津軽百年食堂

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津軽百年食堂
著者 森沢明夫
発行日 2009年2月27日
発行元 小学館
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判
ページ数 336
コード ISBN 978-4-09-386245-5
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津軽百年食堂』(つがるひゃくねんしょくどう)は、森沢明夫による日本小説。また、それを原作とした2011年(平成23年)の日本映画

青森県が、三代、約100年続く大衆食堂を百年食堂と名付け、観光の目玉の一つとしたことから生まれた作品。青森を舞台とした“青森三部作”の第1作。第2作は2010年(平成22年)に刊行されたカーリングを題材とした作品『青森ドロップキッカーズ』。

あらすじ[編集]

明治42年、弘前。大森賢治(中田敦彦)は、鰯の焼き干しを使った出汁が評判の津軽蕎麦屋台を営んでいた。賢治が使う焼き干しは、戦争で夫を失ったトヨ(早織)が幼い娘フキと共に、青森から仕入れるもの。トヨに淡い想いを抱く賢治は、2人で店を持つことを夢見ていた。現代の東京。バルーンアートで生計を立てている大森陽一(藤森慎吾)とカメラマンの筒井七海(福田沙紀)が結婚披露宴会場で出会う。うっかり七海の照明器具を壊してしまった陽一は、弁償の代わりに七海とルームシェアすることに。偶然にも、2人とも出身は弘前。陽一の実家は、弘前に100年続く“大森食堂”だった。四代目の彼は、中学生の頃から父の哲夫(伊武雅刀)に津軽蕎麦作りを仕込まれてきたが、父との確執から家を飛び出し、東京で暮らしていた。だがその心中は、故郷に対する捨て切れぬ思いと将来への不安に揺れる。そんな時、哲夫が交通事故で入院という知らせが届き、一時帰省を決める。同じ頃、七海の師匠、浅尾(大杉漣)が仕事中に倒れ、病院に運ばれる。見舞いに訪れた七海は、浅尾と妻の美音子(かとうかず子)の強い絆を目にしてショックを受ける。彼女にとって浅尾は、師匠であると同時に恋人でもあったのだ。一方、数年前に父と大喧嘩して飛び出して以来、久しぶりに故郷の土を踏む陽一。店を訪れた高校の同級生たちとの交流に心地よさを覚える。そこへ、七海が突然帰省。陽一と再会した彼女は、亡き父の思い出を語り、失恋を認め、自分を見つめ直す。そんな七海を優しく受け止める陽一。だが陽一は、津軽蕎麦を巡って再び父と喧嘩。東京に戻ろうと考えるが、祖母フキが亡くなり、状況が一変する。初代、賢治の津軽蕎麦と大森食堂を愛したフキの思いを知る陽一は、彼女が楽しみにしていたさくらまつりへの出店を決意。明治の賢治と現代の陽一。満開の桜の下、それぞれに小さな奇跡が起ころうとしていた……。

映画[編集]

津軽百年食堂
監督 大森一樹
脚本 青柳祐美子
大森一樹
製作 二村慈哉
製作総指揮 川阪実由貴
出演者 藤森慎吾
中田敦彦
音楽 坂本サトル
主題歌 THE BOOM暁月夜〜あかつきづくよ〜
撮影 松本ヨシユキ
編集 宇賀神雅裕
配給 日活、リベロ
公開 日本の旗 2011年4月2日
上映時間 106分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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キャスト[編集]

スタッフ[編集]

その他[編集]

  • 2011年(平成23年)4月、映画とタイアップした「津軽百年食堂弁当」が発売された[1]
  • ITTO個別指導学院の夏期講習の国語の問題の使用されている。

外部リンク[編集]