旭浜駅
表示
(旭浜信号場から転送)
旭浜駅 | |
---|---|
旭浜駅全景(2006年3月) | |
あさひはま Asahihama | |
◄H47 長万部 (5.3 km) (5.3 km) 静狩 H46► | |
所在地 | 北海道山越郡長万部町字旭浜 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■室蘭本線 |
キロ程 | 5.3 km(長万部起点) |
電報略号 | サハ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1969年(昭和44年)9月20日[1] |
廃止年月日 | 2006年(平成18年)3月18日 |
備考 | 廃駅 |
旭浜駅(あさひはまえき)は北海道山越郡長万部町字旭浜にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線の駅(廃駅)である。利用者僅少に伴い2006年(平成18年)3月18日に廃駅となった[2]。
歴史
[編集]- 1943年(昭和18年)9月25日 - 国有鉄道の旭浜信号場として設置[1][3]。その後付番された事務管理コードは▲140301[4]。
- 1969年(昭和44年)9月20日 - 長万部-静狩間複線化に伴い旭浜信号場廃止[1]。同所に旭浜仮乗降場(局設定)設置[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承、旅客駅に昇格[1][3]。
- 1990年(平成2年)3月10日 - 営業キロ設定[1]。
- 2006年(平成18年)
駅名の由来
[編集]「近くにある旭浜という浜の名から[3]」とされている。
駅構造
[編集]廃止時点で、相対式ホーム2面2線を有する複線区間の地上駅。互いのホームは千鳥式に配置されており、構内踏切で連絡していた。無人駅となっており、駅舎は存在せず、構内踏切の脇に待合室が設置されていた[5]。
駅周辺
[編集]いわゆる「秘境駅」で、旭浜集落までかなりの距離があった。周囲には廃ドライブインがあるほか、水産加工場が徒歩圏にあるのみであった。
その他
[編集]廃止まで、道南と道央を移動する場合のメインルートである室蘭本線経由(いわゆる「海線」)の乗車券では経由欄に「旭浜」と表示されることが多く、直接の利用者が少なかったのに反して目にする機会が比較的多い駅名であった。なお現在では中ノ沢以南から小幌以遠の室蘭線経由の乗車券の場合、隣の静狩駅が経由欄に記載されている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、848-849頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b “旭浜駅 60年の歴史に幕 利用者減少のため 長万部”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2006年3月11日)
- ^ a b c 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 52. ISBN 4-89391-549-5
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、224頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)82ページより。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 平成18年3月のダイヤ改正について(PDF、JR北海道)