道路[編集]

施設[編集]

商業施設[編集]

金融機関[編集]

宗教施設[編集]

教育施設[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 町丁別面積(総務省統計局「地図で見る統計(統計GIS)」の数値)”. 川崎市 (2015年10月26日). 2018年2月15日閲覧。
  2. ^ a b 町丁別世帯数・人口”. 川崎市 (2018年1月25日). 2018年2月15日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年2月15日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年2月15日閲覧。
  5. ^ 区別町名一覧表”. 川崎市. 2018年2月15日閲覧。
  6. ^ a b c d e 「川崎の町名」日本地名研究所編、川崎市発行、1991年、P195~196。
  7. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  8. ^ 川崎市計画局都市計画部区画整理課「川崎市土地区画整理概要」1966年、P81~82。
  9. ^ a b 町界町名の改正について 川崎市、2010年11月22日現在(2011年10月1日閲覧)。
  10. ^ a b 「たちばな地名探訪」 前川清治、労働教育センター、1997年、P104~106。ISBN 4-8450-0283-3
  11. ^ a b 川崎市都市整備局開発部区画整理課「川崎の区画整理」1992年、P37~38。
  12. ^ 川崎市計画局都市計画部区画整理課「土地区画整理事業による住所旧新対照表(有馬第一地区)」1966年、付属地図。
  13. ^ 川崎市立小学校の通学区域”. 川崎市 (2015年4月1日). 2018年2月15日閲覧。
  14. ^ 川崎市立中学校の通学区域”. 川崎市 (2015年4月1日). 2018年2月15日閲覧。
  15. ^ 「フレルさぎ沼」、「フレル・ウィズ自由が丘」のオープンについて (PDF) 東急ストア、2011年4月28日(2011年9月29日閲覧)。
  16. ^ サレジオ学院の沿革 サレジオ学院、2011年9月29日閲覧。