内浦湾

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座標: 北緯42度20分 東経140度35分 / 北緯42.333度 東経140.583度 / 42.333; 140.583

スペースシャトルからのレーダーイメージ(2000年2月17日、毛利衛らによるShuttle Radar Topography Mission
長万部海岸の夜明け
八雲町南部から北海道駒ヶ岳を望む

内浦湾(うちうらわん)は、北海道南西部、渡島半島によって三方を囲まれたである。噴火湾胆振湾ともいわれる。

地理[編集]

渡島半島の基部東岸、室蘭市チキウ岬絵鞆半島)及び駒ヶ岳北東麓の松屋崎に囲まれた、ほぼ円形(直径約50km)の海域である。

別称である「噴火湾」は、1796年寛政8年)に当地を訪れた英国調査スループプロビデンス号のブロートン海尉が、内浦湾がほぼ円形な事と、周囲を取り囲む北海道駒ヶ岳有珠山などの火山を見て「これは Volcano Bay だ」と語ったことに由来するといわれる。しかし、内浦湾には陥没量に見合うだけの火山噴出物が周囲に分布しないので、カルデラに海水が進入してできた地形ではないと論じられている[1]

湾ではサケイカカレイなどがよく獲れるほか、ホタテガイの養殖が盛んである。また、稀にフグが水揚げされることもある。

湾口の長さは約30km[2]。ここをショートカットできると、現在湾の北側沿岸を通っている道央自動車道室蘭本線などの道路・線路に比べ大幅に距離を短縮できる上に、有珠山・駒ヶ岳などの噴火の影響を回避しやすくなることから、札幌市など道央地域と函館市など道南地域の間の交流活性化につながるとして、一部の識者により沈埋トンネルまたはの建設が議論されているが[3]、現実的なものとは考えられていない。

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湾岸の市町村[編集]

南から時計回りに

湾岸部の交通[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 火山学者に聞いてみよう -トピック編- 噴火湾
  2. ^ 噴火湾 - 閉鎖性海域ネット
  3. ^ 第14回工業技術研究会 - 日本技術士会北海道支部

関連項目[編集]

外部リンク[編集]