長和駅

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長和駅
長和駅(2009年9月)
長和駅(2009年9月)
ながわ
Nagawa
H40 有珠 (4.9km)
(3.0km) 伊達紋別 H38
所在地 北海道伊達市長和町
駅番号 H39
所属事業者 JR logo (hokkaido).svg北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 室蘭本線
キロ程 51.5km(長万部起点)
電報略号 ワナ
オル(改称前)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
34人/日(降車客含まず)
-2012年度-
乗降人員
-統計年度-
68人/日
-2012年度-
開業年月日 1928年昭和3年)9月10日
備考 無人駅
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長和駅(ながわえき)は、北海道伊達市長和町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線駅番号H39電報略号ワナ

駅構造[編集]

単式ホーム島式ホーム複合型の2面3線を有する地上駅。但し島式ホームの駅舎側の1線(中線)は1993年(平成5年)時点で側線扱いとなっている[1]。互いのホームは駅舎側単式ホーム中央と島式ホーム北側を結んだ警報機付き[2]構内踏切で連絡している。ほかに下り線側(駅舎側)に岩見沢方から分岐した側線を1線有し、ホームはその部分が切欠きホームとなっている。また1983年(昭和58年)時点では島式ホーム外側に長万部方から分岐した短い側線も1線有していた[3]。2面3線時代の配線は左右裏返しにすると有珠駅とほぼ同じ配線であった[3]

無人駅となっている。駅舎は線路の東側(陸側・岩見沢方面に向かって左側)に位置し単式ホームに接している。有人駅時代の駅舎は改築され、シャープな屋根のラインが印象的な近代的な駅舎[2]となっている。駅舎内にトイレを有する。

有珠駅より当駅までは複線区間、当駅より稀府駅までは単線区間となっている。

駅名の由来[編集]

当駅の所在する地名より。当地は以前、アイヌ語の「オ・サル・ウン・ペッ」(河口にの原がある川)に由来する「長流」(おさる)の名で(別に「オサレペツ」(投げる川)の説あり[2])、駅名も同名であったが、修学旅行で学校名・地名を訊かれる際や、毎日利用する駅が「お猿」では嫌だという中学生による改称運動が起こり、1959年(昭和34年)に地名も含めて現在の「長和」に改称された。

利用状況[編集]

1日平均の乗降人員は下記の通りである。

乗降人員推移
年度 1日平均人数
1981[3] 106
1992[1] 150
2005 31
2006 71
2007 61
2008 72
2009 57
2010 66
2011 83
2012 34

駅周辺[編集]

駅の付近には長和の市街地が広がっている。駅のホームから北の方向を望むと、天気の良い日には昭和新山有珠山を望むことができる。

歴史[編集]

1976年の長和駅と周囲約1km範囲。右が東室蘭方面及び右下の志村化工伊達工場へ駅裏の留置線から専用線が向かっている。当駅から有珠駅までは複線区間。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
  • 1928年(昭和3年)9月10日 - 国有鉄道長輪線静狩駅 - 伊達紋別駅間開通に伴い長流駅(おさるえき)として開業。一般駅
  • 1931年(昭和6年)4月1日 - 長輪線を室蘭本線に編入、それに伴い同線の駅となる。
  • 1957年(昭和33年)6月 - 北海道砂鉄鋼業(1965年に北菱産業と合併)伊達工場の操業開始に伴い、専用線使用開始。
  • 1959年(昭和34年)10月1日 - 長和駅に改称。
  • 1969年(昭和44年)7月 - 北菱産業伊達工場跡地にニッケル精錬の志村化工(現エス・サイエンス)伊達工場[4]が進出、専用線も継承[5]
  • 1980年(昭和55年)5月15日 - 貨物・荷物取扱い廃止。無人(簡易委託)化。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
  • 1989年(平成元年) - 駅舎改築[2]
  • 時期不詳[注 1] - 簡易委託廃止、完全無人化。

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道
室蘭本線
有珠駅 (H40) - 長和駅 (H39) - 伊達紋別駅 (H38)

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 1990年7月1日時点では簡易委託駅(小冊子『HANDBOOK 1990』「駅は旅の出発点」(発行:北海道旅客鉄道、1990年発行)より)、1993年6月時点では既に完全無人化されている(書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)83ページより。)。

出典[編集]

  1. ^ a b 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)83ページより。
  2. ^ a b c d 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)138ページより。
  3. ^ a b c 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)75ページより。
  4. ^ 1982年に操業停止、1985年完全撤退。
  5. ^ 昭和45年度全国専用線一覧にて作業距離1.0km、総延長2.6km。

関連項目[編集]