「1975年のJSL」の版間の差分

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'''[[1975年]]の[[日本サッカーリーグ|JSL]]'''（第11回日本サッカーリーグ1部および第4回日本サッカーリーグ2部）は[[1975年]][[4月6日]]から[[12月14日]]まで行われた。優勝は1部が[[ヤンマーディーゼルサッカー部]]で2部が[[田辺製薬サッカー部]]であった。
'''[[1975年]]の[[日本サッカーリーグ|JSL]]'''（第11回日本サッカーリーグ1部および第4回日本サッカーリーグ2部）は、1部が[[1975年]][[4月6日]]から[[12月14日]]まで、2部が[[4月6日]]から[[11月2日]]まで行われた。
優勝は1部が[[ヤンマーディーゼルサッカー部]]、2部が[[田辺製薬サッカー部]]であった。


JSL1部の優勝の行方は[[三菱重工業サッカー部|三菱重工]]とヤンマーディーゼルが第17節終了時点で勝点29で並び、最終節の両者の直接対決で決する事となった。12月14日に[[国立霞ヶ丘陸上競技場]]で行われた試合は人気カードとあって3万5千人の大観衆が詰め掛けた。試合は得失点差で優位に立つヤンマーが前半に先制されながらも後半3分までに[[釜本邦茂]]の2得点などで逆転し4-1の圧勝。2年ぶり3度目のリーグ制覇となった
JSL1部の優勝の行方は[[三菱重工業サッカー部|三菱重工]]とヤンマーディーゼルが第17節終了時点で勝点29で並び、最終節の両者の直接対決で決する事となった。12月14日に[[国立霞ヶ丘陸上競技場]]で行われた試合は人気カードとあって3万5千人の大観衆が詰め掛けた。試合は得失点差で優位に立つヤンマーが前半に先制されながらも後半3分までに[[釜本邦茂]]の2得点などで逆転し4-1の圧勝。2年ぶり3度目のリーグ制覇となった
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またJSL2部は日本リーグ創設前の古豪、田辺製薬が制し、初のJSL1部昇格を果たした。
またJSL2部は日本リーグ創設前の古豪、田辺製薬が制し、初のJSL1部昇格を果たした。


== 1部 ==
== JSL1部 ==
=== 大会概要 ===
=== 大会概要 ===
* 開催期間：[[1975年]][[4月6日]]から、1975年[[12月14日]]。
* 開催期間：前期 [[1975年]][[4月6日]]-[[6月2日]]、後期 [[10月18日]]-[[12月14日]]。
* 主な変更なし。
* 主な変更なし。


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=== 入替戦 ===
=== JSL1部・2部入替戦 ===
==== 参加クラブ ====
参加クラブ
* 日本鋼管（JSL1部9位）
* 日本鋼管（JSL1部9位）
* トヨタ自動車工業（JSL1部10位）
* トヨタ自動車工業（JSL1部10位）
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* 読売クラブ（JSL2部準優勝）
* 読売クラブ（JSL2部準優勝）


==== 成績 ====
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== 2部 ==
== JSL2部 ==
=== 大会概要 ===
=== JSL2部大会概要 ===
* 開催期間：[[1975年]][[4月6日]]-[[11月2日]]。
* 10チームで2回戦のリーグ戦で行われた。
* 10チームで2回戦のリーグ戦で行われた。


=== 参加クラブ ===
=== JSL2部参加クラブ ===
* [[読売サッカークラブ]]
* [[読売サッカークラブ]]
* [[川崎フロンターレ|富士通サッカー部]]
* [[川崎フロンターレ|富士通サッカー部]]
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* [[Honda FC|本田技研工業サッカー部]]
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=== 成績 ===
=== JSL2部成績 ===
==== 年間順位 ====
==== JSL2部年間順位 ====
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=== 入替戦 ===
=== JSL2部・社会人入替戦 ===
==== 参加クラブ ====
参加クラブ
*電電近畿（JSL2部9位）
*電電近畿（JSL2部9位）
*大日日本電線（JSL2部10位）
*大日日本電線（JSL2部10位）
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*[[古河電気工業千葉事業所サッカー部]]（全国社会人サッカー選手権大会準優勝）
*[[古河電気工業千葉事業所サッカー部]]（全国社会人サッカー選手権大会準優勝）


==== 成績 ====
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* ヤンマークラブと古河電工千葉はJSL2部昇格。
* ヤンマークラブと古河電工千葉はJSL2部昇格。


=== 表彰 ===
=== JSL2部表彰 ===
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2010年12月27日 (月) 11:44時点における版

1975年のJSL（第11回日本サッカーリーグ1部および第4回日本サッカーリーグ2部）は、1部が1975年4月6日から12月14日まで、2部が4月6日から11月2日まで行われた。

優勝は1部がヤンマーディーゼルサッカー部、2部が田辺製薬サッカー部であった。

JSL1部の優勝の行方は三菱重工とヤンマーディーゼルが第17節終了時点で勝点29で並び、最終節の両者の直接対決で決する事となった。12月14日に国立霞ヶ丘陸上競技場で行われた試合は人気カードとあって3万5千人の大観衆が詰め掛けた。試合は得失点差で優位に立つヤンマーが前半に先制されながらも後半3分までに釜本邦茂の2得点などで逆転し4-1の圧勝。2年ぶり3度目のリーグ制覇となった

またJSL2部は日本リーグ創設前の古豪、田辺製薬が制し、初のJSL1部昇格を果たした。

JSL1部

大会概要

参加クラブ

このシーズンの後期から藤和不動産サッカー部がフジタ工業クラブサッカー部に名称を変更した。

成績

年間順位

順位 クラブ 勝点 勝利 引分 敗戦 得点 失点 得失差
1位 ヤンマー 31 14 3 1 44 11 ＋33
2位 三菱重工 29 13 3 2 30 16 ＋14
3位 日立製作所 25 10 5 3 31 11 ＋20
4位 新日鐵 21 9 3 6 28 23 ＋5
5位 永大産業 18 8 2 8 30 29 ＋1
6位 古河電工 17 6 5 7 34 22 ＋12
7位 フジタ工業 13 5 3 10 19 31 －12
8位 東洋工業 12 4 4 10 20 29 －9
9位 日本鋼管 11 4 3 11 15 32 －17
10位 トヨタ自工 3 0 3 15 17 64 －47


優勝
JSL2部との入替戦

得点ランキング

順位 選手名 所属クラブ 得点数
1 釜本邦茂 ヤンマー 17
2 松永章 日立製作所 15
3 阿部洋夫 ヤンマー 14
5 川本治 古河電工 10
奥寺康彦 古河電工 9
日高憲敬 新日鐵 9

アシストランキング

順位 選手名 所属クラブ アシスト数
1 釜本邦茂 ヤンマー 6
ジョージ小林 ヤンマー 6
今村博治 ヤンマー 6
平沢周策 日立製作所 6
5 川本治 古河電工 5
永井良和 古河電工 5
崎谷誠一 新日鐵 5
堀井美晴 ヤンマー 5

JSL1部・2部入替戦

参加クラブ

  • 日本鋼管（JSL1部9位）
  • トヨタ自動車工業（JSL1部10位）
  • 田辺製薬（JSL2部優勝）
  • 読売クラブ（JSL2部準優勝）
JSL1部 第1戦 第2戦 JSL2部
日本鋼管 1-1 1-0 読売クラブ
トヨタ自工　 1-0 1-1 田辺製薬
  • 日本鋼管とトヨタ自動車工業はJSL1部残留。

表彰

賞 選手名 所属クラブ 受賞回数
得点王 釜本邦茂 ヤンマー 5
アシスト王 釜本邦茂　 ヤンマー 2
今村博治 ヤンマー 初
平沢周策 日立製作所 初
ゴールデンボール賞 釜本邦茂 ヤンマー 5
シルバーボール賞 釜本邦茂 ヤンマー 2
新人王 斉藤和夫 三菱重工 _
年間優秀11人賞 田口光久 三菱重工 初
斉藤和夫 三菱重工 初
清雲栄純 古河電工 2
川上信夫 日立製作所 2
落合弘 三菱重工 4
吉村大志郎 ヤンマー 4
森孝慈 三菱重工 5
ジョージ小林 ヤンマー 2
松永章 日立製作所 4
釜本邦茂 ヤンマー 8
藤口光紀 三菱重工 2

JSL2部

JSL2部大会概要

JSL2部参加クラブ

JSL2部成績

JSL2部年間順位

順位 クラブ 勝点 勝利 引分 敗戦 得点 失点 得失差
1 田辺製薬 27 12 3 3 36 17 ＋19
2 読売クラブ 26 11 4 3 43 16 ＋27
3 富士通 26 10 6 2 37 17 ＋20
4 本田技研 22 10 2 6 33 29 ＋4
5 帝人松山 19 8 3 7 31 34 －3
6 京都紫光クラブ 15 5 5 8 18 20 －2
7 甲府クラブ 14 5 4 9 27 34 －7
8 住友金属 12 3 6 9 27 38 －11
9 電電近畿 10 4 2 12 25 52 －27
10 大日日本電線 9 3 3 12 19 39 －20


JSL1部との入替戦
社会人との入替戦

JSL2部・社会人入替戦

参加クラブ

JSL 第1戦 第2戦 社会人
電電近畿 1-2 0-0 古河電工千葉
大日日本電線　 1-1 0-2 ヤンマークラブ
  • 電電近畿と大日日本電線は地域リーグ降格。
  • ヤンマークラブと古河電工千葉はJSL2部昇格。

JSL2部表彰

賞 選手名 所属クラブ 備考
得点王 岡島俊樹 読売クラブ 21得点
アシスト王 ジョージ与那城 読売クラブ 7アシスト

関連項目

日本サッカーリーグ（JSL）のシーズン
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
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